ターコイズに恋焦がれ
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エースちゃん達に着いて行くと
「やっほー、初めまして。君が噂の、アズール君の妹ちゃんだね」
と頬のところにダイヤモンドのスートが描かれている人と
「いつもエースとデュースが世話になってるそうだな。手のかかる奴らだが、これからも仲良くしてやってくれな」
と、頬にクローバーのスートが描かれた人に挨拶された。
「あっはい、これからも面倒見させてもらいますね」
と返すと「お前に面倒見られた覚えねぇよ!!」と2人が叫ぶ。うるさっ。ボソッと「ドワーフ鉱山…」と呟くと2人共黙り込む。
「先輩方、今日はお招きありがとうございます。私、1年生のオクタヴィネル寮生、ティアナ・アーシェングロットです」
これからもよろしくお願いします、と深々と頭を下げて挨拶する。
「えっ…何こいつ、普段と態度違いすぎるだろ怖っ…」
とドン引きしながら言うエースちゃんの足を力一杯踏みつける。
「イッテェッ!!何すんだよ!!」
とかなんとか叫ぶエースちゃんを無視して
「先輩達の名前も聞いていいですか?」
と尋ねると
「もっちろん!俺はケイト・ダイヤモンドだよー。この学校男子校だからさ、女の子のティアナちゃんが入ってくるって聞いた時はびっくりしたよー」
エースちゃんやデュースちゃんだけじゃなくて、俺とも仲良くしてねと、ダイヤモンドのスートの先輩。
「学校中で噂になってたからな。男子校に女子が入るなんてって。あ、俺はトレイ・クローバーだ。ハーツラビュルの副寮長をしてる。別の寮だけれども、何か困り事や悩み事があったら相談してくれよな」
とクローバーのスートの先輩。なんかこの人お兄ちゃんっぽい人だな。アズールにも見習ってほしいなと思いつつ、よろしくお願いしますとまた、挨拶する。
「あ。そうだあのこれ。パーティーって聞いたので茶葉とあと、シフォンケーキ持って来たんですけども」
誰に渡せば良いですか?と聞くと先輩達はきょとん、とする。なんでこんなリアクション?
「わざわざ手土産なんて持って来てくれたのか?」
トレイ先輩が口を開いた。
「え?はい。…あっひょとして、迷惑でした?」
考えてみたら、パーティーなんだからケーキも紅茶もいっぱいあるし持ってきても困らせるだけだったんじゃ…!しくじった…!プリンとかゼリーとかにするべきだったかな…。
「いや、迷惑なんかじゃないよ。寧ろケーキも紅茶も沢山あった方がいいしな。ありがとう」
と、トレイ先輩がにこりと笑って言う。
「このケーキってひょっとしてティアナちゃんの手作り?」
「はい、一応そうです。口に合うと嬉しいんですけど…」
「わー、マジ!?女の子の手作りケーキが食べれるなんてチョー嬉しいよ!ここ男子校だからさー、女の子の手作りケーキって超レアなんだよねー」
ありがとね、ティアナちゃん!あ、切られる前に写メっとこーと、ケイト先輩がはしゃぐ。
「えっこれティアナが作ったのか?意外と料理上手なんだな」
「人は見かけによらないってほんとなんだな」
そう言いながらデュースちゃんとエースちゃんがシフォンケーキをガン見する。意外と…?人は見かけによらない…?
「2人にはあげない」
というと「なんでだ!!」と絶叫された。誰がやるかよ。
「ティアナ…そんな膨れっ面しなくても…」
って苦笑しながらユウちゃんが宥めようとしてくるが無視だ無視。
今日のケーキはフロイドちゃんにもアズールにもジェイドちゃんにも美味しいって言ってもらえた、かなりの自信作だ。あの3人が揃って美味しいって言ってくれるなんて滅多にないことなんだ。3人共お世辞を言ったりするタイプじゃない。そんな3人が美味しいって言うんだよ。それってめっちゃくちゃ美味しいってことなの。そんな傑作を、こんな奴らにあげてたまるか。
「俺様は?俺様は食ってもいいか、ティアナ?すっげー美味そうだからいっぱい食いてえんだゾ」
とグリムちゃんが心配そうに聞いてくる。不覚にも可愛いと思ってしまった。
「いいよ、いっぱい食べな。エースちゃんとデュースちゃんの分も全部グリムちゃんにあげるね」
撫でながら言うと「よっしゃー!!」という絶叫と「はぁぁぁぁぁ!?俺らにも食わせろよ!!!」という絶叫が響き渡る。
◇
薔薇の塗り残しをみんなで塗ったり、リドル先輩の作ったオイスターソース入りの個性的な味をしたケーキを食べることになったり、ロイヤルソードアカデミーの生徒が乱入してきたりと、色々なことが起きたりしつつパーティーは和やかに進んだ。
