OrangeDays
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「お姉ちゃん今男の子と帰ってきたけどあの人彼氏?」
ただいまと言い家に入ると、リビングの方から顔を出した妹、美由がいきなりそんなことを言う。
「は?な、何言ってんの違うよあの人はただのクラスメイト...!」
と返答すると、美由はニヤニヤと笑いながら
「わかった、あれがお姉ちゃんの片思いしてる相手って噂の高尾君って人か!」
などととんでもないことを言い出した。
「か、片思いなんかしてないって!高尾君はただのクラスメイトだってば!てかなんであんた高尾君のこと知ってんの?!」
「千代ちゃんから聞いたー。お姉ちゃんが好きな人だよーって」
千代、何とんでもないこと言ってんの...!
ていうかなんで千代から高尾君の話聞いてんの?どうやって連絡とった?そもそもいつ面識あるの?1度家に連れてきたことあるだけのはずなんだけど...というとその時連絡先を交換し度々連絡を取り合っているのだとか。妹と友人が繋がっているとか最悪だ.....!恋バナ大好き人間の千代と美由が繋がるとか、なんの悪夢だ.....!
「めっちゃくちゃ優しそうな人だねー。顔もかっこいいし。あれは相当モテるだろうねー。お姉ちゃん頑張らないと取られちゃうよー?」
と笑いながら言う我が妹に頭を抱えたくなる。違うってばと言ってるが、全く話を聞いてくれない。千代とそっくりだ。美由って実は私の妹なんじゃなくて本当は千代の妹なんじゃない?そう疑いたくなってしまう。
「ていうか。真面目な話。お姉ちゃん気づいてないだけで絶対あの人のこと好きだよ」
急に真面目な顔をして、真剣な声で喋りだした美由にビクッとさせられた。
「な、なんで...」
「だって、お姉ちゃんがあんな顔して男の子といるとこ初めて見たもん」
あ、あんな顔...?私どんな顔してたんだ...。
「すごくね、嬉しそうな顔してたよ。そんでもって顔も赤かった」
はい?そんなことないでしょ絶対.....。そう言おうと思ったけれども、確かに顔に熱が集まっていた自覚はあるからもしかしたら真っ赤になっていたのかもしれない。でも、それは高尾君にダイレクトにかっこよくてドキドキしたと言ってしまったから恥ずかしかっただけだ。そうに違いない。そう言うと美由は深く深く溜息をつき、
「この鈍感!」
と言われた。
「な、何いきなり.....」
「だって、お姉ちゃんほんっとうに呆れるくらい鈍感なんだもん。馬鹿なの?」
あ、姉に向かってそこまで言う?!もう嫌だこの妹ほんっと可愛くない.....!
「バスケしてるとこ見て、かっこいいと思ったんでしょ?ドキドキしたんでしょ?それ、高尾って人に対しては思ったけど他の人とか、緑間って人には思った?」
「お、思ってないよ.....そもそも、高尾君しか見てないし.....」
そう言うと美由は「なんで高尾君しか見なかったの?」と尋ねてきた。な、なんでって...それは、高尾君にしか目がいかなかったから.....と答えた。そう言うとそれ、もう答え出てるじゃんと言われ、訳が分からなくなった。どういうことだって聞いたら「あとは自分で考えなさい」と言われ、美由は部屋に戻ってしまった。
お、怒らせてしまったのだろうか.....?
ていうか、考えるって何を.....?
どうしよう、妹の言ってる言葉の意味が全く分からない.......!
ただいまと言い家に入ると、リビングの方から顔を出した妹、美由がいきなりそんなことを言う。
「は?な、何言ってんの違うよあの人はただのクラスメイト...!」
と返答すると、美由はニヤニヤと笑いながら
「わかった、あれがお姉ちゃんの片思いしてる相手って噂の高尾君って人か!」
などととんでもないことを言い出した。
「か、片思いなんかしてないって!高尾君はただのクラスメイトだってば!てかなんであんた高尾君のこと知ってんの?!」
「千代ちゃんから聞いたー。お姉ちゃんが好きな人だよーって」
千代、何とんでもないこと言ってんの...!
ていうかなんで千代から高尾君の話聞いてんの?どうやって連絡とった?そもそもいつ面識あるの?1度家に連れてきたことあるだけのはずなんだけど...というとその時連絡先を交換し度々連絡を取り合っているのだとか。妹と友人が繋がっているとか最悪だ.....!恋バナ大好き人間の千代と美由が繋がるとか、なんの悪夢だ.....!
「めっちゃくちゃ優しそうな人だねー。顔もかっこいいし。あれは相当モテるだろうねー。お姉ちゃん頑張らないと取られちゃうよー?」
と笑いながら言う我が妹に頭を抱えたくなる。違うってばと言ってるが、全く話を聞いてくれない。千代とそっくりだ。美由って実は私の妹なんじゃなくて本当は千代の妹なんじゃない?そう疑いたくなってしまう。
「ていうか。真面目な話。お姉ちゃん気づいてないだけで絶対あの人のこと好きだよ」
急に真面目な顔をして、真剣な声で喋りだした美由にビクッとさせられた。
「な、なんで...」
「だって、お姉ちゃんがあんな顔して男の子といるとこ初めて見たもん」
あ、あんな顔...?私どんな顔してたんだ...。
「すごくね、嬉しそうな顔してたよ。そんでもって顔も赤かった」
はい?そんなことないでしょ絶対.....。そう言おうと思ったけれども、確かに顔に熱が集まっていた自覚はあるからもしかしたら真っ赤になっていたのかもしれない。でも、それは高尾君にダイレクトにかっこよくてドキドキしたと言ってしまったから恥ずかしかっただけだ。そうに違いない。そう言うと美由は深く深く溜息をつき、
「この鈍感!」
と言われた。
「な、何いきなり.....」
「だって、お姉ちゃんほんっとうに呆れるくらい鈍感なんだもん。馬鹿なの?」
あ、姉に向かってそこまで言う?!もう嫌だこの妹ほんっと可愛くない.....!
「バスケしてるとこ見て、かっこいいと思ったんでしょ?ドキドキしたんでしょ?それ、高尾って人に対しては思ったけど他の人とか、緑間って人には思った?」
「お、思ってないよ.....そもそも、高尾君しか見てないし.....」
そう言うと美由は「なんで高尾君しか見なかったの?」と尋ねてきた。な、なんでって...それは、高尾君にしか目がいかなかったから.....と答えた。そう言うとそれ、もう答え出てるじゃんと言われ、訳が分からなくなった。どういうことだって聞いたら「あとは自分で考えなさい」と言われ、美由は部屋に戻ってしまった。
お、怒らせてしまったのだろうか.....?
ていうか、考えるって何を.....?
どうしよう、妹の言ってる言葉の意味が全く分からない.......!
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