ヤンキー神威くん!!
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「あ~
あったまった~」
お風呂から戻ってきた神威。
「・・・!!///」
そしたら、いつものおさげ髪が、
ほどかれていて・・・
思わず目を奪われた。
ほんと神威って、
綺麗な男の子だなぁ~
なんて思ってたら・・・
「ん?なに?」
神威が私の視線に気づいたのか、
こっちを見て首を傾けた。
「っ・・・///
なんでもないっ///」
「なんでもないってことはないデショ。
なんか熱烈な視線だったケド?」
「・・・!!///」
神威はグイッと私に顔を近づけて、
そう言ってくる。
見とれるくらい綺麗な顔が至近距離にあって、
きっと私は顔が真っ赤だ。
神威はわざとやっているのか、
無自覚なのか・・・
やたらと顔を近づけて私を見てくる。
いろいろキャパシティーオーバーだっ・・・///
「か、髪、乾かせばっ?!
す、水滴、こっちまで落ちてるっ・・・」
「あぁ、ごめん、ごめん」
私が顔をうつむけてそう言えば、
意外にもアッサリ離れてくれた。
ブ~~とドライアーの音がして、
神威の綺麗なオレンジ色の髪が風圧でなびく。
そんな横顔を・・・
またしても見入ってしまう。
「か、神威・・・」
「ん~?」
「ど、どうして・・・ケンカするの?」
「・・・そりゃ、楽しいからサ。
あのスリルと征服感は一度味わうと病みつきになる。」
「・・・!
で、でも・・・
私はもう・・・神威にケンカして欲しくない・・・」
私がそういうと、
神威はドライヤーを切った。
「ゆいがそう言うなら・・・
もうしないヨ」
「え?
ほ、ほんと・・・?」
「うん。ほんと。」
神威がまさかそんなことを言ってくれるだなんて思ってなくて、
嬉しくてホッとすると、
神威はそんな私を優しい瞳で見つめてきた。
「な、なに・・・?///」
「ゆい・・・。
俺と同じ匂いがする・・・。」
「えっ・・・///」
「同じシャンプー使ったからかな・・・」
「・・・!///」
神威はそういうと、
私の髪を掬いとってキスをした。
「俺ね・・・。
本当にゆいのこと、大事にしたいと思ってるんだ・・・」
「えっ、ちょっ・・・///」
神威がまたしてもグイッと私に顔を近づけてくるから、
私はおもわず後ろに逃げる。
「ゆいとの将来も本気で考えてる・・・」
「えっ・・・ちょっ・・・///
か、神威っ・・・?///」
そしたらまた神威が私との間合いを詰めてきて・・・
だから私はまた後ろにさがる。
そしたら、
ドンッと背中が壁にぶつかって、
壁際まで追い詰められてしまったことに気づく。
横に逃げようとしたら、
つかさず神威が壁に手をついてそれを阻止した。
私の顔の両隣には、
神威の腕がある状態。
こ、これが俗にいく壁ドン?!
「か、神威っ・・・
や、やだっ・・・」
「どうして?」
「どっ、どうしてって・・・///」
「前にゆいに泣かれてから・・・
ずっと我慢してきたけど・・・
もう我慢できない・・・」
「・・・っ///」
「愛してるんだ・・・
苦しいくらいに・・・」
「?!///」
生まれて初めて言われた愛してるなんて言葉。
高校生らしからぬそのセリフに
心臓がはねた。
情に揺れた神威の青い瞳に
まるで吸い込まれそうで・・・
見入っていたら、
後頭部をつかまれ、キスされた。
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