保健医の高杉せんせー
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「わ~、
すっごい大きな魚~。
あっ、、こっちもすごい、せんせー!
こっち、こっち!」
「痛ェよ、
んなひっぱんな」
私はせんせーの腕を引いては、
いろんな水槽を見て回る。
「あ!
こっちのブースすいて・・・っ
・・・・・!!!//////」
すごく空いてるブースがあるなぁって
思って行きかけたら・・・
カップルがその・・・
チューしてた・・・///
恋愛経験ゼロの私にとって、
それは刺激でしかなくって・・・///
「ん?
どうした、ゆい?
そっち行くんじゃねーのか?」
「・・・!
あ!も、もうちょっとさっきの魚見たいかな!
戻りましょう?せんせー!」
私は必死にせんせーを押して、
さっきの場所に戻ろうとする。
「あ?一回見たんだからもういーじゃねーか。
つーか、なに焦ってんだ?」
「な、なにも焦ってないでしゅよ?!」
「・・・おもいっきり焦ってんじゃねーか。
噛んでるぞ?
向こうになにかあ・・
そう言いながら、
せんせーは何かに気付いたように、私を見た。
「クククッ・・・
なるほどねぇ・・?」
妖しい雰囲気を放ちながら、
せんせーがめちゃめちゃ含みのある言い方をしてくる。
「な、なんでございましょーか?」
「キスの一つや二つで
慌てるたァ、ウブだなァ・・・」
「・・・・!!!///////」
恥かしくて、なんにも言えなくて黙ってたら、
せんせーが歩き出した。
「ちょ?!
せんせー?!///だから、そっち・・・!///」
「あ?なんでアイツらのためにこの俺がコソコソしなきゃなんねーんだ。」
出たよ!!俺様!!
せんせーはそう言って、
普通にキスをしてるカップルの方へと行く。
腕を組んでる私も、
自動的に一緒に向かってることになるわけで・・・
は、恥かしすぎる・・・
とか思ってたら・・・
“『・・・・!!///
かっ・・・
カッコいい・・・・っっっ//////』”
キスしてた女の人が、
せんせーの姿を発見して、
うっとりと目をハートマークにさせながら、
そう言ってきたのだ。
“『お、おい!
お前・・・!こんな時になに他の男に目がいってんだよ・・・!』”
“『は・・・?
アンタなんか、ちょっと遊んでやっただけだから!ブ男が調子乗んないで?』”
“『が、ガーーーン!!』”
“『はぁ~///カッコイイ~///』”
“『お、俺は許さねーぞ!!
こっち来い!』”
“『ちょ!痛い!
ひっぱんないで!』”
ケンカしながら、カップルはその場を後にした。
さ、さっきまで
あんなにラブラブだったカップルが一瞬にして玉砕した・・・!!!
せ、せんせー、恐るべし・・・!
まぁ、
当に本人は、全く今までの一連の流れを気にも留めずにいるけど・・・。
「やっと2人っきりになったな?」
「・・・は、はい?」
「俺たちもするか?キス。」
「・・・・!!!///」
せんせーはそう言って、
私の顔の横に手を置いて、私の逃げ場をなくした。
「・・・・!!///」
せんせーが
いつになく真剣な表情で、こっちを見てくる。
思った以上に、
せんせーと顔が近くて・・・
目の前にこんなに綺麗な顔が
あったら、なんだかクラクラする・・・///
「あ、あの、せんせー・・・
顔近くない、です、か・・・?///」
「・・・。
ゆい・・・」
「・・・・!///」
いきなり顎を持ち上げられ、
ビックリする。
そして・・・
お互いの息がかかりそうなくらい顔を近づけられて・・・
「あ、あの・・・?///」
「ゆい・・・
好きだ・・・」
「・・・・・!!///」
“好き”
この前せんせーと食事した時に言われた
その言葉に、心臓が飛び跳ねる。
せんせーが放つ色気にあてられて・・・
身体は熱くて、どうにかなりそうだった。
ちゅ・・・
「・・・・!!///」
ギュッと目を瞑ったら・・・
唇のギリギリ横、頬っぺたにキスされた。
「ゆい。
行くぞ?」
「え・・・。
あ、は、はい・・・///」
恥かしさのあまり、
怒るのも忘れてしまった。
せんせーの唇が触れたところが熱い。
でも今・・・
絶対唇にキスされると思った・・・///
どうしてだろう。
唇から逸らされた時、
ちょっと切なくなった。
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