向日葵
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歌歩ちゃんと最後に会ったヒーロー仮免試験から大分時間が経った。すぐに連れて来られると思っていたのに、凄く時間がかかって残念。でも、いざ会えるとそんなのはもう過去のこと。再会出来たら嬉しくて嬉しくて。待っていた長い時間が一瞬にして嘘みたいに思えてくる。
「歌歩ちゃーーん!!やっと会えたぁー!!」
思わず声を上げて、歌歩ちゃんが診察室に入ってきてドアを閉めた瞬間思い切り抱き締める。ちっちゃい。柔らかい。ふあふあ!ふあふあだ。少し力の加減を間違えたら、壊れちゃいそう。かぁいい……。同年代の女の子で、ここまで柔らかくてちっちゃい子初めて見た気がする。もう少しで連れて帰れるんだぁ……。今度は絶対ヒーローに取られたくない。
「あっ…えっ…な、なん、何で…」
歌歩ちゃんが呆然と私のことを見ている。すっごくびっくりしているみたい。私がここにいるのが信じられないみたい。ふふ、ドッキリ大成功です。
「言ったでしょ?また今度会おうね…って。まさかこんなに遅くなっちゃうなんて思いませんでしたが」
もっと早く会えると思ってたのに。すぐに捕まえられると思ってたのに。仮免試験からすごーく時間がかかっちゃったなー…。早く連れて帰…あれ?歌歩ちゃんもぞもぞと手を動かしてる。何しようとしてるんだろなんて思いながら見てみると、ドアに手を伸ばそうとしてた。もしかして開けて逃げようとしてる?えぇかぁいい!出来るわけないのに頑張っちゃうなんて!でもドア開けられて叫ばれたりでもしたら作戦が台無しです。せっかく色々計画したのに。
「あっそうだ鍵かけなくちゃ」
そう言って歌歩ちゃんを片手で引き寄せてドアから遠ざけて、もう片方の空いた手で病院の人に貸してもらっていた診察室の鍵でしっかりと施錠する。ガチャリという音が室内に鳴り響くと、歌歩ちゃんは今にも泣き出しそうな顔をした。そのお顔もすっごくかぁいくて素敵。また抱きしめちゃう。
「歌歩ちゃん」
自然と名前を呼ぶ声音が明るくなる。今自分が凄く笑顔になっているというのがよく分かる。
名前を呼ばれた張本人の歌歩ちゃんはビクッと肩を揺らしている。あぁ、ほんっとぉにかぁいい…。
「つーかまーえたぁ…」
嬉しいなぁ…やっと連れて帰れる。帰ったらたっくさん恋バナして、お菓子を一緒に食べよう。歌歩ちゃん甘いものが好きみたいですしね。初めて会った時に爆豪君とそんなことをお話していたのを聞いたし、クレープを幸せそうに頬張っていたことを思い出す。かぁいかったなぁ、あの時も。爆豪君にしか見せないんだろうなぁあのお顔。恋してる女の子は特別かぁいいのです。あ、多分ミスターや荼毘君が神野の時みたいに椅子に縛り付けるよなぁ。じゃあ歌歩ちゃん自分で食べれませんね。あーんしてあげなきゃ。あと髪の毛も弄らせて貰おう。歌歩ちゃんの髪長くてふあふあだからきっと弄り甲斐あるだろうなぁ…。初めて会った時にしてたアップスタイルにしたり…あれどうやってたんだろう。動画サイトとかで調べたら出てくるかな?上手く出来たら記念に写真も撮りましょう。他には何しましょう。やりたいことが沢山ありすぎて迷っちゃう。凄く楽しみだなぁなんて思いを馳せつつ、悲鳴を上げようとしている歌歩ちゃんの口を塞ぐ。と、凄くじたばたと暴れて私の手を外そうとする。前に刺した時も思ったけれども、この子凄く非力だなぁ。なのにこんなに一生懸命抵抗しようとして、頑張り屋さんだなぁ。偉いねぇ。でももう頑張らなくて大丈夫だよぉ。すぐに楽にしてあげるから。
