ターコイズに恋焦がれ
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ジェイドちゃんはカリム先輩のところへ行き、人を操る魔法を持っている人に心当たりはいないか聞きに行き、残りのみんなでジャミル先輩の所に来ている。フロイドちゃんとジャミル先輩、アズールとグリムちゃんの組み合わせで熱砂の国のボードゲームでバトルしている。ルールの説明をするジャミル先輩の教え方はやっぱりわかりやすい。頭のいい人、なんだろうな。
……人を操る魔法を使える人なんて、アズール並みの魔力量と技術がないと出来ない。そんな人、いる…?スカラビアで、カリム先輩のことを定期的に操ってるってことは先輩の近くにいないとだよね。それって……
「ティアナなんだ?人の顔チラチラ見て。俺の顔に何かついているのか」
ついチラチラと顔を見ていたら気が付かれたらしく、怪訝な顔で尋ねられた。さすがに失礼だったか。
「あっい、いや、すみません。先輩の顔に何かついてる、とかじゃなくて…あ、あの、またこの前みたいに勉強教えて貰えないかなーって、思いまして…。魔法薬学の課題でわからないとこがあって…。でも今楽しそうに遊んでるのに、そんなこと頼むのはどうなのかなー…って思いまして…」
と苦笑気味に言ってみる。不審に思われたかな?言い訳臭かった?噓臭い?勉強教えて貰いたいって言うのは本音だけども。
「勉強?なら明日見てやるよ」
せっかくの合同合宿だしなと返された。ほんとですか!?ありがとうございます!と、思わず声を弾ませる。ジャミル先輩に勉強を教えて貰えるのは素直に嬉しい。先輩の教え方ってすごくわかりやすいし。
「何、ティアナ勉強わかんねぇの?ならアズールに教えてもらえばいいじゃーん」
対価払えば懇切丁寧に教えてくれんじゃんとニヤニヤ笑いながら言う。
「ヤダ!野菜食べたくないもん!」
「野菜?」
私の返答を聞くとグリムちゃんとユウちゃんとジャミル先輩が不思議そうな顔で首を傾げながら復唱してきた。
「対価ですよ。ミドルスクールのテストで平均点以上の成績を取れるように勉強を見てやる代わりに1年間毎日必ず野菜を食べるように。1日でも食べ損なったらイソギンチャクにすると契約したんです」
アズールが溜息を吐きながら説明する。と、3人共「は……?」と漏らした。
「酷いんだよ!勉強見た後にその対価提示してきたの!」
そういうことは先に言えよって思わない!?そうボヤくと
「野菜毎日食べるだけでミドルスクールのテストで平均以上取り続けること出来るように勉強を見てやったんだ。安いものでしょう」
「安くない!私が野菜嫌いなの知ってるくせに!!」
「知ってるから食べさせたんだ。そうでもしないとお前は一切食べないだろう」
唯でさえ大食らいでジャンクフードやお菓子ばかり食べているのに野菜は食べない、なんて将来苦労するのはお前だぞ、いい加減分かれなどなどグチグチお小言が始まる。
「別にいーじゃん。嫌いなもの無理矢理食べるより、好きなものたっくさん食べた方が楽しいもん」
頬を膨らませながら反論する。
「いや、それはアズール先輩の言う通りだと思うよ…」
「薄々思ってたが君、やっぱりかなりの偏食なんだな…野菜一切食べないというのは俺もどうかと思うぞ……」
と、ユウちゃんとジャミル先輩に溜息交じりに言われる。
「だぁって嫌いなんだもん…」
しょうがないじゃんと言ったら2人に呆れたような顔をされた。
「野菜食べるだけで勉強教えて貰えるなんてズリィんだゾ!俺様はあんなに苦労したのに!!」
「グリムちゃんの場合は自業自得でしょ」
一緒にしないで!と言ったら
「言い分はどっこいどっこいだろ」
「グリムは確かに自業自得だったけどティアナの野菜嫌いもそこまで行くと流石に酷いよ。昼ご飯の時野菜食べてるとこ見ないなーとは思ってたけど一切食べないほどとは思わなかった…。寧ろアズール先輩に感謝した方が良いって。身体にも悪いし、太っちゃうよ?」
ジャミル先輩とユウちゃんまでアズールの味方かよ…肩身狭い…。
「太る?ああそっか、アズールも昔は横…」
「グリムさん。昔のお話はNGだと何度も言ったでしょう?」
アズールも昔は横幅広かったんだもんなって言おうとしたであろうグリムちゃんの口を塞ぎながらアズールが言う。顔がピキピキしてる。残念。そのまま言ってたらジャミル先輩にアズールの黒歴史バレて面白そうだったのに。
「そんなことよりねぇねぇ、ウミヘビ君!!俺の勝ちだよ」
フロイドちゃんの嬉しそうな声が私達の会話を遮る。会話飽きたのね…なんて思いながら見てみると本人の言う通り、ジャミル先輩にフロイドちゃんが勝っている。すごく喜んでいるフロイドちゃんを見ながら「集中している時のフロイドは手強いな」なんて言うジャミル先輩になんとなく少しだけ違和感を覚える。何が…と言われたら上手くは答えられないけれども。
