ターコイズに恋焦がれ〜初めてのクリスマス〜
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クリスマス・タウンはハロウィン・タウンと全く違う。常に暗くて不気味な雰囲気のハロウィン・タウンとは真逆で、どこもイルミネーションが張り巡らされていて、キラキラと輝いていてとても綺麗だ。そこに雪まで積もってて、すごく幻想的だ。……ツイステッドワンダーランドに帰ったら、前と同じようにここのことも忘れちゃうのかな。それはちょっと……ううん、かなり残念だな。
「綺麗な景色だな。こんな大変な状況だってのに、故郷を思い出すぜ……」
そう微かに笑いながらジャックちゃんが呟く。ああ、そっかジャックちゃんの故郷は雪が多いって言ってたっけ。
「何、ジャックちゃんひょっとしてホームシック~?」
なんてからかってみると
「別にそんなんじゃねえよ!」
ちょっとムキになりながら否定された。そんなムキになられると図星に見えるんだけど。そう言ったらどこかバツの悪そうな顔をされた。
「ん?」
不意にジャックちゃんが首を傾げた。どうしたの?と聞くと
「雪で作った壁がある。それに小さな雪玉が積まれてるな」
と、指差しながら言う。その方向を見ると、確かに雪で作った壁と小さい雪玉があった。
「これは……」
「面白いよねえ!」
ジャックちゃんが何か言おうとした瞬間、背後からいきなり声を掛けられた。思わず
「うわっ!」
と、2人揃って叫び声を上げてしまった。振り返ってみると、ジャックさんがいた。頭や服に雪がついている。雪の中に埋もれてたらしい。
「ジャックさんか……頭が白いから雪に紛れて気づかなかった」
私はずっと巨大な雪だるまだと思ってた……。
「僕が初めてクリスマス・タウンに来た時は、ここでみんなが雪玉を投げ合っていたんだ」
ジャックさんはまた、楽しそうに笑いながら話す。雪玉を……ああ、雪合戦してたんだ。これだけ雪があれば大量の雪玉が作れて…
「雪を投げるんだよ?頭じゃない。あんな光景はここで初めて見た!」
は……?あ、頭!?
「陸ってそんなグロテスクなもん投げて遊ぶの!?」
「んな訳ねえだろ」
ジャックさんの発言に驚いて思わず聞いたら、ジャックちゃんに呆れたようにツッコまれた。
「雪合戦してたんですね。俺もガキの頃はよくやりましたよ。雪玉の溜め方とか、それを投げるタイミングとか、結構頭を使う必要があって楽しいんだよな」
「そうだね。前に見たみんなも、それは素晴らしい笑顔だったよ」
ジャックさんがまた、嬉しそうにニコニコと笑いながら言う。本当にこの町やここの人達のことが大好きなんだろうな~。ハロウィンと同じくらい、クリスマスっていうのも大切なのかな。
「スウィングとウギー・ブギーが来る前は、ここに雪合戦を楽しんでる奴らが沢山いたのか……。改めて考えると、とんでもねえ野郎だぜ」
ジャックちゃんが眉間に皺を寄せ、険しい顔で言う。……ハロウィン・タウンも、不気味な雰囲気ではあったけどもあの町自体は賑やかだったな。
「おっ。ジャックとジャック、それからティアナじゃねえか!俺様達聞きたいことがあってジャックを捜してたんだゾ。ジャックとティアナと一緒にいたんだな」
不意にグリムちゃんの声が聞こえて来た。フロイドちゃんとユウちゃん、シルバー先輩も一緒にいる。
「ティアナとジャックはジャックと何を話してたんだ?」
グリムちゃんが私達を見渡しながら聞いてくる。
「おい。待て」
それをジャックちゃんが遮った。グリムちゃんは不思議そうな顔で「ん?」と言う。
「どっちのジャックのことを言ってるのか、全然わからねえ。ずっと紛らわしいと思ってたんだ。いい機会だし、ここで呼び方をはっきりさせるぞ!」
そんなややこしいかな?なんとなくニュアンスで分かりそうな気がするんだけど。
「ウニちゃんはウニちゃんじゃん。全然紛らわしくなくね?」
フロイドちゃんも私と同じ意見らしい。
「そんな呼び方すんのはあんただけだ」
確かに。ウニちゃんて呼ぶのはフロイドちゃん以外居ないか。いやでも、なんとなくわかると思うんだけど。ユウちゃんも
「ニュアンスとかノリでなんとなくわかるよ」
と言う。けど
「いいや。有事のために、ジャックとジャックさんの呼び方について考えた方がよさそうだ」
シルバー先輩は違うらしい。すごく深刻そうな顔で言う。……そんな顔するほど?シルバー先輩って変なとこでも真面目だよなー。
「名前かあ。ジャック君の名前はジャック・ハウルだったね?その素早く機敏な身のこなし……そして見るものを震えさせるような鋭い目つき!悪魔的威圧感!君の名前は今日から『ジャブ・デビル』だ!どうだい!」
「嫌に決まってんだろ!」
ジャックさんが自信満々に言った瞬間、ジャックちゃんは全力で拒否した。ジャックさんて、絶妙にセンスが悪いというかなんというか……。
「じゃあ~ウニちゃんは今日から『ジャックJr.』ってのはどう?」
「どうして俺がジュニアなんだ」
「ジャックさんの方が年上のようだからではないか」
そもそもジャックさんて年齢とかの概念あるのかな。
「だとしても親子でもないのにジュニア呼ばわりはおかしいだろ。……っていうかなんで俺の方が名前を変える前提なんだ?あっちを違う名前で呼んだっていいだろ」
ジャックちゃんなんか不機嫌になってる?
