ヤンキー神威くん!!
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<神威side>
「う・・・・」
「あ。か、神威くん、
起きた・・・?」
目が覚めると・・・
俺はベットの上で寝ていた。
確か今日は○○高との乱闘で・・・
思わぬ奇襲を受けたんだっけ・・・
まさか○○高と△△高が
俺をハメるため、手を組んでたなんてね・・・
今度会ったときはただじゃおかないカラ・・・
「あの~・・・」
「・・・!」
そんな事を考えていると、
すぐ近くで女の声。
なんだ。誰かいたのか。
よく周りを見渡せば、
そこは保健室だった。
どうやら俺は
運ばれてきたらしい。
「俺を助けたのはアンタ?」
「え。う、うん・・・」
「保健室まで俺を運んだの?
アンタが?」
「えっと~それはさすがに無理だったんで・・・
通りすがりの人に頼んで・・・」
「へぇ・・・」
そう言いながら、
俺は起き上がる。
「あ!無理に動かない方が・・・!」
俺が起きるとその女は慌ててそう言った。
自分の身体を見ると、
包帯が綺麗に巻かれ、
手当てをうけた跡があった。
「あ、ご、ごめん。
私、包帯とかあんまり巻いたことないから、
適当になっちゃって・・・。
ちゃんと病院でやってもらって?」
俺が自分に身体に巻かれた包帯を見ていると、
女は申し訳なさそうにそう言った。
「は?
コレ・・・アンタがやったの?」
「え、うん。」
「保健医は?」
「それが保健の先生、今いないみたいで・・・。
神威くんの傷、けっこうヒドくて、
応急手当てが必要だと思ったから、私が・・・」
「ふ~ん・・・。」
その女は、適当とか言ってたけど、
それは病院でやってもらったって言ってもいいくらい綺麗に手当てされてた。
俺は、
女の方をジッと見る。
昨日コンビニ前で会った時は
地味でパッとしない女だと思ったけど・・・
こうして見ると、
可愛い顔してんじゃん・・・
ふ~~ん・・・
*************
神威くんの目が覚めて、
脅されたり、睨まれたりするのではないかと内心ドキドキしてたけど、
思ったより普通の対応で一安心した・・・。
とか思って、ホッと胸をなでおろしていると、
なぜか神威くんがじーっと私のことを見ている。
その表情は、
先ほど廊下で会ったような、
機嫌の悪さなんて跡形もなくて・・・
面白ろそ~に、
笑みを浮かべて観察するように私を見てくる。
「あ、あの・・・
私の顔に何か付いてる?神威くん。」
「神威。」
「え?」
「神威でいいよ?ゆいチャン?」
「・・・・?!
な、なんで私の名前・・・っ」
「そこ。
カバンに名前書いてある。」
「あ・・・・。」
「俺のケガの手当て、してくれたんなら、
何かお礼しなくっちゃね?」
「え?
いや別にそんなの良・・・・・・・へっ?」
一瞬、自分でも何が起きたのか分からなかった。
突然、視界がクルンと回って・・・
気づけば保健室の天井と、
神威のドアップ。
それが神威にベットに押し倒されたのだと分かって、
訳が分からず抵抗した。
「やっ・・・!?
ちょっ・・・・何・・・?!!んん・・・?!!!」
私が抵抗できたのもほんの数秒。
腕をベットに押し付けられ、
私の唇に感じる柔らかい感触。
「んんんぅ・・・・?!!!!!!!////」
初めて感じる人の唇の感触。
それがキスなのだと分かった瞬間、
私はパニックになって
逃げようとした。
「んんっ!!///
はぁっ・・・・んんんぅ~!!!///」
が、
押さえつけられているため身体がビクともせず、
酸素を求めてあけた口にぬるりと生暖かいものが入ってきた。
その生暖かいものとは舌で・・・
それはいわゆるディープキスというもので・・・
昨日、
神威がコンビニの前でしていたキスを思い出した。
くっ、苦しいっ・・・!
「息の仕方も分からないなんて・・・
か~わい♪」
「・・・・・!!///」
耳元で、わざとらしくそう言う神威。
ま、またバカにされた・・・///
「俺、アンタの事気に入っちゃった・・・。
ね?このまま俺と気持ちいいコトしよ~よ?」
「・・・・・?!!!!!///」
「大丈夫大丈夫。
俺、上手いカラ」
「・・・・・。」
い、怒りのあまり、
言葉が出ない・・・
私が何も言わないのを肯定と取ったのか、
私の制服を脱がし始めた神威。
「じょっ・・・・
冗談じゃないわよっっっっ!!!!!!!」
バシィイイイイイイイン!!!!
神威の拘束が解けて、
自由になった手で私は思いっきり神威の頬をぶってやった。
「だっ、誰が、
アンタみたいなサイテーな男とするもんかっっっ!!!馬鹿にしないで!!!!!!」
私は今までかつて出したことのないような大きな声でそう言った。
神威はポカンとした顔をしている。
よし!
神威が呆けているうちだ!!
そう思って、
ダッシュで保健室から逃げ出した・
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