ターコイズに恋焦がれ
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アズールの作戦の通り、スカラビアとの合同合宿を決行することになったため、オンボロ寮の2人とオクタヴィネルの4人でスカラビア寮に泊めてもらうことになった。同じ部屋に泊めてもらうことになるんだろうなーなんて思っていたらジャミル先輩に
「君の部屋は隣の部屋だ」
と言いながら鍵を渡された。え…私アズール達と同じ部屋じゃないんですか?と聞いたら
「いや、アズールはともかく他の面々…特に監督生と同じ部屋に泊まるのはダメだろ」
と言われユウちゃんにも
「うん、さすがに友達とはいえ女の子と同じ部屋に泊まるのは気を遣うというかなんというか……」
気まずそうに言われた。首を傾げたら2人に
「お前、もう少し危機感を持て!ここ男子校だぞ!?」
「ティアナ、ここ陸!!海とは違うの!!!」
なぜか少しキツく注意された。そんなわけで、私は1人部屋だ。鍵を渡されたときにジャミル先輩に何度も「部屋に入ったらちゃんと鍵を掛けるんだぞ。開けたまま寝たりするなよ」と注意された。
ジャミル先輩って過保護なのかな……と呟いたらユウちゃんに「いや、先輩当たり前のことしか言ってないでしょ。寮でも部屋に入ったら鍵掛けるでしょ。特にティアナは女の子なんだから」と言われた。鍵?寮でも鍵なんて掛けてないけどと言ったら「は!?なんで!!」と声を荒げられた。なんでこんなリアクションされるんだろと首を傾げると大きく溜息を吐きながら「ティアナ、ジャミル先輩も言ってたけどここ男子校なんだよ…危機感持って……」と言われた。あぁ、そういうことか。
「ユウちゃん。私、アズールの妹だよ?」
手出す度胸有る人いると思う?そう聞くと「うっ……あ、あぁ……いや、でも……」としどろもどろになって黙った。面白いなぁ。クスッと笑ったら不満げな顔をされた。
「2人とも、いつまでも無駄口叩いてないで。さっさと作戦会議しますよ」
アズールが少しイラついた様子で声を掛けてくる。「はーい」と返事をして、アズール達の部屋に入った。
◇
合同合宿初日となった今日は、何事もなく幕を閉じた。
グリムちゃんとユウちゃんが言ってたみたいに、カリム先輩の様子が可笑しい……というようなことも特になかった。
「今日はご機嫌カリムだったんだゾ」
というグリムちゃんにアズールも自分の知るカリム先輩だと言う。グリムちゃんとユウちゃん曰く、機嫌の悪い時の先輩は目が釣り上がってて、もっと怖い感じで喋っているらしい。てか、
「カリム先輩ってフロイドちゃん並みに気分屋なの?」
ずっと疑問だったことを投げ掛けてみると「いや、寧ろいつもニコニコと能天気…コホン。おおらかな人という印象です」とのこと。こいつ、今能天気って言おうとしたな…。
「そもそもカリムさんのその状態は機嫌の良し悪し、なのでしょうか?」
「どーゆーこと?」
ジェイドちゃんが言うとフロイドちゃんが首を傾げながら問い掛ける。
「アズールの言ったようにカリムさんはおおらかで、フロイドのように気分の浮き沈みが激しい印象があまりないものですから……もっと別の要因があるような気がして」
「マジフト大会と期末テストの寮順位が悪かったせいだってジャミルは言ってたんだゾ」
マジフト大会と期末テストの順位?カリム先輩ってそういうこと気にするタイプなの?あんまりそういうタイプには見えなかったんだけどな。と、それはどうやらアズールやジェイドちゃんも同じような考えらしい。
「問題解決のためにも、カリムさんのことをもっと知る必要がありそうだ。ジェイド、少し———彼と”お話”してきてもらえませんか」
