ターコイズに恋焦がれ
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アズールが期末試験で沢山の生徒と『しっかり勉強すれば確実に90点以上取れるアズールの作ったテスト対策ノートを渡す。その代わり得意魔法を1つアズールに預ける。そしてテストで上位50位以内に入ること。それが出来なかったらアズールに絶対服従し下僕になる』という内容の賭けをしてたらしい。道理で一生懸命勉強しても上位50位以内に入れないうえに、あの3バカにすら勝てないわけだ。
にしてもアズールと契約する人があんなに沢山いるなんてびっくりだ。みんなちょっと迂闊すぎない?どう考えても自分が不利だってわかりそうな内容なのに。
ていうかアズールの奴…!なんでよりにもよってこのタイミングでそんな内容の賭けをするのよ…!テストでやるなら何も今回じゃなくて、次の中間とか期末の時にでもやればいいじゃないの。今回のテストで私がどれだけ頑張っていたのか知ってるく…
「はっ!?ティアナお前なんでイソギンチャク生えてねぇんだよ!!」
イライラしながらラウンジの開店準備をしていたら、エースちゃんの叫び声が聞こえてきた。声のした方を向いてみると、エースちゃんだけじゃなくてデュースちゃんとグリムちゃんもいた。3人共すごく驚いている。やっぱりこの子達もアズールと契約したのか…。
「生えてる訳ないじゃん」
呆れながら言い返すと、更に驚いているみたいだ。
「なっ…だって、なんで!?」
「上位50位以内に入れなかったって言ってなかったか!?」
「ずりぃんだゾ!おめぇもけーやく違反なのに!贔屓なんだゾ!」
ギャーギャーと喚かれて鬱陶しい。
「うるっさいなぁ。契約違反もなんもないってば。私アズールと契約なんかしてないんだから、イソギンチャク生やされる訳ないでしょ」
と耳を塞ぎながら眉間に皺を寄せて言うと3人は「え!?」と目を見開きながら声を上げる。
「なんでだよ!勉強しただけで90点以上取れるテスト対策ノートだぞ!?お前も絶対そういうのに頼ろうとするタイプだと思ったのに!」
などとエースちゃんが叫ぶ。今めっちゃ失礼なこと言われたよね私。思わずため息を吐く。
「あんた達と一緒にしないでよ。そんなのに頼らなくても勉強そこそこちゃんとやればそこそこの点数取れるでしょ。…ていうか、アズールと契約なんてするくらいなら、赤点取って留年する方が何億倍もマシ」
そもそも契約内容聞いて可笑しいなって思わなかったわけ?どう考えても自分達が不利な条件出されてるってわかんなかったの?バカな子達だとは思ってたけどまさかここまでとは思わなかった。
口を開いたら、自分でもびっくりするくらい出て来るわ出て来るわ愚痴の大嵐。自分で思ってた以上にアズールと契約した人達への不満が溜まっていたらしい。
「な、何もそこまで言わなくてもいいだろ!俺様傷ついたんだゾ…」
ティアナ意地悪なんだゾ…と泣きそうになってるグリムちゃんにほんとのことでしょと言ったら、「ふなっ…!」と泣き出された。そんな顔したって同情しないんだから。あんた達のせいで私は上位50位以内に入れなかったのよ。迷惑な話だ。
「じゃあ、ティアナはなんで50位以内に入れなかったってあんなに焦ってたんだ…?」
アズールと契約してなかったなら別に何位でも問題ないんじゃ…と心底不思議そうな顔をしながらデュースちゃんに問い掛けられる。
「……もらえなく、なったの」
「は?」
何がもらえなくなったって?もう少しはっきり言ってくれねぇと聞こえねぇよと言いながら耳を寄せて来るエースちゃんに、ついに何かがキレた様な気がした。そして
「あんた達のせいで!好きなアイドルのライブに行かせてもらえなくなったっつってんのよ!!!」
思わず怒鳴り声を上げてしまった。
私の様子に3人も近くにいた他の人達も「ヒッ…」と悲鳴を上げているけれども、そんなことはどうでもいい。
「チケットは取ってあったのに!当日着ていく服も靴も買ってあったし、団扇も作ってあったのに!!全部無駄になっちゃったじゃん!!」
この際だから全部ぶちまけてやる。
「いやっ…あのっ…はっ?な、なんでアイドルのライブ行けないってなるんだよ…?つか、それとこれになんの関係があるんだよ…」
俺ら関係ねぇだろ絶対…!とかなんとか言ってるが大有りだ。
「ライブ会場教えたら、パパにそこは学園から遠いいからダメって言われたの。けど、どうしても行きたいから何度も何度も何度も説得しようとしたの。それで今回の期末試験で上位50位以内に入れたら今回は行かせてあげるって言われたの。……だから、毎日毎日毎日毎日ッ……!めっちゃくちゃ頑張って勉強したのにッ!!」
友達との通話も、ショッピングも、欲しかったコスメも全部我慢したのに!全部無意味じゃん!!
