はじめましては銃口で
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「尾形さん、シートに張り付かなくてもチャイルドロックを掛けておいたので落ちません。安心してください」
「いや、絶対落ちる。早い、落ちる」
「落ちません!子供用の鍵掛けているので外からしか開けれませんので、月島さんとのんびり駄弁っててください」
飄々としていた雰囲気はどこへやら。尾形さんは、後部座席のシートにへばりつき離れなくなっていた。まだ60kmしか出してないというのに。
「落ち着け尾形。藤原、あとどのくらいで着きそうなんだ?」
「あと、10分です。裏道通って信号引っかからないように抜けていきます」
「早めに頼む。もう尾形が限界だ」
下手をすれば軽いコンサート会場程の駐車場の一角に車を停め、後部座席を確認する。
「着きましたよ」
「........」
「尾形よく頑張ったな」
ムスッとご機嫌最悪の尾形さんをあの手この手で宥めている月島さんが神でしかない。チュッパチャプスがまだあったはずなので与えてみるが機嫌はよくなるだろうか。
「尾形さんどうぞ」
「何だ、俺は飴で機嫌がよくなる子供だと言いたいのか」
「そういうわけではないんですが、これから買い物に行くのにつまんないままは嫌じゃないですか?」
「まあ、そういうことにしといてやる」
もきゅもきゅとチュッパチャプスを舌で転がす尾形さんはリスのように頬袋を膨らませており可愛く見える。
この2人を連れてショッピングモールに入るが、果たして大人しくしててくれるだろうか?
「いや、絶対落ちる。早い、落ちる」
「落ちません!子供用の鍵掛けているので外からしか開けれませんので、月島さんとのんびり駄弁っててください」
飄々としていた雰囲気はどこへやら。尾形さんは、後部座席のシートにへばりつき離れなくなっていた。まだ60kmしか出してないというのに。
「落ち着け尾形。藤原、あとどのくらいで着きそうなんだ?」
「あと、10分です。裏道通って信号引っかからないように抜けていきます」
「早めに頼む。もう尾形が限界だ」
下手をすれば軽いコンサート会場程の駐車場の一角に車を停め、後部座席を確認する。
「着きましたよ」
「........」
「尾形よく頑張ったな」
ムスッとご機嫌最悪の尾形さんをあの手この手で宥めている月島さんが神でしかない。チュッパチャプスがまだあったはずなので与えてみるが機嫌はよくなるだろうか。
「尾形さんどうぞ」
「何だ、俺は飴で機嫌がよくなる子供だと言いたいのか」
「そういうわけではないんですが、これから買い物に行くのにつまんないままは嫌じゃないですか?」
「まあ、そういうことにしといてやる」
もきゅもきゅとチュッパチャプスを舌で転がす尾形さんはリスのように頬袋を膨らませており可愛く見える。
この2人を連れてショッピングモールに入るが、果たして大人しくしててくれるだろうか?
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