ターコイズに恋焦がれ
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朝学校へ行くと、エースちゃんから首輪が外され…る、どころか
「なんでエースちゃんだけじゃなくてデュースちゃんとグリムちゃんとユウちゃんまでつけられてんの」
あんたらどんだけ問題大きくすりゃ気が済むのと言ったら4人共項垂れて何も答えてくれなかった。さすがに笑えなかった。
◇
昨日のマロンタルトがダメになった理由は、ハーツラビュル伝統のパーティ、なんでもない日のパーティの日にマロンタルトを持ち込むのはルール違反だと言われ、寮長であるリドル先輩に処分されてしまったかららしい。マロンタルト持ち込むの禁止って…
「何それくっだらない!そんな理由で捨てるとか勿体なさすぎ!」
そんな頓珍漢なルールで食べ物を粗末にするなんて信じらんない。作った人の思いとか、食材へのありがたみとか考えたことないのかな先輩。と、購買部で買った菓子パンを食べながら思いの丈をぶつけてみると
「俺らに言うなよ」
と、エースちゃんに溜息交じりに言われた。他に言う相手いないんだから仕方ないでしょ。
それにしてもリドル先輩って随分融通の利かない人なんだな。まぁ昨日不良先輩から助けてくれたあの感じからして、厳しそうな人だなとは思ったけれども。
「ハーツラビュルのハートの女王の法律って確か沢山ある…なんてレベルじゃないくらい膨大だったよね?リドル先輩ってその量全部覚えてるの?」
「あぁ、全て暗記しているそうだ。そしてそれら全部を正確に実行しているらしい」
だから誰も文句言うに言えないんだろうと、げっそりした様子のデュースちゃん。
「なんでそこまで正確に実行するんだろうね。昨日エースちゃんが破ったみたいなルールならわかるとしても、他のはほとんど守らなくてもよさそうなのばっかなのに」
食後は角砂糖を淹れた紅茶を飲めとか、この曜日にこれを食べてはダメとか、破ったってどうってこと無さそうなのになーと考えながら、菓子パンと一緒に買ったマフィンを食べる。
「リドルの母ちゃんが、すっげぇ厳しくて怖い人らしいんだゾ」
グリムちゃんがピョコピョコと跳ねながら言う。
「厳しくて怖い?」
「うん、リドル先輩と幼馴染だっていう先輩がいるんだけどね、その人が教えてくれたんだ。リドル先輩のお母さん、すっごく強烈な教育ママみたいでさ…」
と、ユウちゃんが声を潜めて説明してくれた。なんでもリドル先輩は、朝起きる時間や寝る時間、1日の摂取カロリーに着る服や食べるもの、友達などなど全部その強烈な教育ママとやらに小さい頃からずーっと決められて育ったらしい。そしてその決められたことを少しでも破ると、それはそれは大変だった…ということらしい。
「なるほど…じゃあそんな生活をずっと当たり前の様に送ってるリドル先輩からしたら、ハーツラビュルのルールはどんなに馬鹿らしいものでも守るのが当然ってことなのね…」
想像しただけで発狂しそうだ。教育ママ?そんな可愛いものじゃないでしょ、最早毒親じゃん。怖いわーと思いつつ、ポテトチップスを口に放り込む。
「てかさ、今はなんとかなってるかもしんないけどそのうちヤバいんじゃない。寮生みんな大爆発して大騒ぎになりそう」
話し聞いてるだけの私でも気が滅入りそうなんだもん。内部にいる生徒達からしたらもうとっくにそのレベルは超えてるだろうに。みんなリドル先輩には敵わないからってことで我慢してるんだろうけど、だけども我慢なんて絶対どっかで限界が来るわけで。爆発するのも時間の問題の様な気がする。
「だからだ!だからな、今日、僕とエースでローズハート寮長に決戦を挑んで、寮長の座を奪うことにしたんだ!」
と、デュースちゃんが得意げに声高々と宣言する。…は?リドル先輩に決戦を挑む?誰が?エースちゃんとデュースちゃんが?…えっ
「2人共、自殺願望でもあるの?」
思わず飛び出した私の言葉に、2人は「はぁ!?そんな訳ないだろ!」と声を上げる。うるさっ。耳痛い。
「だってそうとしか思えないでしょ。あんたら2人があのリドル先輩に勝てる訳ないじゃん。世界がひっくり返ったってないでしょ」