「えっ……そんな理由……?」
呆然とした様子でエースちゃんが呟いた。…………は?
「はぁ!?そんな理由!?私の何カ月もの努力を、そんな理由っつった!?」
「ヒッ…!やっあのっ」
肩をガシッと掴みながら捲し立てると、エースちゃんの顔が引きつった。が、知るか。こちとら12年間ずっと大好きな推しに会えるチャンスを潰されたんだよ。「ちょっ…わっ…ティアナ落ち着け…」とか言ってるエースちゃんのことは無視だ。
「ティアナ、イソギンチャクさん。無駄口叩いてる暇があるのならキリキリと働いてください」
不意にジェイドちゃんの声が響いた。イソギンチャクの生えた人達の顔が露骨に引きつった。何されたらここまで怯えるんだろうと、悲鳴のような声を上げながら働き始めたみんなを見て不思議になる。
「ティアナ。貴方もぼーっとしていないで仕事してください」
またアズールに減給されてしまいますよ?ってクスッと笑われる。はいはい、働きますよーと適当に返事をして、開店作業の続きをする。……もしかしてアズールとパパ、示し合わせてたりして。パパ、ライブ行くことイマイチ納得してないみたいだったし。ま、聞いたところで2人共答えないだろうけど。
あ。後で一緒に行く予定だった友達に事情話して謝っとかなきゃ。ついでに今回のことの愚痴でも…聞いてくれないだろうな。言ったところできっとケラケラ笑いながら「さっすがアズール先輩じゃん」って言われるに決まってる。
はーあ、行きたかったなぁライブ……。なんて溜息を吐きながら、開店の準備を淡々と終わらせた。
にしてもアズールと契約する人があんなに沢山いるなんてびっくりだ。みんなちょっと迂闊すぎない?どう考えても自分が不利だってわかりそうな内容なのに。
ていうかアズールの奴…!なんでよりにもよってこのタイミングでそんな内容の賭けをするのよ…!テストでやるなら何も今回じゃなくて、次の中間とか期末の時にでもやればいいじゃないの。今回のテストで私がどれだけ頑張っていたのか知ってるく…
「はっ!?ティアナお前なんでイソギンチャク生えてねぇんだよ!!」
イライラしながらラウンジの開店準備をしていたら、エースちゃんの叫び声が聞こえてきた。声のした方を向いてみると、エースちゃんだけじゃなくてデュースちゃんとグリムちゃんもいた。3人共すごく驚いている。やっぱりこの子達もアズールと契約したのか…。
「生えてる訳ないじゃん」
呆れながら言い返すと、更に驚いているみたいだ。
「なっ…だって、なんで!?」
「上位50位以内に入れなかったって言ってなかったか!?」
「ずりぃんだゾ!おめぇもけーやく違反なのに!贔屓なんだゾ!」
ギャーギャーと喚かれて鬱陶しい。
「うるっさいなぁ。契約違反もなんもないってば。私アズールと契約なんかしてないんだから、イソギンチャク生やされる訳ないでしょ」
と耳を塞ぎながら眉間に皺を寄せて言うと3人は「え!?」と目を見開きながら声を上げる。
「なんでだよ!勉強しただけで90点以上取れるテスト対策ノートだぞ!?お前も絶対そういうのに頼ろうとするタイプだと思ったのに!」
などとエースちゃんが叫ぶ。今めっちゃ失礼なこと言われたよね私。思わずため息を吐く。
「あんた達と一緒にしないでよ。そんなのに頼らなくても勉強そこそこちゃんとやればそこそこの点数取れるでしょ。…ていうか、アズールと契約なんてするくらいなら、赤点取って留年する方が何億倍もマシ」
そもそも契約内容聞いて可笑しいなって思わなかったわけ?どう考えても自分達が不利な条件出されてるってわかんなかったの?バカな子達だとは思ってたけどまさかここまでとは思わなかった。