と、ポケットから注射器を取り出して歌歩ちゃんの首元に刺した。すると歌歩ちゃんは眉間に皺を寄せて首元を抑え、よろよろとしだして地面に倒れ込んだ。
うとうとと今にも眠りに落ちそうな歌歩ちゃんをそっと抱き上げて、
「おやすみー、歌歩ちゃん。いい夢見てね」
と、微笑みかける。
「や…たす、け…か、つき、く……」
そう言い残して眠りについた。助けて勝己君て言おうとしたのかな。歌歩ちゃんは本当に爆豪君が大好きなんだね。荼毘君に首を絞められた時もそう言って気を失ったみたいですし。爆豪君は歌歩ちゃんのヒーロー…もしくは王子様なんですかね。起きたら沢山お話聞かせてもらおう。楽しみだなぁと、準備しておいた車椅子にそっと座らせ、膝にブランケットをかけてあげて看護師さんから貰った血を飲んで変身してから診察室を出る。
予想通りすれ違う人達みんな、誰も私達を怪しむ様子もなく。無事に歌歩ちゃんを病院から連れ出すことに成功した。
◇
「ただいまーでーす、歌歩ちゃんしっかり連れてきましたよぉ」
今はまだかぁいいかぁいいお顔でお眠中ですといい、歌歩ちゃんのために用意してもらった部屋に連れて行くと荼毘君とミスターが待っていた。
「あれ、2人だけですか?仁君とスピナー君は?」
「あの2人はちょっとねぇ。きっとそのお嬢さんに優しくしちゃうだろうから席を外してもらったよ」
あいつら割とマジでその子に同情してるみたいだしねと言いながら、歌歩ちゃんの頭をミスターが撫でる。
「おいおい、その言い方じゃ俺がそのガキに同情してねぇみたいじゃねぇか。俺だって少しはしてるぜ?バカなヒーローや大人に振り回されて、こんなとこまで連れて来られちまうなんてカワイソーだなってよ」
そう嘲笑う荼毘君をミスターが「どうだか」と、苦笑して眺めている。
「それにしてもこのお部屋とぉってもかぁいいねぇ。お人形さんやお姫様のお部屋みたいで歌歩ちゃんにピッタリです」
「良かったね。トガちゃん随分とあのおっさん達に口煩くしてたらしいから甲斐あったね」
じゃ、そろそろ拘束するからその子椅子に座らせて貰っていいかな?と尋ねるミスターに「はぁい」と返事をし、歌歩ちゃんを起こさないようにそっと椅子に座らせる。と、ミスターが個性で仕舞っていた頑丈そうな縄を取り出してしっかりと縛った。
「ふふ、歌歩ちゃんやっぱりかぁいい……」
そうほっぺを突きながら呟くと荼毘君が
「お前そればっかだな。別にどこにでもいるような普通のガキだろ。こんなガキ一匹捕まえるためだけにここまで綿密に何ヶ月もかけてとっ捕まえるお前と死柄木が理解出来ねぇよ」
それだけの事する価値はあるかもしれねぇけどと、少し呆れたように言う。
「意外です。荼毘君が歌歩ちゃんのこと価値あるなんて言うとは」
ひょっとして荼毘君も歌歩ちゃん大好きなんですか?そうワクワクしながら尋ねてみるとより一層呆れたような顔をして
「んなちんちくりんのガキに興味持つほど俺はロリコンじゃねぇよ。価値はあんだろ、あれだけ雄英やヒーローが必死に守ってるってアピールしてたのに、ヒーローの膝元で2度も同じヴィランに攫われた…なんて、それだけでマスコミや世間が騒ぐのは目に見えてる」
ヒーロー社会に打撃与える一発になるのは間違いねぇからなと、歌歩ちゃんをじっと見つめながら言う。
「本当、どこまで行っても可哀想な子だね。信頼出来るはずのヒーローや病院関係者達に裏切られて、こわーいヴィランに攫われて閉じ込められちゃう可愛くて可哀想なお姫様…なんて飛んだ御伽噺だ」