ドワーフ鉱山でのことを思い返して、余計そう思う。寮長の座を賭けた決戦って確か、魔法しか使っちゃいけなかったはず。けどこの2人ってお世辞にも魔法は得意じゃないみたいだし無理でしょ。…まぁ私も人のこと言えないけど。
そもそも1年生でいきなり寮長に挑もうとすること自体理解出来ない。自殺願望でもあるんじゃないかって考える方が自然でしょと、デュースちゃんに奢らせたチーズバーガーを食べながら言うと
「そ、それはさすがに極論すぎない…?」
と、ユウちゃんにつっこまれた。
「そんなことないでしょ」
そう言いながら今度はエースちゃんに奢らせたストロベリーシェイクを飲む。
「そんなことあるわ!!お前俺ら(僕ら)舐めすぎだろ!!」
エースちゃんとデュースちゃんが2人仲良く一斉につっこみを入れてきた。仲良いなぁこいつら。
「まぁ一応頑張れーとは言っとくよ」
と言いながらユウちゃんに奢らせたジェラートを頬張る。うん、美味しい。
「つーかよぉ…」
エースちゃんがじっと私のことを見る。なんだろ、私なんか変なことしたかな。なんて考えながら何?と聞くと
「お前、さっきからバクバクバクバク色々食いすぎだろ!!!」
と叫ばれた。え…
「どこが。全然そんなことないでしょ」
と言い返すと
「いや、それは僕も思ってた…よく入るなそんな沢山…」
「お昼も相当食べてたよね…?ランチメニューにデザートに色々…」
デュースちゃんとユウちゃんにも言われる。うっそでしょこれで食べ過ぎなの!?
「どこが!全然だよ、まだポテトのラージサイズ食べてないもん!!」
そう言い返すと、3人に絶句された。するとグリムちゃんが
「子分達情けねぇんだゾ。ティアナ全然食いすぎなんかじゃないんだゾ」
と、私に同調してくれた。それに対して「だよねぇ!」と言ったらエースちゃんに
「モンスターと同じくらいの量を食う女子高校生ってどうなんだよ…」
と、呆れた様に言われた。
どうやら陸の男の子達は相当小食らしい。と伝えたらアズールに
「どう考えてもお前が食べ過ぎだ!!」
カロリーは怖いんだぞ、いくらお前が太りにくい体質だと言っても太らない訳じゃないんだ!!少しは考えて食事しろ!!!と、3時間近く説教されて最悪だった。理不尽だ。
「なんでエースちゃんだけじゃなくてデュースちゃんとグリムちゃんとユウちゃんまでつけられてんの」
あんたらどんだけ問題大きくすりゃ気が済むのと言ったら4人共項垂れて何も答えてくれなかった。さすがに笑えなかった。
◇
昨日のマロンタルトがダメになった理由は、ハーツラビュル伝統のパーティ、なんでもない日のパーティの日にマロンタルトを持ち込むのはルール違反だと言われ、寮長であるリドル先輩に処分されてしまったかららしい。マロンタルト持ち込むの禁止って…
「何それくっだらない!そんな理由で捨てるとか勿体なさすぎ!」
そんな頓珍漢なルールで食べ物を粗末にするなんて信じらんない。作った人の思いとか、食材へのありがたみとか考えたことないのかな先輩。と、購買部で買った菓子パンを食べながら思いの丈をぶつけてみると
「俺らに言うなよ」
と、エースちゃんに溜息交じりに言われた。他に言う相手いないんだから仕方ないでしょ。
それにしてもリドル先輩って随分融通の利かない人なんだな。まぁ昨日不良先輩から助けてくれたあの感じからして、厳しそうな人だなとは思ったけれども。
「ハーツラビュルのハートの女王の法律って確か沢山ある…なんてレベルじゃないくらい膨大だったよね?リドル先輩ってその量全部覚えてるの?」
「あぁ、全て暗記しているそうだ。そしてそれら全部を正確に実行しているらしい」
だから誰も文句言うに言えないんだろうと、げっそりした様子のデュースちゃん。
「なんでそこまで正確に実行するんだろうね。昨日エースちゃんが破ったみたいなルールならわかるとしても、他のはほとんど守らなくてもよさそうなのばっかなのに」
食後は角砂糖を淹れた紅茶を飲めとか、この曜日にこれを食べてはダメとか、破ったってどうってこと無さそうなのになーと考えながら、菓子パンと一緒に買ったマフィンを食べる。
「リドルの母ちゃんが、すっげぇ厳しくて怖い人らしいんだゾ」
グリムちゃんがピョコピョコと跳ねながら言う。