口を開いたら、自分でもびっくりするくらい出て来るわ出て来るわ愚痴の大嵐。自分で思ってた以上にアズールと契約した人達への不満が溜まっていたらしい。
「な、何もそこまで言わなくてもいいだろ!俺様傷ついたんだゾ…」
ティアナ意地悪なんだゾ…と泣きそうになってるグリムちゃんにほんとのことでしょと言ったら、「ふなっ…!」と泣き出された。そんな顔したって同情しないんだから。あんた達のせいで私は上位50位以内に入れなかったのよ。迷惑な話だ。
「じゃあ、ティアナはなんで50位以内に入れなかったってあんなに焦ってたんだ…?」
アズールと契約してなかったなら別に何位でも問題ないんじゃ…と心底不思議そうな顔をしながらデュースちゃんに問い掛けられる。
「……もらえなく、なったの」
「は?」
何がもらえなくなったって?もう少しはっきり言ってくれねぇと聞こえねぇよと言いながら耳を寄せて来るエースちゃんに、ついに何かがキレた様な気がした。そして
「あんた達のせいで!好きなアイドルのライブに行かせてもらえなくなったっつってんのよ!!!」
思わず怒鳴り声を上げてしまった。
私の様子に3人も近くにいた他の人達も「ヒッ…」と悲鳴を上げているけれども、そんなことはどうでもいい。
「チケットは取ってあったのに!当日着ていく服も靴も買ってあったし、団扇も作ってあったのに!!全部無駄になっちゃったじゃん!!」
この際だから全部ぶちまけてやる。
「いやっ…あのっ…はっ?な、なんでアイドルのライブ行けないってなるんだよ…?つか、それとこれになんの関係があるんだよ…」
俺ら関係ねぇだろ絶対…!とかなんとか言ってるが大有りだ。
「ライブ会場教えたら、パパにそこは学園から遠いいからダメって言われたの。けど、どうしても行きたいから何度も何度も何度も説得しようとしたの。それで今回の期末試験で上位50位以内に入れたら今回は行かせてあげるって言われたの。……だから、毎日毎日毎日毎日ッ……!めっちゃくちゃ頑張って勉強したのにッ!!」
友達との通話も、ショッピングも、欲しかったコスメも全部我慢したのに!全部無意味じゃん!!
「えっ……そんな理由……?」
呆然とした様子でエースちゃんが呟いた。…………は?
「はぁ!?そんな理由!?私の何カ月もの努力を、そんな理由っつった!?」
「ヒッ…!やっあのっ」
肩をガシッと掴みながら捲し立てると、エースちゃんの顔が引きつった。が、知るか。こちとら12年間ずっと大好きな推しに会えるチャンスを潰されたんだよ。「ちょっ…わっ…ティアナ落ち着け…」とか言ってるエースちゃんのことは無視だ。
「ティアナ、イソギンチャクさん。無駄口叩いてる暇があるのならキリキリと働いてください」
不意にジェイドちゃんの声が響いた。イソギンチャクの生えた人達の顔が露骨に引きつった。何されたらここまで怯えるんだろうと、悲鳴のような声を上げながら働き始めたみんなを見て不思議になる。
「ティアナ。貴方もぼーっとしていないで仕事してください」
またアズールに減給されてしまいますよ?ってクスッと笑われる。はいはい、働きますよーと適当に返事をして、開店作業の続きをする。……もしかしてアズールとパパ、示し合わせてたりして。パパ、ライブ行くことイマイチ納得してないみたいだったし。ま、聞いたところで2人共答えないだろうけど。
あ。後で一緒に行く予定だった友達に事情話して謝っとかなきゃ。ついでに今回のことの愚痴でも…聞いてくれないだろうな。言ったところできっとケラケラ笑いながら「さっすがアズール先輩じゃん」って言われるに決まってる。
はーあ、行きたかったなぁライブ……。なんて溜息を吐きながら、開店の準備を淡々と終わらせた。
