ターコイズに恋焦がれ
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ジリリリリッと喧しい音がする。もう朝か…。ふわぁっ…と欠伸をしながらのろのろとベッドから起き上がり洗面所へ行く。ジャミル先輩が起きる前に身支度を終えて朝食を作らないと。フロイドちゃんの調子が良い日でありますように…なんて願いながら顔を洗ってスキンケアを済ませる。メイクは着替えてから部屋でやるか。
「あっティアナだー。おはよー」
不意に声を掛けられた。
「んー、おはよ、フロイドちゃん」
なんか今日は朝っぱらからテンション高めだねーなんて返すと
「だって今日すっげー楽しそーじゃん」
テンション上がるなって方が無理だよなんて言いながらニヤニヤと笑ってる。楽しそう?どう考えても面倒なことになったっていう方が正しいでしょ。今からオクタヴィネルに私だけでも帰っちゃダメかな。てか眠い……。ふわぁ……とまた欠伸が出る。
ジェイドちゃんの魔法はカリム先輩に通じなかったらしい。人を操ることが出来る人物は誰か、と聞いたところ約束したから、言えない。そう返答されたとのこと。ジェイドちゃんのユニーク魔法は警戒心のない人だったら大抵効くのに。カリム先輩なんて特に掛かりやすそうなのになぁ。カリム先輩が魔法はじくほど庇う人、なんてもうほぼ答え出てんじゃん。詰め寄って吐かせる…とかで良いじゃんめんどくさいなー……。
「何、すっげぇ眠そうじゃん。つかダルそうな顔してんね」
今日が楽しみ過ぎて夜寝れなかった?お子様じゃーん。なんてケラケラ笑いながらからかってくる。
「違うよ。そもそも楽しみになんてしてないし」
寧ろ面倒だから先にオクタヴィネルに帰りたいんだけどと言ったら
「ダメェ。ティアナいねぇとつまんねーじゃん」
と却下されて背中に覆いかぶされる。重い!どいて!と文句言うが
「やだぁ。ほら、早く他のスカラビアの小魚ちゃん達起こしてウミヘビ君起きてくる前に朝ご飯作るよー」
そう言いながらキッチンまで連れていかれる。ちょっと!待って、せめてメイクだけはさせて!!という私の悲痛な叫びは華麗にスルーされた。
◇
食事の準備をみんなでしたり、勉強はもちろん運動や魔法の実践をしたり、寮やクラスが違うから普段関わり合いにならないような子達と協力して何かをしたり…。なんだかびっくりするくらい充実した合同合宿生活をしている。クラスも寮も違う同級生と連絡先を好感したのなんてジャックちゃんと以来だ。……にしても
「あの、ジャミル先輩。昨日言ってた魔法薬学の課題教えて貰ってもいいですか?」
「えっあっあぁ、悪い。どこが分からないんだ、見せてみろ」
合宿が和気藹々と進めば進むほど、ジャミル先輩の機嫌がどんどん悪くなっていってるんだよなー…。今みたいに話し掛けると普段通りの穏やかな調子で話してくれはするけど、誰とも話していない時はあからさまに機嫌が悪い。自分の思うように行動出来ないからイライラしてる…ってとこだろうか。アズールの動きは完璧…ってとこかなーなんて考えながら先輩に勉強を教わる。やっぱわかりやすいなー。こんなに人に勉強を教えるのが上手い人が、成績が真ん中なんて何か裏があるとしか思えない。
「ジャミル先輩ってやっぱり勉強教えるの上手いですよね」
おかげでサクサク解けました、そういうと
「そうか?この前も言ったが、俺が教えるのが上手いというよりもティアナの呑み込みが早いんだよ」
そう微かに笑いながら言うジャミル先輩はバスケ部でいつも見るジャミル先輩の顔だ。猫を被るのはアズールと良い勝負が出来そう。案外似た者同士だったりして。
「……おや、もうすぐ3時だ。もう少し勉強をしたら休憩を取りましょう」
不意にアズールの声が響いた。お茶を準備して来ようかというジェイドちゃんに自分が1番課題が進んでるからと言い、アズールが席を立つと
「俺も手伝おう」
とジャミル先輩も立ち上がる。
「それは助かります。では行きましょうか、ジャミルさん」
