ターコイズに恋焦がれ
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ドワーフ鉱山はもう何年も前に閉山しているらしい。そのため今じゃもうほとんど人も寄り付かないとか。そんなとこに魔法石なんて本当にあるのかしら。それにしても…
「新学期早々問題起こしまくるとかバカすぎんでしょ。頭脳ミソ入ってんの?実は空なんじゃない?もしくはお菓子が詰まってるとかだったりして。グレイトセブンの銅像傷つけたりシャンデリア壊したりしたなんて信じらんない!」
さっきから文句が止まらない。そんな私のことを4人共うんざりだとでも言いたげな顔で見ている。
「何その顔」
言いたいことあるならはっきり言えば、というと
「じゃあ言わせてもらうけどよ…。お前、さっきからずっと文句言ってっけど他になんか言うことねぇのかよ。学園出てからずっと文句言われてるこっちの身にもなれよ」
と、エースちゃんが不機嫌そうな表情で言う。は…?こっちの身にもなれ…?
「ふざけんじゃないわよ!私は!何もしてないの!問題起こしたとかじゃなく!たまたまあんた達が説教されてるとこに居合わせちゃって!そのせいで学園長に一緒に行くように言われて!それで仕方なくここまで着いて来てあげたの!これで文句言わずにいられるかっての!!!」
こっちの身にもなれよは私のセリフよ!!!頭にきてぜぇぜぇと息を切らせながら思いの丈をぶつけ怒鳴る。と、4人共私に引きつつも消え入りそうな声で「す、すんません…」と謝罪してきた。
「と、とにかく早く魔法石を持ち帰ろう…。でないと退学になってしまう。…ティアナ、本当にすまないな、こんなことに巻き込んでしまって…」
お詫びに何か奢るよ、と言ってくるデュースちゃんにじゃあ明日チーズバーガーとポテトが食べたいから奢ってと頼むと、わかったと返された。
「わざわざ奢るとかマメだねぇー。さっすが真面目クンは違いますわ~」
「エースちゃんにはストロベリーシェイクとケーキ奢って貰うから」
「はっ!?なんで俺まで…!つかえっ。なんでお前俺の名前知ってんの?」
名前を呼ぶと、エースちゃんはびっくりしていた。なんでって…
「クラスメイトの名前なんて覚えてて当然でしょ」
と言ったら「まだ1日も経ってないのに覚えられる訳ねぇだろ…」と返された。は?今日自己紹介したんだから覚えられるでしょ。頭足りないんじゃない?と嫌味を言ったら「んだよ、その態度!可愛げねぇな…」と機嫌悪そうに言う。そんなエースちゃんを無視し、
「ところであんた達2人の名前は?入学式ん時に暴れてた狸みたいなモンスターと、闇の鏡に魔力がないって言われてた人ってこと以外知らないんだけど」
気になっていた2人に話し掛けてみる。
「誰が狸だ!おめぇほんっと可愛げねぇな!聞いて驚け?俺様は、大魔法士になる大天才、グリム様なんだゾ」
まるで崇め立てろ!とでも言いたげな勢いとドヤ顔だ。
「自分はえっと、ユウです。よろしく」
と、軽く頭を下げながら挨拶された。中世的な顔立ちの子だな。
「私はティアナ・アーシェングロットよ。こちらこそよろしく」
まぁ、明日何か奢らせたらそれ以降は関わる気ないけど。こんな子達と関わっていたらまたどんな面倒事に巻き込まれるか分かったもんじゃない。アズールにもゴチャゴチャ言われそうだし。
「おい、あそこに家があるぞ。人がいないか見に行こう。もしかしたら何か手掛かりがあるかもしれない」
デュースちゃんが指さす方に目を向けてみると、小さな家があった。少し先を早歩きで進むデュースちゃんに対し舌打ちをしながら「ったく、さっきから仕切りやがって…」とエースちゃんが呟いている。ギクシャクしてるなぁ。なんかまた更に面倒なことになりそう。勘弁してよ。早く帰りたい。
もう学園長の命令なんて無視して1人で先に帰っちゃおうかな。と過ったが、そんなことしたらアズールに「学園長の命令を無視するなんて何を考えているんだ!せっかくの恩を売る機会を捨てるだなんて!お前は本当に馬鹿で愚かだな!」とかそんな感じのことをネチネチガミガミゴチャゴチャ言ってくるに決まってる。あーもう!なんで初日からいきなりこんな面倒事に巻き込まれなくちゃいけないのよ。男子校に入れられたってだけでも最悪だっていうのに。私ちょっと可哀想すぎない?
