ヤンキー神威くん!!
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「…なんかお腹が痛くなってきたかも♪」
「…え?」
学校の帰り道、
神威が急にそう言い出した。
「イテテテ…ヤバい、これ。
どっかで一旦休んだ方がいいカモ…」
「……」
「あ!ちょうどあんなところにホテルがあるよ!
ねぇ、ちょっとあそこで休憩しない?」
そう言って神威が指差すのはラブホテル。
「……。
いやだよ」
「えっ、なんで。」
「…下心が見え見えなんですけど。」
「アハハハ…やだなぁ。
そんなわけないじゃん?
ほんとなんにもしないカラ♪
ちょっと休憩するだけだから、寄ってこう?」
「なにその笑み!怖いんですけど!
絶対ちょっと休憩するだけなわけないじゃん!」
「ほんとほんと。
信じて?」
「信じれる顔してないよ、あなた?
てかお腹が痛くて休みたいなら、家で休めばいいでしょ?!家、もうすぐそこなんだから!」
「…」
「…」
「いやぁ~、この手もダメかー」
参ったみたいな顔をして、そう言う神威。
「じゃあ単刀直入に言うケド、
ラブホで俺とファイト一発しない?♪」
「…急にオブラートに包まなくなったな!」
「ねぇ~、お願い、ゆい~!」
「い、いやよ!」
「お願い~、ちょっとでいいから!
先っちょだけでも入ればいいから!」
「?!///
そういうこと道ばたで言うな!///」
ふと見ると、
ホテルから出てきたラブラブカップルの女性が、神威を見て顔を赤らめてポーっとなっている。
それを見た男性が怒って、
2人はケンカして別々に帰って行った…
ら、ラブホから出てきたラブラブカップルさえも破局させる神威のルックス、恐るべし…
って!
今はそんなこと考えてる場合じゃない!
「な、なんで、
神威はそんなにシたいわけ?///
普通に遊んだりしてるだけじゃダメななの?」
「そりゃゆいが好きだからサ。
好きならシたくなるもんなんだよ、男ってのは…」
いや神威は好きじゃない人ともシてたんじゃ…というのはさすがに言わなかった。
「絶対ゆいが怖くないように優しくするから…
これは本当だよ?」
そう言って私の手を握る神威の手が熱い。
とても真剣な表情に、
キュンとくる…
私は神威が好き。
だから腹を決めるべきなんじゃないだろうか。
「…か、神威の家、がいい…」
「え、ゆい…」
「ラブホはやだ…///」
「…!///」
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