保健医の高杉せんせー
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私がせんせーに告白されたのは、
今から1時間ほど前の事。
家に帰って
まず事の次第を整理しよう・・・と、思ってたのに、
今現在、私の家には、何故か
そのせんせーがいます。
「先生。
ビールでいいかしら?///」
「いえ。
車なのでアルコールはちょっと・・・」
「それは残念だな~!
せっかく息子と一杯酌み交わそうと思っていたのに、はははっ」
・・・・。
ぜんっぜん、心の整理なんて出来ません!!!
にしても、
せんせーがウチに居るなんて・・・
なんだか変な感じ・・・
ウチの平凡なノッペリした家に、
せんせーがいると、
一人だけ空気が違うっていうか・・・
保健室にいる時も思ってたけど、
せんせーの周りって、
特別な空気が流れてる・・・
凡人とは違うっていうか・・・
「先生って、ほんっとイイ男ですね~///
さぞおモテになられるんでしょう?」
そう言うお母さんの目はハートマーク。
「とんでもないです。
私は一教師ですし、地味なものです。」
うそつけぇぇ!!!!!
保健室に女子生徒連れ込んで、
ヤッてたクセに・・・!!!
「まぁぁぁ~///
そんなにイケメンなのに、真面目だなんて、
ますます素敵・・・///」
お母さんんんんん!!!
騙されないでぇえええええ!!!
この人、学校ではエロ大魔王で有名だから!!!
保健委員は妊娠するとか言われてるから!
「先生は、おいくつ?///」
「27です。」
「あらっ、一番いい時期じゃないですかぁ~///
27くらいになると、男の人でも結婚を意識したりするんじゃないですか?///」
「そうですね。
今まではあまり意識したことはなかったんですが、最近は考えるようになりました。」
「そっ!
それはもちろん、ウチのゆいと・・・?!」
「お父さん!興奮しすぎてすよ!
先生!ごめんさいね~!ほんともうっ///」
「・・・ゆいさんさえよければ、
俺は、そのつもりです」
せんせーのその言葉に、思わず飲んでいたお茶を噴出しそうになった。
「・・・・!先生!///」
「しっ、晋助くん!」
せんせーのその言葉に
やたら感動しているお父さんとお母さん。
「晋助くん!」
「はい。」
「孫はたくさん頼む!」
「はい。
任せてください!」
お父さん、なにとんでもないこと言ってんのぉおおおお!!!!
てか、せんせーも、
なにソコだけ自信満々に言ってんの!!
聞いてるこっちが恥かしくなるんだけどっ!
**************
「ククッ・・・
お前ェの親父とお袋、まじ面白れーな。」
せんせーが帰る時、
家の門の前でせんせーがそう言った。
あ。
いつものエロ魔人に戻ってる。
「そーだ、ゆい。
言い忘れるとこだった。」
「はい?」
「今度の日曜日、
どっか行かねぇ?」
「・・・・?!///
え、で、でも・・・」
わ、わたしたち、
付き合ってるわけじゃないのに、
そんな事したら・・・
「あー、言ったろ?
余計な事ごちゃごちゃ考えんなって。
別に今すぐどうとか考えてねーから」
せんせーはそう言って、
またくしゃっと私の頭を撫でた。
「ただ今は、俺がお前との時間増やしてーだけだ。」
「・・・・!///
せ、せんせー、なんかキャラ違います・・・///」
「あ?そーか?」
「はい。
・・・ていうか、さっきまであんだけお父さん、お母さんと意気投合して勝手に盛り上がってた人に“余計な事考えんな”とか言われても、説得力ゼロなんですけど・・・」
「・・・!
フッ。
お前のわりには、中々いいとこ突くじゃねーか」
「わりにはってなんですか!!
ていうか、やっぱり確信犯?!」
「俺ァただ、お前を口説き落とそうと努力してるだけだ。
ま。日曜、行きてーとこ考えとけ。
じゃぁまた明日学校でな。」
ちゅっ・・
「・・・・・!///」
突然、せんせーに、おでこにキスされた。
それは一瞬の出来事すぎて、
反応できなかった。
額に一気に熱が集中する。
せんせーはズルいよ・・・
“考えるな”なんて言っておいて、
ただ一瞬の行為で・・・仕草で・・・
私の心の全てを埋め尽くしてしまうのだから・・・
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