ほのぼの、日常系
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
…さっきから、紗奈がスマホばっかり見ていてかまってくれない。
暇なので自分から話しかけてみる。
「なぁ、紗奈〜」
「スマホばっか見てんとかまってくれや〜」
…無視かい
「…もうええわ」
俺よりスマホの方が大事なんか!と心の中で文句を言いながら、若干拗ねて俺もスマホに目を落とす。
「…直人、もしかして拗ねてる?」
しばらくすると、紗奈がこっちを向いてニヤニヤしながら聞いてきた。
普段は鈍感なくせに、こういうとこはやけに鋭いからなんだかムカつく。
「別に拗ねてへんわ!」
「先に冷たい態度とったんはそっちやからな!俺かてお前がかまって〜言うたってかまってやらへんからな!」
我ながら子供っぽいことを言ったな、と思いながらも、ここまで言ってしまった手前後に引けない。
「やっぱり拗ねてんじゃん(笑)」
紗奈は相変わらずムカつく顔で笑っている。
「拗ねてへんて言うてるやろ!拗ねてへんけど、怒ってんの!」
俺がそう言うと、紗奈が今度は少し困った顔をして言う。
「えー、ごめんてー(笑)」
「かまいたちさんの動画見ててさー、面白かったんだもん。私、濱家さん(のツッコミ)結構好きなんだよねー」
コイツはまた無自覚に俺の心をガンガン削る。
無邪気なのは良いが、少しはデリカシーというのも覚えてほしい。
「…違う男の名前言うな、アホ」
俺が泣きそうな調子で言うと、さすがの紗奈も少し焦り出す。
「ごめんってー(汗)」
「絶対許さへん!」
俺がすっかりへそを曲げてしまっていると、困った紗奈が抱きついてきて、頬にそっとキスをした。
「ごめんね?ほら、こっち向いて?」
俺の顔色を伺うように覗き込んでくる紗奈。少し眉の下がった困り顔が可愛くて、つい許してしまいたくなる。
「…動画が面白いんは分かるけどな、俺かて一応彼氏やっとんねん、ちゃんとかまえや…」
「うん、ごめんね?」
そう言って今度は唇にチュッとキスをする。
「分かればええねん…その代わり、さっきまでかまってくれへんかった分、今から嫌という程かまって貰うからな!」
本当、我ながらチョロいな。俺は。
こんなんで良いのだろうかとは思いつつも、「はいはい(笑)」と可愛い顔で笑っている紗奈を見ていると、そんなことはどうでも良くなってしまった。
暇なので自分から話しかけてみる。
「なぁ、紗奈〜」
「スマホばっか見てんとかまってくれや〜」
…無視かい
「…もうええわ」
俺よりスマホの方が大事なんか!と心の中で文句を言いながら、若干拗ねて俺もスマホに目を落とす。
「…直人、もしかして拗ねてる?」
しばらくすると、紗奈がこっちを向いてニヤニヤしながら聞いてきた。
普段は鈍感なくせに、こういうとこはやけに鋭いからなんだかムカつく。
「別に拗ねてへんわ!」
「先に冷たい態度とったんはそっちやからな!俺かてお前がかまって〜言うたってかまってやらへんからな!」
我ながら子供っぽいことを言ったな、と思いながらも、ここまで言ってしまった手前後に引けない。
「やっぱり拗ねてんじゃん(笑)」
紗奈は相変わらずムカつく顔で笑っている。
「拗ねてへんて言うてるやろ!拗ねてへんけど、怒ってんの!」
俺がそう言うと、紗奈が今度は少し困った顔をして言う。
「えー、ごめんてー(笑)」
「かまいたちさんの動画見ててさー、面白かったんだもん。私、濱家さん(のツッコミ)結構好きなんだよねー」
コイツはまた無自覚に俺の心をガンガン削る。
無邪気なのは良いが、少しはデリカシーというのも覚えてほしい。
「…違う男の名前言うな、アホ」
俺が泣きそうな調子で言うと、さすがの紗奈も少し焦り出す。
「ごめんってー(汗)」
「絶対許さへん!」
俺がすっかりへそを曲げてしまっていると、困った紗奈が抱きついてきて、頬にそっとキスをした。
「ごめんね?ほら、こっち向いて?」
俺の顔色を伺うように覗き込んでくる紗奈。少し眉の下がった困り顔が可愛くて、つい許してしまいたくなる。
「…動画が面白いんは分かるけどな、俺かて一応彼氏やっとんねん、ちゃんとかまえや…」
「うん、ごめんね?」
そう言って今度は唇にチュッとキスをする。
「分かればええねん…その代わり、さっきまでかまってくれへんかった分、今から嫌という程かまって貰うからな!」
本当、我ながらチョロいな。俺は。
こんなんで良いのだろうかとは思いつつも、「はいはい(笑)」と可愛い顔で笑っている紗奈を見ていると、そんなことはどうでも良くなってしまった。
1/2ページ