と、ミスターがケラケラ笑いながら言う。
可愛くて可哀想なお姫様…歌歩ちゃんにピッタリですね、なんて思いながら頭を撫でると一筋、歌歩ちゃんの目から涙が零れた。
「歌歩ちゃーーん!!やっと会えたぁー!!」
思わず声を上げて、歌歩ちゃんが診察室に入ってきてドアを閉めた瞬間思い切り抱き締める。ちっちゃい。柔らかい。ふあふあ!ふあふあだ。少し力の加減を間違えたら、壊れちゃいそう。かぁいい……。同年代の女の子で、ここまで柔らかくてちっちゃい子初めて見た気がする。もう少しで連れて帰れるんだぁ……。今度は絶対ヒーローに取られたくない。
「あっ…えっ…な、なん、何で…」
歌歩ちゃんが呆然と私のことを見ている。すっごくびっくりしているみたい。私がここにいるのが信じられないみたい。ふふ、ドッキリ大成功です。
「言ったでしょ?また今度会おうね…って。まさかこんなに遅くなっちゃうなんて思いませんでしたが」
もっと早く会えると思ってたのに。すぐに捕まえられると思ってたのに。仮免試験からすごーく時間がかかっちゃったなー…。早く連れて帰…あれ?歌歩ちゃんもぞもぞと手を動かしてる。何しようとしてるんだろなんて思いながら見てみると、ドアに手を伸ばそうとしてた。もしかして開けて逃げようとしてる?えぇかぁいい!出来るわけないのに頑張っちゃうなんて!でもドア開けられて叫ばれたりでもしたら作戦が台無しです。せっかく色々計画したのに。
「あっそうだ鍵かけなくちゃ」
そう言って歌歩ちゃんを片手で引き寄せてドアから遠ざけて、もう片方の空いた手で病院の人に貸してもらっていた診察室の鍵でしっかりと施錠する。ガチャリという音が室内に鳴り響くと、歌歩ちゃんは今にも泣き出しそうな顔をした。そのお顔もすっごくかぁいくて素敵。また抱きしめちゃう。
「歌歩ちゃん」
自然と名前を呼ぶ声音が明るくなる。今自分が凄く笑顔になっているというのがよく分かる。
名前を呼ばれた張本人の歌歩ちゃんはビクッと肩を揺らしている。あぁ、ほんっとぉにかぁいい…。
「つーかまーえたぁ…」
嬉しいなぁ…やっと連れて帰れる。帰ったらたっくさん恋バナして、お菓子を一緒に食べよう。歌歩ちゃん甘いものが好きみたいですしね。初めて会った時に爆豪君とそんなことをお話していたのを聞いたし、クレープを幸せそうに頬張っていたことを思い出す。かぁいかったなぁ、あの時も。爆豪君にしか見せないんだろうなぁあのお顔。恋してる女の子は特別かぁいいのです。あ、多分ミスターや荼毘君が神野の時みたいに椅子に縛り付けるよなぁ。じゃあ歌歩ちゃん自分で食べれませんね。あーんしてあげなきゃ。あと髪の毛も弄らせて貰おう。歌歩ちゃんの髪長くてふあふあだからきっと弄り甲斐あるだろうなぁ…。初めて会った時にしてたアップスタイルにしたり…あれどうやってたんだろう。動画サイトとかで調べたら出てくるかな?上手く出来たら記念に写真も撮りましょう。他には何しましょう。やりたいことが沢山ありすぎて迷っちゃう。凄く楽しみだなぁなんて思いを馳せつつ、悲鳴を上げようとしている歌歩ちゃんの口を塞ぐ。と、凄くじたばたと暴れて私の手を外そうとする。前に刺した時も思ったけれども、この子凄く非力だなぁ。なのにこんなに一生懸命抵抗しようとして、頑張り屋さんだなぁ。偉いねぇ。でももう頑張らなくて大丈夫だよぉ。すぐに楽にしてあげるから。
と、ポケットから注射器を取り出して歌歩ちゃんの首元に刺した。すると歌歩ちゃんは眉間に皺を寄せて首元を抑え、よろよろとしだして地面に倒れ込んだ。
