保健医の高杉せんせー
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「うわぁぁぁぁ!!!!!
すっごぉおおおいい!!!!」
せんせーの車で連れてきてもらったお店は、
超オサレなイタリアンレストラン。
全面ガラス張りで、
外の景色もキレイだし、
内装も、夜だからか大人な雰囲気の照明が入ってて、めちゃめちゃオサレ~。
「ククッ・・・。
これからはもっと良い店に連れて行ってやるぜ?」
「?
えっと・・・
「ご来店、お待ちしておりました、高杉様。」
これからはって・・・
どういう意味だろ?と思って聞き返そうとしたら、
お店の人が来て、遮られてしまった。
せんせーは、
手馴れた感じで私の分も注文してくれた。
ていうか、
さっきお店の人、“高杉様”って言ったよね?
さっきお店入った時も、
“いつもありがとうございます、高杉様”とか
言われてたけど・・・
いわゆる常連ってヤツ?
こんなオシャレなお店の常連だなんて、
やっぱ大人だ~。
やっぱ、彼女と来るんだろうか・・・
ていうか、
そもそも今日も、私がせんせーと一緒に居ていいのかな?!
彼女とか・・・
「あの、せんせー・・・」
「ん?」
「その・・・大丈夫なんですか?
私とこんなトコ来て・・・」
「・・・そりゃどういう意味だ?」
「で、ですから、
彼女に悪いじゃないですか?」
「彼女?なんだ、それは」
「だからせんせーの・・・」
「んなモンいねーよ」
「そうですか・・・
いないんですか・・・って、えぇ?!!」
「・・・なに驚いてやがんだ。」
「い、いや、だって・・・!
せんせーはエロ魔人じゃないですか!
彼女の20人や30人・・・!」
「誰がエロ魔人だ、コラ。
つーか、お前は俺にどういうイメージ持ってんだ。」
「だ、だって・・・」
呆れた感じの顔をするせんせー。
「つーか、今日はそんな話しをしに来たんじゃねー。」
「・・・?」
せんせーが何か言おうとしてるところで、
お店の人が料理を持ってきたので話しが遮られてしまった。
「うわぁ~!
おいしそ~!」
見た目とか、匂いからしてすっごいおいしそうな料理が出てきて一気にデンションがあがる。
「せんせー、
なにか言いかけませんでした?」
「いや。
やっぱ食事が終ってからでいい。」
「?そうですか?
じゃぁ、食べましょう!」
「あぁ・・・」
食事中、
他愛のない話しをせんせーとした。
学校での授業の話しとか・・・
家での話しとか・・・
でも不思議。
せんせーといると、何故か会話が途絶えなくて・・・
せんせーは口数が少なくて、うなずいたり、時々言葉を返したりするだけなのに、
せんせーと喋るとすっごい話しやすくて、
楽しい気分になる。
せんせーって、
やっぱ、聞き慣れてるのかなぁ・・・
すっごい聞き上手・・・
「へぇ。じゃぁ、お前ェはいっつもお袋に起こされてんのか?」
「だって、起きれないんですもん!朝!」
「目覚ましかけりゃいーじゃねーか。」
「かけてますよ?でも止めて寝ちゃうんです。
で、痺れを切らしたお母さんが起こしに来て・・・」
「まぁ気持ちは分かるけどな。
俺も朝は弱ェから」
「あ。そんな感じします。
保健室でもダルそうにしてますもんね。」
「誰がダルそうだ、コラ。
お前に言われたくねーんだよ、遅刻常連者が。」
「常連じゃないですぅ~!
大体はギリギリセーフですから!遅刻は10回に一回くらいですから!」
「ククッ・・・それも大概だけどな・・・」
「ていうか、仮にもせんせーにこんな話ししていーのか、って感じですよね・・・!」
「仮にもは余計だ。
まぁ俺ァ保健医だし、その辺は銀八の仕事だろ」
そんな話しをしてたら、
料理も食べ終わり・・・
「えぇ?!こ、こんなたくさんのデザート、いいんですか?!」
持ってこられたデザートの量に驚いた。
目の前でキラキラ色とりどりのケーキが
まるで宝石のように輝いている。
「あぁ。
言ったろ?好きなだけ食っていいって。」
そう言ったせんせーの前には
コーヒーが一つ。
「な、なんか私だけ悪い気が・・・」
「あぁ、気にすんな。
俺ァ、甘いもの苦手だからよ」
「・・・そういえば、コーヒーもブラックでしたもんね?」
「そういうこった。
だから遠慮せず食べな。」
「ほっ、ほんとですか?!」
「あぁ。」
「じゃ、じゃぁ、いただきまぁ~す!
ん~!おいしぃ~!」
「ククッ・・・」
私がデザートに口をつけたのを見届けると、
せんせーは満足げにコーヒーを飲みだした。
「どれもおいしい~!
でも、こんなに食べたら太っちゃいそうですよ!」
「太る?
お前もんな事気にするんだな」
「そりゃそうですよ!
女の子なんですから!」
「けど俺ァ、ちょっと肉付きのいい女の方がタイプだけどな」
「・・・!
せ、せんせーのシュミは聞いてませんよ!」
「ククッ・・」
.