「新学期早々問題起こしまくるとかバカすぎんでしょ。頭脳ミソ入ってんの?実は空なんじゃない?もしくはお菓子が詰まってるとかだったりして。グレイトセブンの銅像傷つけたりシャンデリア壊したりしたなんて信じらんない!」
さっきから文句が止まらない。そんな私のことを4人共うんざりだとでも言いたげな顔で見ている。
「何その顔」
言いたいことあるならはっきり言えば、というと
「じゃあ言わせてもらうけどよ…。お前、さっきからずっと文句言ってっけど他になんか言うことねぇのかよ。学園出てからずっと文句言われてるこっちの身にもなれよ」
と、エースちゃんが不機嫌そうな表情で言う。は…?こっちの身にもなれ…?
「ふざけんじゃないわよ!私は!何もしてないの!問題起こしたとかじゃなく!たまたまあんた達が説教されてるとこに居合わせちゃって!そのせいで学園長に一緒に行くように言われて!それで仕方なくここまで着いて来てあげたの!これで文句言わずにいられるかっての!!!」
こっちの身にもなれよは私のセリフよ!!!頭にきてぜぇぜぇと息を切らせながら思いの丈をぶつけ怒鳴る。と、4人共私に引きつつも消え入りそうな声で「す、すんません…」と謝罪してきた。
「と、とにかく早く魔法石を持ち帰ろう…。でないと退学になってしまう。…ティアナ、本当にすまないな、こんなことに巻き込んでしまって…」
お詫びに何か奢るよ、と言ってくるデュースちゃんにじゃあ明日チーズバーガーとポテトが食べたいから奢ってと頼むと、わかったと返された。
「わざわざ奢るとかマメだねぇー。さっすが真面目クンは違いますわ~」
「エースちゃんにはストロベリーシェイクとケーキ奢って貰うから」
「はっ!?なんで俺まで…!つかえっ。なんでお前俺の名前知ってんの?」
名前を呼ぶと、エースちゃんはびっくりしていた。なんでって…
「クラスメイトの名前なんて覚えてて当然でしょ」
と言ったら「まだ1日も経ってないのに覚えられる訳ねぇだろ…」と返された。は?今日自己紹介したんだから覚えられるでしょ。頭足りないんじゃない?と嫌味を言ったら「んだよ、その態度!可愛げねぇな…」と機嫌悪そうに言う。そんなエースちゃんを無視し、
「ところであんた達2人の名前は?入学式ん時に暴れてた狸みたいなモンスターと、闇の鏡に魔力がないって言われてた人ってこと以外知らないんだけど」
気になっていた2人に話し掛けてみる。
「誰が狸だ!おめぇほんっと可愛げねぇな!聞いて驚け?俺様は、大魔法士になる大天才、グリム様なんだゾ」
まるで崇め立てろ!とでも言いたげな勢いとドヤ顔だ。
「自分はえっと、ユウです。よろしく」
と、軽く頭を下げながら挨拶された。中世的な顔立ちの子だな。
「私はティアナ・アーシェングロットよ。こちらこそよろしく」
まぁ、明日何か奢らせたらそれ以降は関わる気ないけど。こんな子達と関わっていたらまたどんな面倒事に巻き込まれるか分かったもんじゃない。アズールにもゴチャゴチャ言われそうだし。
「おい、あそこに家があるぞ。人がいないか見に行こう。もしかしたら何か手掛かりがあるかもしれない」
デュースちゃんが指さす方に目を向けてみると、小さな家があった。少し先を早歩きで進むデュースちゃんに対し舌打ちをしながら「ったく、さっきから仕切りやがって…」とエースちゃんが呟いている。ギクシャクしてるなぁ。なんかまた更に面倒なことになりそう。勘弁してよ。早く帰りたい。
もう学園長の命令なんて無視して1人で先に帰っちゃおうかな。と過ったが、そんなことしたらアズールに「学園長の命令を無視するなんて何を考えているんだ!せっかくの恩を売る機会を捨てるだなんて!お前は本当に馬鹿で愚かだな!」とかそんな感じのことをネチネチガミガミゴチャゴチャ言ってくるに決まってる。あーもう!なんで初日からいきなりこんな面倒事に巻き込まれなくちゃいけないのよ。男子校に入れられたってだけでも最悪だっていうのに。私ちょっと可哀想すぎない?