アズールがジェイドちゃんに向かって含みを持たせて命令する。わざわざジェイドちゃんに”お話”して来るように言うってことは、ユニーク魔法で尋問して来い……ってことか。
「かしこまりました。ジャミルさんは難しいかもしれませんが、カリムさんなら素直に僕と”お話”してくれるかもしれません」
ジェイドちゃんの口ぶり的にも、どうやら私の予想は当たりらしい。
「ね、ねえティアナ……」
ユウちゃんが恐る恐るといった様子で耳打ちしてくる。
「何?」
「先輩達、ひょっとして何か企んでる……?」
わっめっちゃ引きつった顔してる。さっきまでドラマみたいだとかなんだとはしゃいでたくせに何をいまさらビビってるんだか。
「寧ろ企んでないように見える?」
そう問いかけてみるとまた顔を引きつらせる。そんな顔するなら首突っ込むのやめればいいのに。お人好しなんだから全くもう。
「ティアナ?何、人の顔見て笑って」
自分の顔何かついてる?とか聞いてくるが「知ーらない」と意地悪してみる。
「知らないって…何、なんか怒ってる…?」
と不安そうな顔をしているユウちゃんが面白くてつい吹き出してしまったら「なんで笑うの!ねぇ!!」と不満気な顔でワーワーと言われる。なんてやり取りをしていたら突然ずしり、というような重さが背中に襲ってくる。
「わっちょっと、フロイドちゃん重い!背中に凭れ掛からないでよ!!」
と文句を言いながら振り返ってみると予想通り。フロイドちゃんが私の背中に覆いかぶさっていた。
「えー、やだー。これくらいなんも問題ねぇだろー、タコは全身筋肉なんだからさー」
というセリフと共に体重を掛けてくる。なんなのよいきなり……。なんかふくれっ面してるし。何、機嫌悪い?拗ねてる?でも何に?チラッとアズールとジェイドちゃんの方を見てみる。と、アズールは「ハァ……」とため息を吐きながら呆れたような顔をしていて、ジェイドちゃんは楽しそうにクスクスと笑っている。
「早くウミヘビ君に遊んでもらいに行こーよー」
そういったかと思うと、私の背中に覆いかぶさったまま歩き出す。重いー!離れてー!!と文句を言うと「やぁーだぁー」と余計体重を掛けられる。なんだって言うのよもう……!
「君の部屋は隣の部屋だ」
と言いながら鍵を渡された。え…私アズール達と同じ部屋じゃないんですか?と聞いたら
「いや、アズールはともかく他の面々…特に監督生と同じ部屋に泊まるのはダメだろ」
と言われユウちゃんにも
「うん、さすがに友達とはいえ女の子と同じ部屋に泊まるのは気を遣うというかなんというか……」
気まずそうに言われた。首を傾げたら2人に
「お前、もう少し危機感を持て!ここ男子校だぞ!?」
「ティアナ、ここ陸!!海とは違うの!!!」
なぜか少しキツく注意された。そんなわけで、私は1人部屋だ。鍵を渡されたときにジャミル先輩に何度も「部屋に入ったらちゃんと鍵を掛けるんだぞ。開けたまま寝たりするなよ」と注意された。
ジャミル先輩って過保護なのかな……と呟いたらユウちゃんに「いや、先輩当たり前のことしか言ってないでしょ。寮でも部屋に入ったら鍵掛けるでしょ。特にティアナは女の子なんだから」と言われた。鍵?寮でも鍵なんて掛けてないけどと言ったら「は!?なんで!!」と声を荒げられた。なんでこんなリアクションされるんだろと首を傾げると大きく溜息を吐きながら「ティアナ、ジャミル先輩も言ってたけどここ男子校なんだよ…危機感持って……」と言われた。あぁ、そういうことか。
「ユウちゃん。私、アズールの妹だよ?」
手出す度胸有る人いると思う?そう聞くと「うっ……あ、あぁ……いや、でも……」としどろもどろになって黙った。面白いなぁ。クスッと笑ったら不満げな顔をされた。
「2人とも、いつまでも無駄口叩いてないで。さっさと作戦会議しますよ」
アズールが少しイラついた様子で声を掛けてくる。「はーい」と返事をして、アズール達の部屋に入った。