「んじゃ大ジャックと小ジャックで両方変えるのは?どっちでも可愛くね?」
かわ、可愛い……?寧ろシュールなような。フロイドちゃんのセンスってよくわからない。
「大……はこっちのジャックかな」
ユウちゃんがジャックちゃんのことを見ながら言う。どっちのジャックも小ではないと思うんだけど。
「大でよかった……いやよくねえよ。んなだっせえ名前で呼ばれるなんてごめんだぜ」
ですよね~。私もどっかのウツボに『チビダコちゃん』ってバカにされながら呼ばれるのすっごーく嫌だったなー。
「ジャックさんもジャックも背が高い。どちらが大でどちらが小か難しいな」
シルバー先輩……そんな深刻な話じゃないと思うよ……。てか、この議論いる?いいじゃんどっちもジャックで。
「僕はジャック・スケリントンさ。恐怖の王でハロウィンの支配者!他にはなれないよ」
ジャックさん、それ多分地雷……
「人には変なあだ名つけておいて……!」
ほらやっぱり。ジャックちゃん怒ってる。
「面倒くせえなあ。どっちでもいいじゃねえか。俺様にとってはジャックはジャック、ジャックもジャックなんだゾ!」
グリムちゃんがそう言うと
「……仕方ねえな。あんたも自分の名前を変えるつもりはないってことだろ。どっちも譲る気はねえならそれでいい。俺も自分の名前には誇りを持ってるから気持ちは分かる。だから敬意を持って、あんたのことはジャックさんと呼ばせてもらうぜ」
と、少し笑いながらジャックちゃんが言う。……本当になんの時間だったの今までのやりとり。
「わかったよ。ありがとう。嬉しいな。同じ名前だし、ジャック君とは仲良くなれそうだと思っていたんだ」
ジャックさんがジャックちゃんに笑顔を向けながら言う。そして
「それに僕達、よく見たら姿もそっくりじゃないか?ほら、目元とか特に」
え…いやいやいや……
「どう考えても似てねえだろ!」
恐らく、この場にいる全員が思ったであろうツッコミを、ジャックちゃんが入れた。その声はクリスマス・タウン中に響き渡りそうなくらい勢いがあった気がする。
「綺麗な景色だな。こんな大変な状況だってのに、故郷を思い出すぜ……」
そう微かに笑いながらジャックちゃんが呟く。ああ、そっかジャックちゃんの故郷は雪が多いって言ってたっけ。
「何、ジャックちゃんひょっとしてホームシック~?」
なんてからかってみると
「別にそんなんじゃねえよ!」
ちょっとムキになりながら否定された。そんなムキになられると図星に見えるんだけど。そう言ったらどこかバツの悪そうな顔をされた。
「ん?」
不意にジャックちゃんが首を傾げた。どうしたの?と聞くと
「雪で作った壁がある。それに小さな雪玉が積まれてるな」
と、指差しながら言う。その方向を見ると、確かに雪で作った壁と小さい雪玉があった。
「これは……」
「面白いよねえ!」
ジャックちゃんが何か言おうとした瞬間、背後からいきなり声を掛けられた。思わず
「うわっ!」
と、2人揃って叫び声を上げてしまった。振り返ってみると、ジャックさんがいた。頭や服に雪がついている。雪の中に埋もれてたらしい。
「ジャックさんか……頭が白いから雪に紛れて気づかなかった」
私はずっと巨大な雪だるまだと思ってた……。
「僕が初めてクリスマス・タウンに来た時は、ここでみんなが雪玉を投げ合っていたんだ」
ジャックさんはまた、楽しそうに笑いながら話す。雪玉を……ああ、雪合戦してたんだ。これだけ雪があれば大量の雪玉が作れて…
「雪を投げるんだよ?頭じゃない。あんな光景はここで初めて見た!」
は……?あ、頭!?
