THE 試験
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「フヘエエエ毎日大変だァ……!」
寮の共有スペース。女子会だ。
「そうだ、戦闘服改良した人たちにアンケートってサポート科から来たんだった。こっちだと耳郎ちゃんと私だけ?」
「そうだね。貰っとく」
さすがに連日の圧縮訓練になると疲れが溜まってくる。けど仮免試験まであと一週間だ。少しでも個性伸ばしたり必殺技モノにしなくては。
それに、私は棒術のさばきも練習して行かなくちゃだ。
「お茶子ちゃん?」
「うひゃん‼」
ぼーっとしていたお茶子ちゃんを梅雨ちゃんが突っついた。心ここにあらずのようだ。
「疲れてる? 大丈夫?」
「いやいやいや‼ 疲れてなんかいられへん、まだまだこっから! ……のハズなんだけど、何だろうねえ、最近ムダに心がザワつくんが多くてねえ」
「恋だ」
芦戸ちゃんの一言にお茶子ちゃんが真っ赤になる。汗もどっと出ているし、動揺してワタワタしている。
「な、何⁉ 故意⁉ 知らん知らん!」
「緑谷か飯田⁉ 一緒にいること多いよねえ!」
「出久だとマジで女の子に耐性ないから難易度高いよ」
「チャウワチャウワ」
あ、浮いた。
「誰ー⁉ どっち⁉ 誰なのー⁉」
「ゲロッちまいな? 自白した方が罪軽くなるんだよ」
ここぞとばかりに皆興味を持ってキャーキャーと聞きたてる。
「違うよ本当に! 私そういうの本当……わからんし……」
「無理に詮索するのは良くないわ」
「ええ。それより明日も早いですしもうオヤスミしましょう」
梅雨ちゃんとヤオモモちゃんが話を切り上げようとする。私はもうちょっと聞きたいけどなぁ、もったいない。実際どっちだろう。
「ええーーー!! やだ、もっと聞きたいー‼ 何でもない話でも強引な恋愛に結び付けたいーー‼‼」
「芦戸ちゃんそこまでするかい……」
「するするーーー‼‼ ……ってちょうどそこにいるじゃん‼」
「う、うわーーっ!!」
びしぃっと芦戸ちゃんに指さされる。
「この前の部屋王! 何⁉ 爆豪が部屋にいるって‼」
「あらそうだったの」
「マジでそうだったんだ」
「うおぅ……」
皆の興味関心はお茶子ちゃんから一気に私に移る。切り替えが早いよ、皆…もっと引きずってくれ……
「てか、その髪留めナニィ⁉ 今まで使ってなかったよね⁉」
「いやぁ……その……」
これってどこまで話していいんだ? 元々告白は皆の前で堂々とやったんだし、隠す必要はないだろうけど、この場合って勝己にも飛び火する感じか? だとするとあんまり言いふらすべきではないだろうし……
「た、誕生日に貰ったんだよ~これ……んで、部屋王のは勝己がなんか騒がしい気配感じて私の所に避難してきた感じのソレだよ、多分」
「え~つまんない~」
「つまんないもへったくれもないからさ~勘弁して~」
取り敢えず上手く誤魔化そう。
これに関しては、いつまた掘り返されるかわからないし、勝己にそれとなく聞いてみないとかな。でも、勝己が私の部屋に来るのって気まぐれなんだよなぁ。訓練中は場所が離れてるから話す機会も少ないし。
どうしようかなぁ。
寮の共有スペース。女子会だ。
「そうだ、戦闘服改良した人たちにアンケートってサポート科から来たんだった。こっちだと耳郎ちゃんと私だけ?」
「そうだね。貰っとく」
さすがに連日の圧縮訓練になると疲れが溜まってくる。けど仮免試験まであと一週間だ。少しでも個性伸ばしたり必殺技モノにしなくては。
それに、私は棒術のさばきも練習して行かなくちゃだ。
「お茶子ちゃん?」
「うひゃん‼」
ぼーっとしていたお茶子ちゃんを梅雨ちゃんが突っついた。心ここにあらずのようだ。
「疲れてる? 大丈夫?」
「いやいやいや‼ 疲れてなんかいられへん、まだまだこっから! ……のハズなんだけど、何だろうねえ、最近ムダに心がザワつくんが多くてねえ」
「恋だ」
芦戸ちゃんの一言にお茶子ちゃんが真っ赤になる。汗もどっと出ているし、動揺してワタワタしている。
「な、何⁉ 故意⁉ 知らん知らん!」
「緑谷か飯田⁉ 一緒にいること多いよねえ!」
「出久だとマジで女の子に耐性ないから難易度高いよ」
「チャウワチャウワ」
あ、浮いた。
「誰ー⁉ どっち⁉ 誰なのー⁉」
「ゲロッちまいな? 自白した方が罪軽くなるんだよ」
ここぞとばかりに皆興味を持ってキャーキャーと聞きたてる。
「違うよ本当に! 私そういうの本当……わからんし……」
「無理に詮索するのは良くないわ」
「ええ。それより明日も早いですしもうオヤスミしましょう」
梅雨ちゃんとヤオモモちゃんが話を切り上げようとする。私はもうちょっと聞きたいけどなぁ、もったいない。実際どっちだろう。
「ええーーー!! やだ、もっと聞きたいー‼ 何でもない話でも強引な恋愛に結び付けたいーー‼‼」
「芦戸ちゃんそこまでするかい……」
「するするーーー‼‼ ……ってちょうどそこにいるじゃん‼」
「う、うわーーっ!!」
びしぃっと芦戸ちゃんに指さされる。
「この前の部屋王! 何⁉ 爆豪が部屋にいるって‼」
「あらそうだったの」
「マジでそうだったんだ」
「うおぅ……」
皆の興味関心はお茶子ちゃんから一気に私に移る。切り替えが早いよ、皆…もっと引きずってくれ……
「てか、その髪留めナニィ⁉ 今まで使ってなかったよね⁉」
「いやぁ……その……」
これってどこまで話していいんだ? 元々告白は皆の前で堂々とやったんだし、隠す必要はないだろうけど、この場合って勝己にも飛び火する感じか? だとするとあんまり言いふらすべきではないだろうし……
「た、誕生日に貰ったんだよ~これ……んで、部屋王のは勝己がなんか騒がしい気配感じて私の所に避難してきた感じのソレだよ、多分」
「え~つまんない~」
「つまんないもへったくれもないからさ~勘弁して~」
取り敢えず上手く誤魔化そう。
これに関しては、いつまた掘り返されるかわからないし、勝己にそれとなく聞いてみないとかな。でも、勝己が私の部屋に来るのって気まぐれなんだよなぁ。訓練中は場所が離れてるから話す機会も少ないし。
どうしようかなぁ。