そう言ってアズールとジャミル先輩は出て行った。……作戦開始、ってことか。はてさて一体どうなることやら。面倒なことにはなって欲しくない…なんて、今更もう遅いか。せめて嵐がすぐさま過ぎ去りますように。
「あっティアナだー。おはよー」
不意に声を掛けられた。
「んー、おはよ、フロイドちゃん」
なんか今日は朝っぱらからテンション高めだねーなんて返すと
「だって今日すっげー楽しそーじゃん」
テンション上がるなって方が無理だよなんて言いながらニヤニヤと笑ってる。楽しそう?どう考えても面倒なことになったっていう方が正しいでしょ。今からオクタヴィネルに私だけでも帰っちゃダメかな。てか眠い……。ふわぁ……とまた欠伸が出る。
ジェイドちゃんの魔法はカリム先輩に通じなかったらしい。人を操ることが出来る人物は誰か、と聞いたところ約束したから、言えない。そう返答されたとのこと。ジェイドちゃんのユニーク魔法は警戒心のない人だったら大抵効くのに。カリム先輩なんて特に掛かりやすそうなのになぁ。カリム先輩が魔法はじくほど庇う人、なんてもうほぼ答え出てんじゃん。詰め寄って吐かせる…とかで良いじゃんめんどくさいなー……。
「何、すっげぇ眠そうじゃん。つかダルそうな顔してんね」
今日が楽しみ過ぎて夜寝れなかった?お子様じゃーん。なんてケラケラ笑いながらからかってくる。
「違うよ。そもそも楽しみになんてしてないし」
寧ろ面倒だから先にオクタヴィネルに帰りたいんだけどと言ったら
「ダメェ。ティアナいねぇとつまんねーじゃん」
と却下されて背中に覆いかぶされる。重い!どいて!と文句言うが
「やだぁ。ほら、早く他のスカラビアの小魚ちゃん達起こしてウミヘビ君起きてくる前に朝ご飯作るよー」
そう言いながらキッチンまで連れていかれる。ちょっと!待って、せめてメイクだけはさせて!!という私の悲痛な叫びは華麗にスルーされた。
◇
食事の準備をみんなでしたり、勉強はもちろん運動や魔法の実践をしたり、寮やクラスが違うから普段関わり合いにならないような子達と協力して何かをしたり…。なんだかびっくりするくらい充実した合同合宿生活をしている。クラスも寮も違う同級生と連絡先を好感したのなんてジャックちゃんと以来だ。……にしても
「あの、ジャミル先輩。昨日言ってた魔法薬学の課題教えて貰ってもいいですか?」
「えっあっあぁ、悪い。どこが分からないんだ、見せてみろ」
合宿が和気藹々と進めば進むほど、ジャミル先輩の機嫌がどんどん悪くなっていってるんだよなー…。今みたいに話し掛けると普段通りの穏やかな調子で話してくれはするけど、誰とも話していない時はあからさまに機嫌が悪い。自分の思うように行動出来ないからイライラしてる…ってとこだろうか。アズールの動きは完璧…ってとこかなーなんて考えながら先輩に勉強を教わる。やっぱわかりやすいなー。こんなに人に勉強を教えるのが上手い人が、成績が真ん中なんて何か裏があるとしか思えない。
「ジャミル先輩ってやっぱり勉強教えるの上手いですよね」
おかげでサクサク解けました、そういうと
「そうか?この前も言ったが、俺が教えるのが上手いというよりもティアナの呑み込みが早いんだよ」
そう微かに笑いながら言うジャミル先輩はバスケ部でいつも見るジャミル先輩の顔だ。猫を被るのはアズールと良い勝負が出来そう。案外似た者同士だったりして。
「……おや、もうすぐ3時だ。もう少し勉強をしたら休憩を取りましょう」
不意にアズールの声が響いた。お茶を準備して来ようかというジェイドちゃんに自分が1番課題が進んでるからと言い、アズールが席を立つと
「俺も手伝おう」
とジャミル先輩も立ち上がる。
「それは助かります。では行きましょうか、ジャミルさん」
そう言ってアズールとジャミル先輩は出て行った。……作戦開始、ってことか。はてさて一体どうなることやら。面倒なことにはなって欲しくない…なんて、今更もう遅いか。せめて嵐がすぐさま過ぎ去りますように。