「厳しくて怖い?」
「うん、リドル先輩と幼馴染だっていう先輩がいるんだけどね、その人が教えてくれたんだ。リドル先輩のお母さん、すっごく強烈な教育ママみたいでさ…」
と、ユウちゃんが声を潜めて説明してくれた。なんでもリドル先輩は、朝起きる時間や寝る時間、1日の摂取カロリーに着る服や食べるもの、友達などなど全部その強烈な教育ママとやらに小さい頃からずーっと決められて育ったらしい。そしてその決められたことを少しでも破ると、それはそれは大変だった…ということらしい。
「なるほど…じゃあそんな生活をずっと当たり前の様に送ってるリドル先輩からしたら、ハーツラビュルのルールはどんなに馬鹿らしいものでも守るのが当然ってことなのね…」
想像しただけで発狂しそうだ。教育ママ?そんな可愛いものじゃないでしょ、最早毒親じゃん。怖いわーと思いつつ、ポテトチップスを口に放り込む。
「てかさ、今はなんとかなってるかもしんないけどそのうちヤバいんじゃない。寮生みんな大爆発して大騒ぎになりそう」
話し聞いてるだけの私でも気が滅入りそうなんだもん。内部にいる生徒達からしたらもうとっくにそのレベルは超えてるだろうに。みんなリドル先輩には敵わないからってことで我慢してるんだろうけど、だけども我慢なんて絶対どっかで限界が来るわけで。爆発するのも時間の問題の様な気がする。
「だからだ!だからな、今日、僕とエースでローズハート寮長に決戦を挑んで、寮長の座を奪うことにしたんだ!」
と、デュースちゃんが得意げに声高々と宣言する。…は?リドル先輩に決戦を挑む?誰が?エースちゃんとデュースちゃんが?…えっ
「2人共、自殺願望でもあるの?」
思わず飛び出した私の言葉に、2人は「はぁ!?そんな訳ないだろ!」と声を上げる。うるさっ。耳痛い。
「だってそうとしか思えないでしょ。あんたら2人があのリドル先輩に勝てる訳ないじゃん。世界がひっくり返ったってないでしょ」
ドワーフ鉱山でのことを思い返して、余計そう思う。寮長の座を賭けた決戦って確か、魔法しか使っちゃいけなかったはず。けどこの2人ってお世辞にも魔法は得意じゃないみたいだし無理でしょ。…まぁ私も人のこと言えないけど。
そもそも1年生でいきなり寮長に挑もうとすること自体理解出来ない。自殺願望でもあるんじゃないかって考える方が自然でしょと、デュースちゃんに奢らせたチーズバーガーを食べながら言うと
「そ、それはさすがに極論すぎない…?」
と、ユウちゃんにつっこまれた。
「そんなことないでしょ」
そう言いながら今度はエースちゃんに奢らせたストロベリーシェイクを飲む。
「そんなことあるわ!!お前俺ら(僕ら)舐めすぎだろ!!」
エースちゃんとデュースちゃんが2人仲良く一斉につっこみを入れてきた。仲良いなぁこいつら。
「まぁ一応頑張れーとは言っとくよ」
と言いながらユウちゃんに奢らせたジェラートを頬張る。うん、美味しい。
「つーかよぉ…」
エースちゃんがじっと私のことを見る。なんだろ、私なんか変なことしたかな。なんて考えながら何?と聞くと
「お前、さっきからバクバクバクバク色々食いすぎだろ!!!」
と叫ばれた。え…
「どこが。全然そんなことないでしょ」
と言い返すと
「いや、それは僕も思ってた…よく入るなそんな沢山…」
「お昼も相当食べてたよね…?ランチメニューにデザートに色々…」
デュースちゃんとユウちゃんにも言われる。うっそでしょこれで食べ過ぎなの!?
「どこが!全然だよ、まだポテトのラージサイズ食べてないもん!!」
そう言い返すと、3人に絶句された。するとグリムちゃんが
「子分達情けねぇんだゾ。ティアナ全然食いすぎなんかじゃないんだゾ」
と、私に同調してくれた。それに対して「だよねぇ!」と言ったらエースちゃんに
「モンスターと同じくらいの量を食う女子高校生ってどうなんだよ…」
と、呆れた様に言われた。
どうやら陸の男の子達は相当小食らしい。と伝えたらアズールに
「どう考えてもお前が食べ過ぎだ!!」
カロリーは怖いんだぞ、いくらお前が太りにくい体質だと言っても太らない訳じゃないんだ!!少しは考えて食事しろ!!!と、3時間近く説教されて最悪だった。理不尽だ。
