保健医の高杉せんせー
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<高杉side>
あんな事するつもりはなかった。
まさかゆいがあんな反応するたァ思わなかったから・・・
いつもみてーに“なに言ってんですか!”つって、受け流すかと思えば、
黙りこくって顔真っ赤にして俯きやがる。
そんなゆいを見てたら・・・
身体が勝手に動いて抱き締めてた。
俺ァ、あん時なにを言うつもりだったんだ?
「高杉ィ。
女遊びは結構だけどなァ、ありゃウチのクラスの
生徒なんだわ。アイツは・・
「知ってる。3年Z組水島ゆい」
俺はそう言いながら、
イスに座るとタバコに火をつける。
「・・・知ってんのかよ。
なら・・・」
「ついでに男慣れしてねー純情少女で、
大人しい顔したワリには意地っ張りで譲らねー性格だって事もな。」
そう言いながら、
可愛い顔して俺を睨むゆいの顔を思い出して、つい笑っちまう。
そしたら、
銀八が変な顔で俺の顔を見た。
「・・・・・お前、まさか
本気なんじゃねーだろーな」
「・・・・・・!」
本気・・・?
銀八のその言葉がやけに胸に突き刺さる。
普段なら鼻で笑うような言葉に。
またゆいの顔が俺の頭をよぎる。
あぁ、そうか・・・。
俺があの時言いたかったのは・・・
「アハハッ!!
まさかなっ!お前が女に、しかも生徒に本気になるわけねーよなっ!」
「ククッ・・・
本気じゃ悪ィか?」
俺がそういえば、
面白れーくれーの驚き顔でこっちを見やがる。
「・・・・!!!!!
・・・・・・マジですか?
いやっ、あの、お、お前ッ・・・・!
教師と生徒て、めちゃめちゃ禁断じゃねーか!」
「だからなんだァ?
教師と生徒つっても、男と女じゃねーか。」
「ゆいはダメ!
アイツはお前みたいな女ったらしにはあげられません!」
「お前はアイツの親父か。」
「お前に泣かされるゆいは見たかねーの。
担任として!」
「泣かせねーよ。
ぜってーな・・・」
そう言いながら、脳裏に焼きつくゆいを想う・・・。
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