【RKRN】梅に鶯
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ミュ10弾ネタです
赤玉を引けば千点。学園長が高らかに宣言する。
ぴよこちゃんからは浜君が代表に向かった。
四人の手がユキちゃんの持った袋に突っ込まれ、一度に引き抜かれた。浜君の手が高らかに上がる。
拳の中には赤玉。
「やったぁー!!」
乱太郎君としんべヱ君が歓喜の声を上げる。
「守一郎――!!」
すぐ近くにいた留三郎が浜君を持ち上げる。この男は後輩を抱っこすることしか頭にないようだ。
「優勝だね、伊作」
「うん!!」
足を怪我しているのにもかかわらずやんやと喜ぶ伊作。元気そうでなによりだ。
「小春!!」
浜君を地に下ろすと留三郎はこちらにやってきた。
まさか、と私の脳裏に一つの可能性がよぎる。さすがに恥ずかしい。
一歩下がるが、リーチの長いのは留三郎だ。抵抗らしい抵抗もなしに私は留三郎に持ち上げられた。
「ああああああ」
他のチームの子たちに見上げられる。主にすぐ隣にいた五年生チームだ。
「おろしてよ、とめさぶろぉ…」
私を抱える留三郎を見るが嬉しそうな顔をしてるもんだからあまり強く言えない。
「優勝だ、優勝だぞ!小春!!」
的当てで百点を当てていたものだからなおさらテンションがハイだ。しばらくおろしてくれそうにない。
「はいはい、おめでとう。留三郎」
私は呆れ半分、祝福半分に留三郎の額に唇を落とした。
赤玉を引けば千点。学園長が高らかに宣言する。
ぴよこちゃんからは浜君が代表に向かった。
四人の手がユキちゃんの持った袋に突っ込まれ、一度に引き抜かれた。浜君の手が高らかに上がる。
拳の中には赤玉。
「やったぁー!!」
乱太郎君としんべヱ君が歓喜の声を上げる。
「守一郎――!!」
すぐ近くにいた留三郎が浜君を持ち上げる。この男は後輩を抱っこすることしか頭にないようだ。
「優勝だね、伊作」
「うん!!」
足を怪我しているのにもかかわらずやんやと喜ぶ伊作。元気そうでなによりだ。
「小春!!」
浜君を地に下ろすと留三郎はこちらにやってきた。
まさか、と私の脳裏に一つの可能性がよぎる。さすがに恥ずかしい。
一歩下がるが、リーチの長いのは留三郎だ。抵抗らしい抵抗もなしに私は留三郎に持ち上げられた。
「ああああああ」
他のチームの子たちに見上げられる。主にすぐ隣にいた五年生チームだ。
「おろしてよ、とめさぶろぉ…」
私を抱える留三郎を見るが嬉しそうな顔をしてるもんだからあまり強く言えない。
「優勝だ、優勝だぞ!小春!!」
的当てで百点を当てていたものだからなおさらテンションがハイだ。しばらくおろしてくれそうにない。
「はいはい、おめでとう。留三郎」
私は呆れ半分、祝福半分に留三郎の額に唇を落とした。