OrangeDays
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新学期が始まり、一ヶ月が経った。
入学式の時に出会った男の子、高尾くんとは同じクラスになった。
よろしくな、と笑ってくれた眩しい笑顔にちょっとだけドキッとした。でもそれ以降、高尾くんとは特に関わりはない。挨拶とかはするが、それだけ。
そもそも、私と高尾くんがそれ以上の関係になんてなることはないだろう。
明るくて、友達も多く、運動神経抜群でしかも、1年生にしてバスケ部のスタメンとなった高尾くん。対して私は、地味で目立たない、クラスの端っこの方で友達とひっそりとしているような女子。住む世界がまるで違う。
どう頑張っても、高尾くんには近づけないし仲良くなることもないだろう。
それに、高尾くんの傍にはいつも同じくバスケ部のスタメンである緑間くんがいて、余計近寄りがたい。
私と高尾くんはきっと、これからもずっとただのクラスメイトというだけ、ただそれだけだ。そう思っていた。
席替えで、高尾くんが隣の席になるまでは。
「おっ隣は宮前か!よろしくな」
指定された席へ行くと、隣にはニコニコと笑う高尾くんがいた。
「ほら、真ちゃんも挨拶しなよ!」
と、後ろの席に座る緑間くんに声掛ける高尾くん。「うるさいのだよ、黙れ高尾」と言われていた。
いつも思うけど、どうして緑間くんて語尾になのだよってつけて話すんだろう。喋りにくくないのかな。
そう思いながら見ていると「なんなのだよ」と、少し不機嫌そうに言われてしまったので慌ててなんでもない、と言って目を逸らした。
「もう真ちゃん、女の子にそんな態度取ったらダメだろー?ごめんなー、真ちゃんツンデレだからさー」
「おい、適当なことを言うな高尾!!」
そう言って怒る緑間くんを高尾くんは華麗にスルー。その間もずっと緑間くんは「無視をするな高尾!!」と言っていた。
高尾くんて図太いなぁ………
入学式の時に出会った男の子、高尾くんとは同じクラスになった。
よろしくな、と笑ってくれた眩しい笑顔にちょっとだけドキッとした。でもそれ以降、高尾くんとは特に関わりはない。挨拶とかはするが、それだけ。
そもそも、私と高尾くんがそれ以上の関係になんてなることはないだろう。
明るくて、友達も多く、運動神経抜群でしかも、1年生にしてバスケ部のスタメンとなった高尾くん。対して私は、地味で目立たない、クラスの端っこの方で友達とひっそりとしているような女子。住む世界がまるで違う。
どう頑張っても、高尾くんには近づけないし仲良くなることもないだろう。
それに、高尾くんの傍にはいつも同じくバスケ部のスタメンである緑間くんがいて、余計近寄りがたい。
私と高尾くんはきっと、これからもずっとただのクラスメイトというだけ、ただそれだけだ。そう思っていた。
席替えで、高尾くんが隣の席になるまでは。
「おっ隣は宮前か!よろしくな」
指定された席へ行くと、隣にはニコニコと笑う高尾くんがいた。
「ほら、真ちゃんも挨拶しなよ!」
と、後ろの席に座る緑間くんに声掛ける高尾くん。「うるさいのだよ、黙れ高尾」と言われていた。
いつも思うけど、どうして緑間くんて語尾になのだよってつけて話すんだろう。喋りにくくないのかな。
そう思いながら見ていると「なんなのだよ」と、少し不機嫌そうに言われてしまったので慌ててなんでもない、と言って目を逸らした。
「もう真ちゃん、女の子にそんな態度取ったらダメだろー?ごめんなー、真ちゃんツンデレだからさー」
「おい、適当なことを言うな高尾!!」
そう言って怒る緑間くんを高尾くんは華麗にスルー。その間もずっと緑間くんは「無視をするな高尾!!」と言っていた。
高尾くんて図太いなぁ………