「この紅茶、とても美味しい。いつものとは違うね」
淹れ方を変えたのかい?と、リドル先輩が紅茶を飲みながら言う。
「それはティアナが持って来てくれた茶葉で淹れたんだ。リドルの口にあったなら良かったよ」
と、ニコニコと笑いながらトレイ先輩が言う。その表情はお兄ちゃん…どころか最早お父さんみたいだ。
「おや、そうなのかい。わざわざ持って来てくれたんだね、ありがとう」
そうリドル先輩が私に微笑みかけてくる。うっ…めちゃくちゃ可愛い…。私、負けてる気が…。
「こちらこそ、喜んでもらえたみたいで嬉しいです」
ジェイドちゃんにも喜んでもらえたって伝えておきますねと言ったら「ジェイドに?」と不思議そうな顔をされた。
「その茶葉、ジェイドちゃんのおすすめなんですよ。あの人紅茶好きなんで」
「あぁ、なるほどね。じゃあ、伝えておいてくれるかい?」
美味しかったってと頼んでくるリドル先輩にはい、と返事をする。
「ティアナー、ティアナー!!」
グリムちゃんが手足をバタバタとさせながら声を掛けて来た。
「どうしたの?」
「おめぇの作ってきたシフォンケーキ、すっげぇ美味かったんだゾ。だからまた食べさせて欲しいんだゾ」
と、満面の笑みを浮かべながら言われる。こんなに面と向かって手作りのお菓子を美味しいなんて言ってもらえたの、初めてだ。
「ほんと?ありがとう。じゃあまた今度作って持ってくね」
そう返答すると「やったーー!!楽しみなんだゾー!!」とはしゃぎながら飛び跳ねだした。元気だなー。
「自分も食べて良いかな?」
そう尋ねてくるユウちゃんにいいよーと言ったら笑顔で「ありがとう!」と返答される。
「お、俺にも食わせてくれるよな!」
「僕も…」
「やるわけねぇだろふざけんな」
意外と料理上手だの、人は見かけによらないだのと言ってくる奴らに作ってやる義理なんてあるわけないでしょバァカ。
「なんでだよ!!」
と2人は絶叫している。ふーんだ、あげないもんねー。などと言ってる私と、ギャーギャーと文句言う2人のことをユウちゃんと先輩達が苦笑しながら見ている。そんな感じで、なんでもない日のパーティーは幕を下ろした。楽しかったなぁ。
また今度機会があったらお邪魔させて貰えたら嬉しいなぁなんて考えながら、トレイ先輩がお土産にと渡してくれたスコーンを眺める。
オクタヴィネルに帰ったらフロイドちゃんに分けてあげようっと。
「やっほー、初めまして。君が噂の、アズール君の妹ちゃんだね」
と頬のところにダイヤモンドのスートが描かれている人と
「いつもエースとデュースが世話になってるそうだな。手のかかる奴らだが、これからも仲良くしてやってくれな」
と、頬にクローバーのスートが描かれた人に挨拶された。
「あっはい、これからも面倒見させてもらいますね」
と返すと「お前に面倒見られた覚えねぇよ!!」と2人が叫ぶ。うるさっ。ボソッと「ドワーフ鉱山…」と呟くと2人共黙り込む。
「先輩方、今日はお招きありがとうございます。私、1年生のオクタヴィネル寮生、ティアナ・アーシェングロットです」
これからもよろしくお願いします、と深々と頭を下げて挨拶する。
「えっ…何こいつ、普段と態度違いすぎるだろ怖っ…」
とドン引きしながら言うエースちゃんの足を力一杯踏みつける。
「イッテェッ!!何すんだよ!!」
とかなんとか叫ぶエースちゃんを無視して
「先輩達の名前も聞いていいですか?」
と尋ねると
「もっちろん!俺はケイト・ダイヤモンドだよー。この学校男子校だからさ、女の子のティアナちゃんが入ってくるって聞いた時はびっくりしたよー」
エースちゃんやデュースちゃんだけじゃなくて、俺とも仲良くしてねと、ダイヤモンドのスートの先輩。
「学校中で噂になってたからな。男子校に女子が入るなんてって。あ、俺はトレイ・クローバーだ。ハーツラビュルの副寮長をしてる。別の寮だけれども、何か困り事や悩み事があったら相談してくれよな」
とクローバーのスートの先輩。なんかこの人お兄ちゃんっぽい人だな。アズールにも見習ってほしいなと思いつつ、よろしくお願いしますとまた、挨拶する。
「あ。そうだあのこれ。パーティーって聞いたので茶葉とあと、シフォンケーキ持って来たんですけども」
誰に渡せば良いですか?と聞くと先輩達はきょとん、とする。なんでこんなリアクション?
