デクVSかっちゃん
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地下モニタールーム。
戦闘はここで見るらしい。
「さあ、君たちも考えて見るんだぞ!」
訓練が始まる前の勝己には話しかけられなかった。それはもう怖い顔をしていたからだ。勝己が暴走してしまいそうで怖い。
「あの、先生……勝己――爆豪はあの、暴走しやすいし、個性がアレなので……ヤバイと思ったらすぐに止めた方がいいです……」
こっそりとオールマイトに話す。
「わかったよ、魚住少女‼」
にっかりと笑ったオールマイト。オールマイトにそう言われると凄く安心する。さすが平和の象徴。
戦闘訓練が開始された。
「いきなり奇襲‼」
ヒーローチームがビルに入ってすぐ、勝己が奇襲をかけに来た。
迷いなく出久を殴りに来た。
「爆豪スッゲェ‼ 奇襲なんて男らしくねえ‼」
「切島くん、出久を前にした勝己に男らしさなんて期待して損だよ……」
小学校の時より勝己の出久嫌いに拍車が掛かっている気がする。何度言ってもやめてくれなかった。
本当に中学時代にあの二人に何があったんだ。
「あ」
出久が勝己を投げ飛ばした。
あの「勝己」が「出久」に投げ飛ばされた。
今の出久は多分予測していた。右の大振り。勝己の癖だ。私よりも長く出久は勝己と居たんだ。何をしてくるなんて大体の予測は出来る。
戦局が動いた。
出久が勝己を引き留め、お茶子ちゃんを先に行かせる。制限時間は十五分しかない。二人で勝己とやり合うよりも、核の回収を選んだんだろう。
「すげぇな、あいつ‼ 個性を使わずに渡り合ってるぞ、入試一位と‼」
出久は多分、この訓練で個性を使わないんじゃないか。上手くコントロールできていないみたいだし、怪我をした状態で勝己と戦えるはずがない。
「勝己……焦ってる」
それに怒ってる。出久は個性を使わないから。
出久の“個性”には私も確かに驚いたけど――
「なんかすっげーイラついてる。コワっ」
勝己は、今まで下に見ていた奴に騙されたって思って怒っている。
戦闘はここで見るらしい。
「さあ、君たちも考えて見るんだぞ!」
訓練が始まる前の勝己には話しかけられなかった。それはもう怖い顔をしていたからだ。勝己が暴走してしまいそうで怖い。
「あの、先生……勝己――爆豪はあの、暴走しやすいし、個性がアレなので……ヤバイと思ったらすぐに止めた方がいいです……」
こっそりとオールマイトに話す。
「わかったよ、魚住少女‼」
にっかりと笑ったオールマイト。オールマイトにそう言われると凄く安心する。さすが平和の象徴。
戦闘訓練が開始された。
「いきなり奇襲‼」
ヒーローチームがビルに入ってすぐ、勝己が奇襲をかけに来た。
迷いなく出久を殴りに来た。
「爆豪スッゲェ‼ 奇襲なんて男らしくねえ‼」
「切島くん、出久を前にした勝己に男らしさなんて期待して損だよ……」
小学校の時より勝己の出久嫌いに拍車が掛かっている気がする。何度言ってもやめてくれなかった。
本当に中学時代にあの二人に何があったんだ。
「あ」
出久が勝己を投げ飛ばした。
あの「勝己」が「出久」に投げ飛ばされた。
今の出久は多分予測していた。右の大振り。勝己の癖だ。私よりも長く出久は勝己と居たんだ。何をしてくるなんて大体の予測は出来る。
戦局が動いた。
出久が勝己を引き留め、お茶子ちゃんを先に行かせる。制限時間は十五分しかない。二人で勝己とやり合うよりも、核の回収を選んだんだろう。
「すげぇな、あいつ‼ 個性を使わずに渡り合ってるぞ、入試一位と‼」
出久は多分、この訓練で個性を使わないんじゃないか。上手くコントロールできていないみたいだし、怪我をした状態で勝己と戦えるはずがない。
「勝己……焦ってる」
それに怒ってる。出久は個性を使わないから。
出久の“個性”には私も確かに驚いたけど――
「なんかすっげーイラついてる。コワっ」
勝己は、今まで下に見ていた奴に騙されたって思って怒っている。