うとうとと今にも眠りに落ちそうな歌歩ちゃんをそっと抱き上げて、
「おやすみー、歌歩ちゃん。いい夢見てね」
と、微笑みかける。
「や…たす、け…か、つき、く……」
そう言い残して眠りについた。助けて勝己君て言おうとしたのかな。歌歩ちゃんは本当に爆豪君が大好きなんだね。荼毘君に首を絞められた時もそう言って気を失ったみたいですし。爆豪君は歌歩ちゃんのヒーロー…もしくは王子様なんですかね。起きたら沢山お話聞かせてもらおう。楽しみだなぁと、準備しておいた車椅子にそっと座らせ、膝にブランケットをかけてあげて看護師さんから貰った血を飲んで変身してから診察室を出る。
予想通りすれ違う人達みんな、誰も私達を怪しむ様子もなく。無事に歌歩ちゃんを病院から連れ出すことに成功した。
◇
「ただいまーでーす、歌歩ちゃんしっかり連れてきましたよぉ」
今はまだかぁいいかぁいいお顔でお眠中ですといい、歌歩ちゃんのために用意してもらった部屋に連れて行くと荼毘君とミスターが待っていた。
「あれ、2人だけですか?仁君とスピナー君は?」
「あの2人はちょっとねぇ。きっとそのお嬢さんに優しくしちゃうだろうから席を外してもらったよ」
あいつら割とマジでその子に同情してるみたいだしねと言いながら、歌歩ちゃんの頭をミスターが撫でる。
「おいおい、その言い方じゃ俺がそのガキに同情してねぇみたいじゃねぇか。俺だって少しはしてるぜ?バカなヒーローや大人に振り回されて、こんなとこまで連れて来られちまうなんてカワイソーだなってよ」
そう嘲笑う荼毘君をミスターが「どうだか」と、苦笑して眺めている。
「それにしてもこのお部屋とぉってもかぁいいねぇ。お人形さんやお姫様のお部屋みたいで歌歩ちゃんにピッタリです」
「良かったね。トガちゃん随分とあのおっさん達に口煩くしてたらしいから甲斐あったね」
じゃ、そろそろ拘束するからその子椅子に座らせて貰っていいかな?と尋ねるミスターに「はぁい」と返事をし、歌歩ちゃんを起こさないようにそっと椅子に座らせる。と、ミスターが個性で仕舞っていた頑丈そうな縄を取り出してしっかりと縛った。
「ふふ、歌歩ちゃんやっぱりかぁいい……」
そうほっぺを突きながら呟くと荼毘君が
「お前そればっかだな。別にどこにでもいるような普通のガキだろ。こんなガキ一匹捕まえるためだけにここまで綿密に何ヶ月もかけてとっ捕まえるお前と死柄木が理解出来ねぇよ」
それだけの事する価値はあるかもしれねぇけどと、少し呆れたように言う。
「意外です。荼毘君が歌歩ちゃんのこと価値あるなんて言うとは」
ひょっとして荼毘君も歌歩ちゃん大好きなんですか?そうワクワクしながら尋ねてみるとより一層呆れたような顔をして
「んなちんちくりんのガキに興味持つほど俺はロリコンじゃねぇよ。価値はあんだろ、あれだけ雄英やヒーローが必死に守ってるってアピールしてたのに、ヒーローの膝元で2度も同じヴィランに攫われた…なんて、それだけでマスコミや世間が騒ぐのは目に見えてる」
ヒーロー社会に打撃与える一発になるのは間違いねぇからなと、歌歩ちゃんをじっと見つめながら言う。
「本当、どこまで行っても可哀想な子だね。信頼出来るはずのヒーローや病院関係者達に裏切られて、こわーいヴィランに攫われて閉じ込められちゃう可愛くて可哀想なお姫様…なんて飛んだ御伽噺だ」
と、ミスターがケラケラ笑いながら言う。
可愛くて可哀想なお姫様…歌歩ちゃんにピッタリですね、なんて思いながら頭を撫でると一筋、歌歩ちゃんの目から涙が零れた。