「僕も勝ちました。5、0で」
完勝ですね、なんて得意げなアズールに対して「容赦なさすぎるんだゾ!」だなんてグリムちゃんが抗議している。
「ジャミルさんは、3、2でフロイドの勝ちですか」
じっと2人の結果を眺めながらなんとなくアズールが含みのある言い方をする。……あぁ、そういうことか。
「ん?ああ、久しぶりで腕が鈍ったかな」
ジャミル先輩が、わざとフロイドちゃんに負けたような、そんな風に見えたから違和感を感じたのか。アズールにもそう見えてるのかな。なんて思いながら幼馴染がどうとか、従者がどうのだとか議論しているアズール達のことを眺める。カリム先輩とジャミル先輩も私達オクタヴィネルの4人と同じで幼馴染だと言える関係性だけども、私達の関係と全く違うみたい。
「副寮長は寮長の家来じゃねぇじゃん」
と言ったフロイドちゃんに対して
「そんなものか?生まれた時からずっとアジーム家の従者の俺にはわからない感覚だ」
と言い返していたジャミル先輩を見ながら余計にそう思った。
「あれ、お前達まだ遊んでたのか?」
不意にカリム先輩が姿を現した。露骨にジャミル先輩が焦っている。ジェイドちゃんとの〝お話″は終わったのか。てことは犯人が誰なのか判明したのかな。まぁ、犯人が誰なのかなんてなんとなく察しはついてるけど。なんて考えながらカリム先輩を連れて談話室から出て行くジャミル先輩のことを見送る。
「……ねぇアズール」
「なんだ」
「犯人ってさ、絶対…」
「ティアナ、憶測で断言するものではありませんよ」
犯人の名前を口にしようとした瞬間、遮って苦言を呈された。
「でもさー、ほぼ確定だと思うよ?アズールだって犯人誰かわかってんでしょ」
私が分かってることあんたがわかんないワケないじゃんと言ったら
「えぇ、僕も犯人の目星はおおよそついていますよ。ですがまだ、決定的な証拠も説得力のある根拠もない。そんな中彼に言っても恐らく誤魔化されてしまう。だから証拠を掴まないといけません」
証拠ねー…。
「そこまでやる必要あるの?めんどーい」
犯人あんたでしょって全員で責め立てれば何とかなるんじゃない?そうボヤくと溜息を吐きながら
「だからお前はダメなんだ。もっとしっかり綿密に計画しろといつも言ってるだろう」
その詰めの甘さは命取りだと何度言ったら学習するんだと愚痴られる。また嫌味かよ……。やんなっちゃう。
「さ、皆さん。僕達も部屋へ戻りますよ。明日からの作戦を話し合いましょう」
アズールがそう言って、私達も談話室を後にした。
……人を操る魔法を使える人なんて、アズール並みの魔力量と技術がないと出来ない。そんな人、いる…?スカラビアで、カリム先輩のことを定期的に操ってるってことは先輩の近くにいないとだよね。それって……
「ティアナなんだ?人の顔チラチラ見て。俺の顔に何かついているのか」
ついチラチラと顔を見ていたら気が付かれたらしく、怪訝な顔で尋ねられた。さすがに失礼だったか。
「あっい、いや、すみません。先輩の顔に何かついてる、とかじゃなくて…あ、あの、またこの前みたいに勉強教えて貰えないかなーって、思いまして…。魔法薬学の課題でわからないとこがあって…。でも今楽しそうに遊んでるのに、そんなこと頼むのはどうなのかなー…って思いまして…」
と苦笑気味に言ってみる。不審に思われたかな?言い訳臭かった?噓臭い?勉強教えて貰いたいって言うのは本音だけども。
「勉強?なら明日見てやるよ」
せっかくの合同合宿だしなと返された。ほんとですか!?ありがとうございます!と、思わず声を弾ませる。ジャミル先輩に勉強を教えて貰えるのは素直に嬉しい。先輩の教え方ってすごくわかりやすいし。
「何、ティアナ勉強わかんねぇの?ならアズールに教えてもらえばいいじゃーん」
対価払えば懇切丁寧に教えてくれんじゃんとニヤニヤ笑いながら言う。
「ヤダ!野菜食べたくないもん!」
「野菜?」
私の返答を聞くとグリムちゃんとユウちゃんとジャミル先輩が不思議そうな顔で首を傾げながら復唱してきた。
「対価ですよ。ミドルスクールのテストで平均点以上の成績を取れるように勉強を見てやる代わりに1年間毎日必ず野菜を食べるように。1日でも食べ損なったらイソギンチャクにすると契約したんです」
アズールが溜息を吐きながら説明する。と、3人共「は……?」と漏らした。
「酷いんだよ!勉強見た後にその対価提示してきたの!」
そういうことは先に言えよって思わない!?そうボヤくと
「野菜毎日食べるだけでミドルスクールのテストで平均以上取り続けること出来るように勉強を見てやったんだ。安いものでしょう」
