爆豪勝己連載の番外編を置いていきます。
向日葵 番外編
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誘拐してきたガキが椅子に括り付けられたまま爆睡している。怯えながら俺から逃げていた時の様子も見て思うに、割と図太いらしい。そんなガキを
「歌歩ちゃんまた寝ちゃったー。起きたらご飯食べさせてあげないと!黒霧さん、オムライス作ってあげて欲しいのです」
ぎゅっと抱きしめたり頭撫でたり頬ずりしながら話しかけているイカレ野郎が喧しい。
「おい。そいつ起こすなよ。起きてベラベラ喋ってきたら鬱陶しいだろ」
死柄木がイカレ野郎を睨みつけながら言うと「えっ嫌です!たくさんお話ししたいのです!」などと言い返す。
「そもそもそいつそんな言うほど可愛いか?どこにでもいるような普通のガキだろ」
「かぁいいですよ!特にあの子と…爆豪君と一緒にいた時なんてとーってもかぁいかったですよぉ…きっとあの子のことがだぁい好きなんですねぇ」
今みたいに縛られてるのもとってもかぁいいですがと、ガキを縛ってる縄を触りながら言っている。
「でもずっと縛ったままだと一緒に遊べないから残念なので解いてあげたいのです」
「逃げようとしたらめんどくせぇからそのままにしとけ」
「わかってますよー。けどちょっぴり残念なのです。きっと刺したらすっごく綺麗なのに」
頬を微かに膨らませながら呟くイカレ野郎に対し「刺すって…そのガキ殺す気かよ……」とトカゲ野郎が引いたようにつっこむとイカレ野郎は意味深に笑い「殺したりはしませんよ。……まだ」と呟いた。そんな言葉にドン引きと言った様子のトカゲ野郎に鼻で笑いそうになる。
「荼毘君が羨ましいのです、歌歩ちゃんと鬼ごっこ出来て」
「あ?」
何言ってんだこのガキ。意味わからねぇと思いながら見つめると「だってー、鬼ごっこじゃないですか。歌歩ちゃん捕まえるために追いかけ回したんでしょー?」ずるいですよー、と先程と同じように頬を膨らませながら俺に言う。
「鬼ごっこじゃねぇよ。アホか。こいつにゴミ掃除してるとこ見られたから殺すため探し回っただけっつっただろ」
「お嬢さんも、鬼ごっこしてたつもりないと思うよ。ただただ怖かっただけなんじゃないかな」
呆れながら言う俺に続きミスターも呆れたように言うがイカレ野郎は「それでも羨ましいのですー!」と喚いている。うるせぇ。
「んっ……」
その声に反応してか、ガキが目を覚ました。するとイカレ野郎は「あぁーっ!歌歩ちゃん起きたー!」と嬉しそうに叫び声をあげる。そんなイカレ野郎にビビったのか「ひっ…!」と小さく悲鳴を上げながらガキが逃げようとするが当然身動き取れるわけもない。学習しねぇなこいつと思いながら眺めていると、動こうとしたガキの動きに耐えれなかったのか椅子ごと倒れ込み「いたっ……」と呟いている。
「わっ転んじゃった!でもそんな姿もかぁいいのです、歌歩ちゃん」
そういいながらイカレ野郎がガキを撫でている。「さ、触らないでッ……」と消え入りそうな声で言ってるがこいつがそんなこと聞き入れるわけもなくベタベタと触りながら「嫌ですー」と言っている。
「せめて起き上がらせてあげたら?」
相変わらず呆れたような声でミスターが言うと「もう少ししたら起き上がらせてあげます!」と無邪気に笑いながら言い、またガキのことを愛で始める。そんな様子に「アホくせぇ……おい、スピナー。ちょっと付き合え」と言って死柄木とトカゲ野郎は出て行った。
「トガさん。オムライス出来ましたよ。その方に食べさせるのでしたら起き上がらせないといけないのではありませんか」
黒霧に話しかけられると、「あっそうですね残念…ご飯食べ終わったらまたひっくり返そうかな」などと呟きながら起き上がらせている。その言葉にガキは顔を青くしている。そういう反応するからやられるってことが分からねぇのかこいつ。
「黒霧さん、ありがとうございます!」
そう言いながらガキを椅子ごとカウンターにおいてあるオムライスのところへ移動させて
「歌歩ちゃーん♪ご飯ですよー。黒霧さんがオムライス作ってくれましたー。一緒に食べ…あっ。縛られてるから食べれないね。ごめんなさい忘れてましたー。という訳で!トガが食べさせてあげましょー。はい、あーん!」
と声を弾ませながら言い、スプーンに乗せたオムライスを食べさせようとしているが、目を逸らされて拒否されている。が、イカレ野郎はめげることなくガキにオムライスを食べさせようとしている。
