ヤンキー神威くん!!
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「ゆい~!!ww」
ハートマークを散らしながら私に飛び付こうとするアイツ、神威。
そして、
それをサラッとかわす私。
「も~。ゆい。
避けないでよ~。」
「いや学校でいきなり飛に付こうとして来たら避けるよ!///」
「・・・・ねー…ゆい。
今日こそ、俺と一発ヤろうよ?」
「・・・・・・だ~・か~・らッッ!!
ヤんないってばーーーーーーーー!!!!!///」
「じゃぁ、俺と付き合って?」
「ヤダ。」
「じゃぁ、俺と結婚して?」
「ヤダ!」
毎日毎日神威はこんな感じで私にせまってくる。
あー!!
なんでこんな事になったんだろ!
******
それは1ヶ月前の事・・・
私は大人しくて地味な見た目からか、
クラスからちょっとしたいびりの対象になっていた。
「ね~水島さぁ~ん!
ジュース買ってきてよ!」
「あ!私も、私も~!」
クラスの派手系の子たちが私に向かってそう言う。
「う、うん・・・」
「あ、私、コーラね~!」
「私、ファンタ~!」
大人しく従っとかないと、
後でどんな目に合うかわからないし・・・
ジュースを買いに行った。
そして、
ジュースを持って、教室に戻ってきたら、
私をパシった派手系の子たちがキャァキャァ何かの話しで盛り上がってる。
「昨日もあの○○高のヤンキーたち
病院送りにしたとか、噂で聞いたよ~?」
「えっ、マジ?!
怖~い」
「でもでもっ~
すっごいイケメンだから許せちゃうっていうか~」
「むしろ、ソコがいいんだよね~!
神威様!」
神威・・・
この学校に入って何度その名を聞いただろうか。
この学校では誰もが知ってる有名人。
とにかくヤバい噂しか聞かない。
しょっちゅう他校のヤンキーたちと乱闘してるとか、
少年院送りになったとか、
ひ、人殺したことあるとか・・・
なんでそんなヤツがうちの学校にいるんだって
話なんだけど・・・
とにかく、
この学校では、生徒はもちろん先生ですら恐れている存在。
まぁ女子の間では、ルックスの良さ故に
人気があるらしいんだけど・・・(よく顔みたことないから知らないけど)
「神威様」「神威様」と、
キャーキャー・・・
そんな極悪卑劣なヤツのどこがいいんだか・・・
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