OrangeDays
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日曜日。あまり乗り気ではなかったが、約束してしまったのだから行かないという訳にもいかず。私は千代に連れられて高尾君と緑間君の出る試合を見に行くため今日試合があるという体育館へ来ていた。
運動は苦手だし、スポーツにもあまり興味のない私がいてもいいのかという不安と、バスケの知識が皆無でも楽しめるのかと疑問に思いその疑問を千代にぶつけたが
「大丈夫!知らないことでも、好きな人のかっこいい所を見れるんだから絶対楽しめるって!」
と言われた。何度否定しても、彼女の中で私が高尾君のことを好きだということは決定事項になっているようだ。
「だから、私は高尾君の事好きな訳じゃ…」
「あ、ほら始まるよ、観よう観よう!」
せめて最後まで聞いてよ!私の思いは千代には全く届きそうにない。諦めて試合を観戦することにした。
―――コートの中にいる彼は、私の知っている彼とはまるで別人の様だった。
「どうだった?観に来てよかった?」
試合が終わると、千代がニコニコと笑いながら声を掛けてきた。その言葉に頷くと
「でしょー?かっこよかったでしょ、高尾!」
と、得意げに言ってきた。もじもじとしながら頷くと千代はさらに満足そうににこりと笑った。
教室にいるときの高尾君と、バスケをしていてコートの中にいる高尾君はまるで別人で、いつも笑っていて、周りを盛り上げているムードメーカーの様な高尾君と、必死にボールを追いかけて、周りのみんなにしっかりと指示を出す高尾君が全く結びつかない。
普段の時もかっこいい人だなとは思っていた。だけど、バスケをしている時はいつもの比じゃないくらいかっこいい。なんだかすごくドキドキとする。
もっとバスケをしている高尾君のことが見たい。もっと、高尾君のことを知りたい…!
運動は苦手だし、スポーツにもあまり興味のない私がいてもいいのかという不安と、バスケの知識が皆無でも楽しめるのかと疑問に思いその疑問を千代にぶつけたが
「大丈夫!知らないことでも、好きな人のかっこいい所を見れるんだから絶対楽しめるって!」
と言われた。何度否定しても、彼女の中で私が高尾君のことを好きだということは決定事項になっているようだ。
「だから、私は高尾君の事好きな訳じゃ…」
「あ、ほら始まるよ、観よう観よう!」
せめて最後まで聞いてよ!私の思いは千代には全く届きそうにない。諦めて試合を観戦することにした。
―――コートの中にいる彼は、私の知っている彼とはまるで別人の様だった。
「どうだった?観に来てよかった?」
試合が終わると、千代がニコニコと笑いながら声を掛けてきた。その言葉に頷くと
「でしょー?かっこよかったでしょ、高尾!」
と、得意げに言ってきた。もじもじとしながら頷くと千代はさらに満足そうににこりと笑った。
教室にいるときの高尾君と、バスケをしていてコートの中にいる高尾君はまるで別人で、いつも笑っていて、周りを盛り上げているムードメーカーの様な高尾君と、必死にボールを追いかけて、周りのみんなにしっかりと指示を出す高尾君が全く結びつかない。
普段の時もかっこいい人だなとは思っていた。だけど、バスケをしている時はいつもの比じゃないくらいかっこいい。なんだかすごくドキドキとする。
もっとバスケをしている高尾君のことが見たい。もっと、高尾君のことを知りたい…!