向日葵
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鳥の鳴き声が聞こえて来て、目を覚ます。視界に入ってくるのは天蓋付きのベッド。沢山のぬいぐるみ。見覚えのない物ばかり。ここはどこ…とそこまで考えて、自分の置かれている状況を思い出す。
そうだった…私は病院でトガヒミコに襲われてそれで、また、敵連合に捕まってしまったんだ…。…どうして、こんなことになってしまったの。どうして私は、あの人達に狙われているの。どうして……これから先、私はどうなってしまうのだろうか。Mr.コンプレスの言っていた通り、このまま一生あの人達に捕まったまま…?ずっとここに、閉じ込められたまま…?もう2度と、みんなと…勝己君と会えないの…?そんなの、絶対に嫌…!なんとかしないと…。なんとかして、ここから逃げないと…。でもどうやって…?個性…は、ダメ…。
最近は勝己君達に見てもらって前よりは上手く使えるようにはなってきたけれども成功率はそんなに高くないし、体力の消耗が激しいのは相変わらずだから、仮にテレポート自体が成功したとしてもすぐにバテて捕まってしまうのがオチだ。それは避けたい。
…ふと、窓を見る。この部屋の窓、大きい。通り抜けようと思えば出来るかも…。この部屋は2階くらい…。だと思う。高さはあるけれども、そこまで極端に高いわけではない。今、この部屋には私1人。身体も拘束されていない。ベッドメイクに使われているシーツはかなり長さがありそう。それに、天蓋とかカーテンもある…。これらを繋げて窓から垂らして辿れば、ここから出られるかもしれない…。
思い立ったら早く行動に移さないと。そう思ってベッドからシーツを剥ぎ取って、天蓋やカーテンも外す。そしてそれらを力一杯結んで繋げ、窓枠にしっかりと括り付けて、窓から
「ッ!!」
垂らそうとした瞬間、突然身体中に痛みが走って部屋の隅っこに吹っ飛ばされて、うつ伏せで倒れ込んでしまった。何が何だか分からなくなりつつも起き上がろうとすると
「がっ…!」
背中が重くて起き上がれない。
「よぉ、随分楽しそうなことしてんじゃねぇか。よかったら俺とも一緒に遊ぼうぜ」
という声が聞こえたと同時にまた、背中を踏みつけられるような痛みに襲われる。
恐る恐る声の方に顔を向けてみると、荼毘が私の背中に足を乗せながら邪悪に笑って見下ろしていた。さっき吹っ飛ばされた時の衝撃はこの人に蹴られたのだろうか。逃げようと藻掻くと
「あっおい、逃げんなよー」
そう言いながらまた、踏みつけられてうめき声をあげながら藻掻くことしか出来ない。
「何しようとしてたんだ?まさかこれ使ってこっから脱走しようとでもしてたのか?」
窓枠に括り付けてあるカーテンを引っ張って私の背中に足を乗せたまま嘲笑いながら問い掛けて来る。何も答えずにいると
「無視すんなよぉ。答えろってぇ」
と言ってまた、背中をぐりぐりと踏みつけられる。みしみしと骨が悲鳴を上げている。
「やっやめっ…!」
「あっ?なんつった?わりぃ、よく聞こえなかった」
もう少しデカい声ではっきり言ってくれよなぁと言いながら背中に足を乗せられたまま、嘲笑われ続ける。
「や、やめっやめて、下さ…」
「だから、聞こえねぇってば。デカい声で言えよ」
背中を力一杯踏みつけられてるのに大きな声なんて出せる訳ないじゃないか。
苦しくて息をして意識を保っているのすらギリギリだっていうのに。なんとか逃げることは出来ないだろうかと藻掻いてみるが、藻掻けば藻掻くほど楽しそうに余計踏みつけられてどうすることも出来ない。
もう駄目だと、抵抗するのをやめると不意に息苦しさから解放された。恐る恐る起き上が…
「イッ…!」
ろうとした瞬間、髪を引っ掴まれてそのまま引き摺られ、脱走を目論んでいた窓の前まで連れて行かれた。