◇
合同合宿初日となった今日は、何事もなく幕を閉じた。
グリムちゃんとユウちゃんが言ってたみたいに、カリム先輩の様子が可笑しい……というようなことも特になかった。
「今日はご機嫌カリムだったんだゾ」
というグリムちゃんにアズールも自分の知るカリム先輩だと言う。グリムちゃんとユウちゃん曰く、機嫌の悪い時の先輩は目が釣り上がってて、もっと怖い感じで喋っているらしい。てか、
「カリム先輩ってフロイドちゃん並みに気分屋なの?」
ずっと疑問だったことを投げ掛けてみると「いや、寧ろいつもニコニコと能天気…コホン。おおらかな人という印象です」とのこと。こいつ、今能天気って言おうとしたな…。
「そもそもカリムさんのその状態は機嫌の良し悪し、なのでしょうか?」
「どーゆーこと?」
ジェイドちゃんが言うとフロイドちゃんが首を傾げながら問い掛ける。
「アズールの言ったようにカリムさんはおおらかで、フロイドのように気分の浮き沈みが激しい印象があまりないものですから……もっと別の要因があるような気がして」
「マジフト大会と期末テストの寮順位が悪かったせいだってジャミルは言ってたんだゾ」
マジフト大会と期末テストの順位?カリム先輩ってそういうこと気にするタイプなの?あんまりそういうタイプには見えなかったんだけどな。と、それはどうやらアズールやジェイドちゃんも同じような考えらしい。
「問題解決のためにも、カリムさんのことをもっと知る必要がありそうだ。ジェイド、少し———彼と”お話”してきてもらえませんか」
アズールがジェイドちゃんに向かって含みを持たせて命令する。わざわざジェイドちゃんに”お話”して来るように言うってことは、ユニーク魔法で尋問して来い……ってことか。
「かしこまりました。ジャミルさんは難しいかもしれませんが、カリムさんなら素直に僕と”お話”してくれるかもしれません」
ジェイドちゃんの口ぶり的にも、どうやら私の予想は当たりらしい。
「ね、ねえティアナ……」
ユウちゃんが恐る恐るといった様子で耳打ちしてくる。
「何?」
「先輩達、ひょっとして何か企んでる……?」
わっめっちゃ引きつった顔してる。さっきまでドラマみたいだとかなんだとはしゃいでたくせに何をいまさらビビってるんだか。
「寧ろ企んでないように見える?」
そう問いかけてみるとまた顔を引きつらせる。そんな顔するなら首突っ込むのやめればいいのに。お人好しなんだから全くもう。
「ティアナ?何、人の顔見て笑って」
自分の顔何かついてる?とか聞いてくるが「知ーらない」と意地悪してみる。
「知らないって…何、なんか怒ってる…?」
と不安そうな顔をしているユウちゃんが面白くてつい吹き出してしまったら「なんで笑うの!ねぇ!!」と不満気な顔でワーワーと言われる。なんてやり取りをしていたら突然ずしり、というような重さが背中に襲ってくる。
「わっちょっと、フロイドちゃん重い!背中に凭れ掛からないでよ!!」
と文句を言いながら振り返ってみると予想通り。フロイドちゃんが私の背中に覆いかぶさっていた。
「えー、やだー。これくらいなんも問題ねぇだろー、タコは全身筋肉なんだからさー」
というセリフと共に体重を掛けてくる。なんなのよいきなり……。なんかふくれっ面してるし。何、機嫌悪い?拗ねてる?でも何に?チラッとアズールとジェイドちゃんの方を見てみる。と、アズールは「ハァ……」とため息を吐きながら呆れたような顔をしていて、ジェイドちゃんは楽しそうにクスクスと笑っている。
「早くウミヘビ君に遊んでもらいに行こーよー」
そういったかと思うと、私の背中に覆いかぶさったまま歩き出す。重いー!離れてー!!と文句を言うと「やぁーだぁー」と余計体重を掛けられる。なんだって言うのよもう……!