「わざわざ手土産なんて持って来てくれたのか?」
トレイ先輩が口を開いた。
「え?はい。…あっひょとして、迷惑でした?」
考えてみたら、パーティーなんだからケーキも紅茶もいっぱいあるし持ってきても困らせるだけだったんじゃ…!しくじった…!プリンとかゼリーとかにするべきだったかな…。
「いや、迷惑なんかじゃないよ。寧ろケーキも紅茶も沢山あった方がいいしな。ありがとう」
と、トレイ先輩がにこりと笑って言う。
「このケーキってひょっとしてティアナちゃんの手作り?」
「はい、一応そうです。口に合うと嬉しいんですけど…」
「わー、マジ!?女の子の手作りケーキが食べれるなんてチョー嬉しいよ!ここ男子校だからさー、女の子の手作りケーキって超レアなんだよねー」
ありがとね、ティアナちゃん!あ、切られる前に写メっとこーと、ケイト先輩がはしゃぐ。
「えっこれティアナが作ったのか?意外と料理上手なんだな」
「人は見かけによらないってほんとなんだな」
そう言いながらデュースちゃんとエースちゃんがシフォンケーキをガン見する。意外と…?人は見かけによらない…?
「2人にはあげない」
というと「なんでだ!!」と絶叫された。誰がやるかよ。
「ティアナ…そんな膨れっ面しなくても…」
って苦笑しながらユウちゃんが宥めようとしてくるが無視だ無視。
今日のケーキはフロイドちゃんにもアズールにもジェイドちゃんにも美味しいって言ってもらえた、かなりの自信作だ。あの3人が揃って美味しいって言ってくれるなんて滅多にないことなんだ。3人共お世辞を言ったりするタイプじゃない。そんな3人が美味しいって言うんだよ。それってめっちゃくちゃ美味しいってことなの。そんな傑作を、こんな奴らにあげてたまるか。
「俺様は?俺様は食ってもいいか、ティアナ?すっげー美味そうだからいっぱい食いてえんだゾ」
とグリムちゃんが心配そうに聞いてくる。不覚にも可愛いと思ってしまった。
「いいよ、いっぱい食べな。エースちゃんとデュースちゃんの分も全部グリムちゃんにあげるね」
撫でながら言うと「よっしゃー!!」という絶叫と「はぁぁぁぁぁ!?俺らにも食わせろよ!!!」という絶叫が響き渡る。
◇
薔薇の塗り残しをみんなで塗ったり、リドル先輩の作ったオイスターソース入りの個性的な味をしたケーキを食べることになったり、ロイヤルソードアカデミーの生徒が乱入してきたりと、色々なことが起きたりしつつパーティーは和やかに進んだ。
「この紅茶、とても美味しい。いつものとは違うね」
淹れ方を変えたのかい?と、リドル先輩が紅茶を飲みながら言う。
「それはティアナが持って来てくれた茶葉で淹れたんだ。リドルの口にあったなら良かったよ」
と、ニコニコと笑いながらトレイ先輩が言う。その表情はお兄ちゃん…どころか最早お父さんみたいだ。
「おや、そうなのかい。わざわざ持って来てくれたんだね、ありがとう」
そうリドル先輩が私に微笑みかけてくる。うっ…めちゃくちゃ可愛い…。私、負けてる気が…。
「こちらこそ、喜んでもらえたみたいで嬉しいです」
ジェイドちゃんにも喜んでもらえたって伝えておきますねと言ったら「ジェイドに?」と不思議そうな顔をされた。
「その茶葉、ジェイドちゃんのおすすめなんですよ。あの人紅茶好きなんで」
「あぁ、なるほどね。じゃあ、伝えておいてくれるかい?」
美味しかったってと頼んでくるリドル先輩にはい、と返事をする。
「ティアナー、ティアナー!!」
グリムちゃんが手足をバタバタとさせながら声を掛けて来た。
「どうしたの?」
「おめぇの作ってきたシフォンケーキ、すっげぇ美味かったんだゾ。だからまた食べさせて欲しいんだゾ」
と、満面の笑みを浮かべながら言われる。こんなに面と向かって手作りのお菓子を美味しいなんて言ってもらえたの、初めてだ。
「ほんと?ありがとう。じゃあまた今度作って持ってくね」
そう返答すると「やったーー!!楽しみなんだゾー!!」とはしゃぎながら飛び跳ねだした。元気だなー。
「自分も食べて良いかな?」
そう尋ねてくるユウちゃんにいいよーと言ったら笑顔で「ありがとう!」と返答される。
「お、俺にも食わせてくれるよな!」
「僕も…」
「やるわけねぇだろふざけんな」
意外と料理上手だの、人は見かけによらないだのと言ってくる奴らに作ってやる義理なんてあるわけないでしょバァカ。
「なんでだよ!!」
と2人は絶叫している。ふーんだ、あげないもんねー。などと言ってる私と、ギャーギャーと文句言う2人のことをユウちゃんと先輩達が苦笑しながら見ている。そんな感じで、なんでもない日のパーティーは幕を下ろした。楽しかったなぁ。
また今度機会があったらお邪魔させて貰えたら嬉しいなぁなんて考えながら、トレイ先輩がお土産にと渡してくれたスコーンを眺める。
オクタヴィネルに帰ったらフロイドちゃんに分けてあげようっと。