「なぁ、こっから出られるなんて本気で思ったのか?」
頭を掴まれて、無理矢理窓から乗り出されてニヤニヤと笑いながら問い掛けられる。何も答えずにいると
「答えろよ」
と、首に手を置かれる。
あの夏の日の、路地裏での出来事が蘇ってくる。蒼い炎の海。その海に呑まれた人々の断末魔の叫び。人が焼かれて、肉塊へと変わり果てて逝く臭い。私を追い詰めて来た、楽しそうな目の前の男の顔。首元まで伸びて来たこの人の、焼け爛れ変色した腕。絞め上げられた首の感触…全部、全部溢れ出るような勢いで呼び起こされる。目頭が、熱くなってきて、視界が歪んで来る。
「ハッ…また泣いてんのかよ」
そう言ったかと思うと「泣き虫だなお前」と嘲笑いながら、拘束されていた椅子に投げ捨てられた。立ち上がろうとするが、さんざっぱら踏みつけられたせいか身体中が痛くて動けない。
「泣くくらいならさぁ」
いつの間にか荼毘が目の前まで来ていて、私の頭を、あの日と同じように不気味なほど優しく撫でて
「逃げようなんて馬鹿な事考えたりすんなよ」
と、笑いながら語り掛けて来る。
「大人しくしてれば、お利口さんにしてれば、痛い目に遭わせたりしねぇからよぉ…」
そう言いながらどこからか頑丈そうな縄を取り出して、私の身体に巻き付けて来る。抵抗しようとしてみるも、
「暴れんなよ。ほんと無駄なことすんのが好きなガキだな」
と、軽くあしらわれ、椅子に縛り付けられてしまった。また、視界が歪んで来た。
「泣くなっての。さっきも言ったろ。大人しくお利口さんにしてればもう痛い目に遭わせねぇって。だからさ…」
だからさ、そこの椅子に大人しく縛り付けられてろよ。そうしてたらまぁ、それなりに優しくしてやるからよ。と、また、頭を撫でられる。
……私は本当に、この人達に永遠に捕らわれ続けるしかないの……?ここに閉じ込められて、縛り付けられて、ずっと暮らすの……?私の人生って何なの……?
こんなところで一生過ごすなんて嫌。どうすれば私の日常を取り返すことが出来るの……?
そうだった…私は病院でトガヒミコに襲われてそれで、また、敵連合に捕まってしまったんだ…。…どうして、こんなことになってしまったの。どうして私は、あの人達に狙われているの。どうして……これから先、私はどうなってしまうのだろうか。Mr.コンプレスの言っていた通り、このまま一生あの人達に捕まったまま…?ずっとここに、閉じ込められたまま…?もう2度と、みんなと…勝己君と会えないの…?そんなの、絶対に嫌…!なんとかしないと…。なんとかして、ここから逃げないと…。でもどうやって…?個性…は、ダメ…。
最近は勝己君達に見てもらって前よりは上手く使えるようにはなってきたけれども成功率はそんなに高くないし、体力の消耗が激しいのは相変わらずだから、仮にテレポート自体が成功したとしてもすぐにバテて捕まってしまうのがオチだ。それは避けたい。
…ふと、窓を見る。この部屋の窓、大きい。通り抜けようと思えば出来るかも…。この部屋は2階くらい…。だと思う。高さはあるけれども、そこまで極端に高いわけではない。今、この部屋には私1人。身体も拘束されていない。ベッドメイクに使われているシーツはかなり長さがありそう。それに、天蓋とかカーテンもある…。これらを繋げて窓から垂らして辿れば、ここから出られるかもしれない…。
思い立ったら早く行動に移さないと。そう思ってベッドからシーツを剥ぎ取って、天蓋やカーテンも外す。そしてそれらを力一杯結んで繋げ、窓枠にしっかりと括り付けて、窓から
「ッ!!」
垂らそうとした瞬間、突然身体中に痛みが走って部屋の隅っこに吹っ飛ばされて、うつ伏せで倒れ込んでしまった。何が何だか分からなくなりつつも起き上がろうとすると
「がっ…!」