「陸ってそんなグロテスクなもん投げて遊ぶの!?」
「んな訳ねえだろ」
ジャックさんの発言に驚いて思わず聞いたら、ジャックちゃんに呆れたようにツッコまれた。
「雪合戦してたんですね。俺もガキの頃はよくやりましたよ。雪玉の溜め方とか、それを投げるタイミングとか、結構頭を使う必要があって楽しいんだよな」
「そうだね。前に見たみんなも、それは素晴らしい笑顔だったよ」
ジャックさんがまた、嬉しそうにニコニコと笑いながら言う。本当にこの町やここの人達のことが大好きなんだろうな~。ハロウィンと同じくらい、クリスマスっていうのも大切なのかな。
「スウィングとウギー・ブギーが来る前は、ここに雪合戦を楽しんでる奴らが沢山いたのか……。改めて考えると、とんでもねえ野郎だぜ」
ジャックちゃんが眉間に皺を寄せ、険しい顔で言う。……ハロウィン・タウンも、不気味な雰囲気ではあったけどもあの町自体は賑やかだったな。
「おっ。ジャックとジャック、それからティアナじゃねえか!俺様達聞きたいことがあってジャックを捜してたんだゾ。ジャックとティアナと一緒にいたんだな」
不意にグリムちゃんの声が聞こえて来た。フロイドちゃんとユウちゃん、シルバー先輩も一緒にいる。
「ティアナとジャックはジャックと何を話してたんだ?」
グリムちゃんが私達を見渡しながら聞いてくる。
「おい。待て」
それをジャックちゃんが遮った。グリムちゃんは不思議そうな顔で「ん?」と言う。
「どっちのジャックのことを言ってるのか、全然わからねえ。ずっと紛らわしいと思ってたんだ。いい機会だし、ここで呼び方をはっきりさせるぞ!」
そんなややこしいかな?なんとなくニュアンスで分かりそうな気がするんだけど。
「ウニちゃんはウニちゃんじゃん。全然紛らわしくなくね?」
フロイドちゃんも私と同じ意見らしい。
「そんな呼び方すんのはあんただけだ」
確かに。ウニちゃんて呼ぶのはフロイドちゃん以外居ないか。いやでも、なんとなくわかると思うんだけど。ユウちゃんも
「ニュアンスとかノリでなんとなくわかるよ」
と言う。けど
「いいや。有事のために、ジャックとジャックさんの呼び方について考えた方がよさそうだ」
シルバー先輩は違うらしい。すごく深刻そうな顔で言う。……そんな顔するほど?シルバー先輩って変なとこでも真面目だよなー。
「名前かあ。ジャック君の名前はジャック・ハウルだったね?その素早く機敏な身のこなし……そして見るものを震えさせるような鋭い目つき!悪魔的威圧感!君の名前は今日から『ジャブ・デビル』だ!どうだい!」
「嫌に決まってんだろ!」
ジャックさんが自信満々に言った瞬間、ジャックちゃんは全力で拒否した。ジャックさんて、絶妙にセンスが悪いというかなんというか……。
「じゃあ~ウニちゃんは今日から『ジャックJr.』ってのはどう?」
「どうして俺がジュニアなんだ」
「ジャックさんの方が年上のようだからではないか」
そもそもジャックさんて年齢とかの概念あるのかな。
「だとしても親子でもないのにジュニア呼ばわりはおかしいだろ。……っていうかなんで俺の方が名前を変える前提なんだ?あっちを違う名前で呼んだっていいだろ」
ジャックちゃんなんか不機嫌になってる?
「んじゃ大ジャックと小ジャックで両方変えるのは?どっちでも可愛くね?」
かわ、可愛い……?寧ろシュールなような。フロイドちゃんのセンスってよくわからない。
「大……はこっちのジャックかな」
ユウちゃんがジャックちゃんのことを見ながら言う。どっちのジャックも小ではないと思うんだけど。
「大でよかった……いやよくねえよ。んなだっせえ名前で呼ばれるなんてごめんだぜ」
ですよね~。私もどっかのウツボに『チビダコちゃん』ってバカにされながら呼ばれるのすっごーく嫌だったなー。
「ジャックさんもジャックも背が高い。どちらが大でどちらが小か難しいな」
シルバー先輩……そんな深刻な話じゃないと思うよ……。てか、この議論いる?いいじゃんどっちもジャックで。
「僕はジャック・スケリントンさ。恐怖の王でハロウィンの支配者!他にはなれないよ」
ジャックさん、それ多分地雷……
「人には変なあだ名つけておいて……!」
ほらやっぱり。ジャックちゃん怒ってる。
「面倒くせえなあ。どっちでもいいじゃねえか。俺様にとってはジャックはジャック、ジャックもジャックなんだゾ!」
グリムちゃんがそう言うと
「……仕方ねえな。あんたも自分の名前を変えるつもりはないってことだろ。どっちも譲る気はねえならそれでいい。俺も自分の名前には誇りを持ってるから気持ちは分かる。だから敬意を持って、あんたのことはジャックさんと呼ばせてもらうぜ」
と、少し笑いながらジャックちゃんが言う。……本当になんの時間だったの今までのやりとり。
「わかったよ。ありがとう。嬉しいな。同じ名前だし、ジャック君とは仲良くなれそうだと思っていたんだ」
ジャックさんがジャックちゃんに笑顔を向けながら言う。そして
「それに僕達、よく見たら姿もそっくりじゃないか?ほら、目元とか特に」
え…いやいやいや……
「どう考えても似てねえだろ!」
恐らく、この場にいる全員が思ったであろうツッコミを、ジャックちゃんが入れた。その声はクリスマス・タウン中に響き渡りそうなくらい勢いがあった気がする。