まるでままごと遊びだな。さしずめあのガキは子ども役の人形ってとこか?可哀想になー。まぁこれも迂闊に裏路地なんて通りかかっちまった自分の自業自得だって諦めろよな、歌歩ちゃん。
「歌歩ちゃんまた寝ちゃったー。起きたらご飯食べさせてあげないと!黒霧さん、オムライス作ってあげて欲しいのです」
ぎゅっと抱きしめたり頭撫でたり頬ずりしながら話しかけているイカレ野郎が喧しい。
「おい。そいつ起こすなよ。起きてベラベラ喋ってきたら鬱陶しいだろ」
死柄木がイカレ野郎を睨みつけながら言うと「えっ嫌です!たくさんお話ししたいのです!」などと言い返す。
「そもそもそいつそんな言うほど可愛いか?どこにでもいるような普通のガキだろ」
「かぁいいですよ!特にあの子と…爆豪君と一緒にいた時なんてとーってもかぁいかったですよぉ…きっとあの子のことがだぁい好きなんですねぇ」
今みたいに縛られてるのもとってもかぁいいですがと、ガキを縛ってる縄を触りながら言っている。
「でもずっと縛ったままだと一緒に遊べないから残念なので解いてあげたいのです」
「逃げようとしたらめんどくせぇからそのままにしとけ」
「わかってますよー。けどちょっぴり残念なのです。きっと刺したらすっごく綺麗なのに」
頬を微かに膨らませながら呟くイカレ野郎に対し「刺すって…そのガキ殺す気かよ……」とトカゲ野郎が引いたようにつっこむとイカレ野郎は意味深に笑い「殺したりはしませんよ。……まだ」と呟いた。そんな言葉にドン引きと言った様子のトカゲ野郎に鼻で笑いそうになる。
「荼毘君が羨ましいのです、歌歩ちゃんと鬼ごっこ出来て」
「あ?」
何言ってんだこのガキ。意味わからねぇと思いながら見つめると「だってー、鬼ごっこじゃないですか。歌歩ちゃん捕まえるために追いかけ回したんでしょー?」ずるいですよー、と先程と同じように頬を膨らませながら俺に言う。
「鬼ごっこじゃねぇよ。アホか。こいつにゴミ掃除してるとこ見られたから殺すため探し回っただけっつっただろ」
「お嬢さんも、鬼ごっこしてたつもりないと思うよ。ただただ怖かっただけなんじゃないかな」
呆れながら言う俺に続きミスターも呆れたように言うがイカレ野郎は「それでも羨ましいのですー!」と喚いている。うるせぇ。
「んっ……」
その声に反応してか、ガキが目を覚ました。するとイカレ野郎は「あぁーっ!歌歩ちゃん起きたー!」と嬉しそうに叫び声をあげる。そんなイカレ野郎にビビったのか「ひっ…!」と小さく悲鳴を上げながらガキが逃げようとするが当然身動き取れるわけもない。学習しねぇなこいつと思いながら眺めていると、動こうとしたガキの動きに耐えれなかったのか椅子ごと倒れ込み「いたっ……」と呟いている。
「わっ転んじゃった!でもそんな姿もかぁいいのです、歌歩ちゃん」
そういいながらイカレ野郎がガキを撫でている。「さ、触らないでッ……」と消え入りそうな声で言ってるがこいつがそんなこと聞き入れるわけもなくベタベタと触りながら「嫌ですー」と言っている。
「せめて起き上がらせてあげたら?」
相変わらず呆れたような声でミスターが言うと「もう少ししたら起き上がらせてあげます!」と無邪気に笑いながら言い、またガキのことを愛で始める。そんな様子に「アホくせぇ……おい、スピナー。ちょっと付き合え」と言って死柄木とトカゲ野郎は出て行った。
「トガさん。オムライス出来ましたよ。その方に食べさせるのでしたら起き上がらせないといけないのではありませんか」
黒霧に話しかけられると、「あっそうですね残念…ご飯食べ終わったらまたひっくり返そうかな」などと呟きながら起き上がらせている。その言葉にガキは顔を青くしている。そういう反応するからやられるってことが分からねぇのかこいつ。
「黒霧さん、ありがとうございます!」
そう言いながらガキを椅子ごとカウンターにおいてあるオムライスのところへ移動させて
「歌歩ちゃーん♪ご飯ですよー。黒霧さんがオムライス作ってくれましたー。一緒に食べ…あっ。縛られてるから食べれないね。ごめんなさい忘れてましたー。という訳で!トガが食べさせてあげましょー。はい、あーん!」
と声を弾ませながら言い、スプーンに乗せたオムライスを食べさせようとしているが、目を逸らされて拒否されている。が、イカレ野郎はめげることなくガキにオムライスを食べさせようとしている。
まるでままごと遊びだな。さしずめあのガキは子ども役の人形ってとこか?可哀想になー。まぁこれも迂闊に裏路地なんて通りかかっちまった自分の自業自得だって諦めろよな、歌歩ちゃん。