背中が重くて起き上がれない。
「よぉ、随分楽しそうなことしてんじゃねぇか。よかったら俺とも一緒に遊ぼうぜ」
という声が聞こえたと同時にまた、背中を踏みつけられるような痛みに襲われる。
恐る恐る声の方に顔を向けてみると、荼毘が私の背中に足を乗せながら邪悪に笑って見下ろしていた。さっき吹っ飛ばされた時の衝撃はこの人に蹴られたのだろうか。逃げようと藻掻くと
「あっおい、逃げんなよー」
そう言いながらまた、踏みつけられてうめき声をあげながら藻掻くことしか出来ない。
「何しようとしてたんだ?まさかこれ使ってこっから脱走しようとでもしてたのか?」
窓枠に括り付けてあるカーテンを引っ張って私の背中に足を乗せたまま嘲笑いながら問い掛けて来る。何も答えずにいると
「無視すんなよぉ。答えろってぇ」
と言ってまた、背中をぐりぐりと踏みつけられる。みしみしと骨が悲鳴を上げている。
「やっやめっ…!」
「あっ?なんつった?わりぃ、よく聞こえなかった」
もう少しデカい声ではっきり言ってくれよなぁと言いながら背中に足を乗せられたまま、嘲笑われ続ける。
「や、やめっやめて、下さ…」
「だから、聞こえねぇってば。デカい声で言えよ」
背中を力一杯踏みつけられてるのに大きな声なんて出せる訳ないじゃないか。
苦しくて息をして意識を保っているのすらギリギリだっていうのに。なんとか逃げることは出来ないだろうかと藻掻いてみるが、藻掻けば藻掻くほど楽しそうに余計踏みつけられてどうすることも出来ない。
もう駄目だと、抵抗するのをやめると不意に息苦しさから解放された。恐る恐る起き上が…
「イッ…!」
ろうとした瞬間、髪を引っ掴まれてそのまま引き摺られ、脱走を目論んでいた窓の前まで連れて行かれた。
「なぁ、こっから出られるなんて本気で思ったのか?」
頭を掴まれて、無理矢理窓から乗り出されてニヤニヤと笑いながら問い掛けられる。何も答えずにいると
「答えろよ」
と、首に手を置かれる。
あの夏の日の、路地裏での出来事が蘇ってくる。蒼い炎の海。その海に呑まれた人々の断末魔の叫び。人が焼かれて、肉塊へと変わり果てて逝く臭い。私を追い詰めて来た、楽しそうな目の前の男の顔。首元まで伸びて来たこの人の、焼け爛れ変色した腕。絞め上げられた首の感触…全部、全部溢れ出るような勢いで呼び起こされる。目頭が、熱くなってきて、視界が歪んで来る。
「ハッ…また泣いてんのかよ」
そう言ったかと思うと「泣き虫だなお前」と嘲笑いながら、拘束されていた椅子に投げ捨てられた。立ち上がろうとするが、さんざっぱら踏みつけられたせいか身体中が痛くて動けない。
「泣くくらいならさぁ」
いつの間にか荼毘が目の前まで来ていて、私の頭を、あの日と同じように不気味なほど優しく撫でて
「逃げようなんて馬鹿な事考えたりすんなよ」
と、笑いながら語り掛けて来る。
「大人しくしてれば、お利口さんにしてれば、痛い目に遭わせたりしねぇからよぉ…」
そう言いながらどこからか頑丈そうな縄を取り出して、私の身体に巻き付けて来る。抵抗しようとしてみるも、
「暴れんなよ。ほんと無駄なことすんのが好きなガキだな」
と、軽くあしらわれ、椅子に縛り付けられてしまった。また、視界が歪んで来た。
「泣くなっての。さっきも言ったろ。大人しくお利口さんにしてればもう痛い目に遭わせねぇって。だからさ…」
だからさ、そこの椅子に大人しく縛り付けられてろよ。そうしてたらまぁ、それなりに優しくしてやるからよ。と、また、頭を撫でられる。
……私は本当に、この人達に永遠に捕らわれ続けるしかないの……?ここに閉じ込められて、縛り付けられて、ずっと暮らすの……?私の人生って何なの……?
こんなところで一生過ごすなんて嫌。どうすれば私の日常を取り返すことが出来るの……?