「安くない!私が野菜嫌いなの知ってるくせに!!」
「知ってるから食べさせたんだ。そうでもしないとお前は一切食べないだろう」
唯でさえ大食らいでジャンクフードやお菓子ばかり食べているのに野菜は食べない、なんて将来苦労するのはお前だぞ、いい加減分かれなどなどグチグチお小言が始まる。
「別にいーじゃん。嫌いなもの無理矢理食べるより、好きなものたっくさん食べた方が楽しいもん」
頬を膨らませながら反論する。
「いや、それはアズール先輩の言う通りだと思うよ…」
「薄々思ってたが君、やっぱりかなりの偏食なんだな…野菜一切食べないというのは俺もどうかと思うぞ……」
と、ユウちゃんとジャミル先輩に溜息交じりに言われる。
「だぁって嫌いなんだもん…」
しょうがないじゃんと言ったら2人に呆れたような顔をされた。
「野菜食べるだけで勉強教えて貰えるなんてズリィんだゾ!俺様はあんなに苦労したのに!!」
「グリムちゃんの場合は自業自得でしょ」
一緒にしないで!と言ったら
「言い分はどっこいどっこいだろ」
「グリムは確かに自業自得だったけどティアナの野菜嫌いもそこまで行くと流石に酷いよ。昼ご飯の時野菜食べてるとこ見ないなーとは思ってたけど一切食べないほどとは思わなかった…。寧ろアズール先輩に感謝した方が良いって。身体にも悪いし、太っちゃうよ?」
ジャミル先輩とユウちゃんまでアズールの味方かよ…肩身狭い…。
「太る?ああそっか、アズールも昔は横…」
「グリムさん。昔のお話はNGだと何度も言ったでしょう?」
アズールも昔は横幅広かったんだもんなって言おうとしたであろうグリムちゃんの口を塞ぎながらアズールが言う。顔がピキピキしてる。残念。そのまま言ってたらジャミル先輩にアズールの黒歴史バレて面白そうだったのに。
「そんなことよりねぇねぇ、ウミヘビ君!!俺の勝ちだよ」
フロイドちゃんの嬉しそうな声が私達の会話を遮る。会話飽きたのね…なんて思いながら見てみると本人の言う通り、ジャミル先輩にフロイドちゃんが勝っている。すごく喜んでいるフロイドちゃんを見ながら「集中している時のフロイドは手強いな」なんて言うジャミル先輩になんとなく少しだけ違和感を覚える。何が…と言われたら上手くは答えられないけれども。
「僕も勝ちました。5、0で」
完勝ですね、なんて得意げなアズールに対して「容赦なさすぎるんだゾ!」だなんてグリムちゃんが抗議している。
「ジャミルさんは、3、2でフロイドの勝ちですか」
じっと2人の結果を眺めながらなんとなくアズールが含みのある言い方をする。……あぁ、そういうことか。
「ん?ああ、久しぶりで腕が鈍ったかな」
ジャミル先輩が、わざとフロイドちゃんに負けたような、そんな風に見えたから違和感を感じたのか。アズールにもそう見えてるのかな。なんて思いながら幼馴染がどうとか、従者がどうのだとか議論しているアズール達のことを眺める。カリム先輩とジャミル先輩も私達オクタヴィネルの4人と同じで幼馴染だと言える関係性だけども、私達の関係と全く違うみたい。
「副寮長は寮長の家来じゃねぇじゃん」
と言ったフロイドちゃんに対して
「そんなものか?生まれた時からずっとアジーム家の従者の俺にはわからない感覚だ」
と言い返していたジャミル先輩を見ながら余計にそう思った。
「あれ、お前達まだ遊んでたのか?」
不意にカリム先輩が姿を現した。露骨にジャミル先輩が焦っている。ジェイドちゃんとの〝お話″は終わったのか。てことは犯人が誰なのか判明したのかな。まぁ、犯人が誰なのかなんてなんとなく察しはついてるけど。なんて考えながらカリム先輩を連れて談話室から出て行くジャミル先輩のことを見送る。
「……ねぇアズール」
「なんだ」
「犯人ってさ、絶対…」
「ティアナ、憶測で断言するものではありませんよ」
犯人の名前を口にしようとした瞬間、遮って苦言を呈された。
「でもさー、ほぼ確定だと思うよ?アズールだって犯人誰かわかってんでしょ」
私が分かってることあんたがわかんないワケないじゃんと言ったら
「えぇ、僕も犯人の目星はおおよそついていますよ。ですがまだ、決定的な証拠も説得力のある根拠もない。そんな中彼に言っても恐らく誤魔化されてしまう。だから証拠を掴まないといけません」
証拠ねー…。
「そこまでやる必要あるの?めんどーい」
犯人あんたでしょって全員で責め立てれば何とかなるんじゃない?そうボヤくと溜息を吐きながら
「だからお前はダメなんだ。もっとしっかり綿密に計画しろといつも言ってるだろう」
その詰めの甘さは命取りだと何度言ったら学習するんだと愚痴られる。また嫌味かよ……。やんなっちゃう。
「さ、皆さん。僕達も部屋へ戻りますよ。明日からの作戦を話し合いましょう」
アズールがそう言って、私達も談話室を後にした。
