アサガオ
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「体育祭でリカバリーガールの手伝いをしたい?」
職員室に行き体育祭を不参加するという報告と体育祭の日にリカバリーガールの手伝いをさせてもらえないかと申し出に行くと、担任は「うーん…」と考え込んでしまった。
「どうしてリカバリーガールの手伝いをしたいんだ?」
と疑問をぶつけられた。
「体育祭に出場しない分、自分に何か出来ることをしたいと思ったんです。それで自分に何が出来るかなって考えてみて、軽いけがをした生徒の手当てのお手伝いくらいなら私にも出来るんじゃないかと思ったんです。なのでリカバリーガールの手伝いをさせてもらえませんか?」
そう話すと担任は更に考え込みだしてしまった。
「あら良いじゃない。リカバリーガールに掛け合ってあげれば?」
私達の話しが聞こえたらしく、ミッドナイト先生が会話に参加してきた。
「しかし…!」
「自分に出来ることを自分で考えて、やれそうなことを探し出して実践しようとするなんて素晴らしいじゃない。リカバリーガールに頼むだけ頼んであげれば?」
そう言いながらミッドナイト先生が私に「ねぇ!」とウィンクしてきた。
「お願いします…!断られてしまったら諦めます。だからせめて、せめて頼むだけでもして貰えませんか?」
そう言いながら詰め寄ると担任は私に根負けしたようで、
「わかったわかった!じゃあ校長とリカバリーガールに聞いておくよ」
そう約束してくれた。嬉しくなって担任とミッドナイト先生にお礼を言って職員室を後にした。
◇
リカバリーガールの手伝いはさせて貰えるだろうか。もしかしたら断られてしまうかもしれない。だけど頼んでみるだけでも価値はあるだろう。
私は無個性なんだから。周りの人よりも出来ないことが多いんだ。なら出来ることを少しでも多く見つけてその出来る少しのことをきっちりとやれるように行動しないといけないんだ。無個性だから出来ないなんて言い訳はしてはいけない。
「…ん?これ、ノート…?」
ふと視界の端にノートが落ちているのが入って来た。
「1-A…みどり…や?緑谷…でひさ?でく?なんて読むんだろ…」
男子のものだろうか?授業のノートかなこれ。A組ってことはヒーロー科でしかも焦凍と同じクラスの人だ。
体育祭不参加ということを担任に伝えたって焦凍に報告しに行くつもりだったしついでに届けるか。ノートなかったらこの緑谷って人も困るだろうし。
そう思いながら1Aの教室を目指すことにした。
職員室に行き体育祭を不参加するという報告と体育祭の日にリカバリーガールの手伝いをさせてもらえないかと申し出に行くと、担任は「うーん…」と考え込んでしまった。
「どうしてリカバリーガールの手伝いをしたいんだ?」
と疑問をぶつけられた。
「体育祭に出場しない分、自分に何か出来ることをしたいと思ったんです。それで自分に何が出来るかなって考えてみて、軽いけがをした生徒の手当てのお手伝いくらいなら私にも出来るんじゃないかと思ったんです。なのでリカバリーガールの手伝いをさせてもらえませんか?」
そう話すと担任は更に考え込みだしてしまった。
「あら良いじゃない。リカバリーガールに掛け合ってあげれば?」
私達の話しが聞こえたらしく、ミッドナイト先生が会話に参加してきた。
「しかし…!」
「自分に出来ることを自分で考えて、やれそうなことを探し出して実践しようとするなんて素晴らしいじゃない。リカバリーガールに頼むだけ頼んであげれば?」
そう言いながらミッドナイト先生が私に「ねぇ!」とウィンクしてきた。
「お願いします…!断られてしまったら諦めます。だからせめて、せめて頼むだけでもして貰えませんか?」
そう言いながら詰め寄ると担任は私に根負けしたようで、
「わかったわかった!じゃあ校長とリカバリーガールに聞いておくよ」
そう約束してくれた。嬉しくなって担任とミッドナイト先生にお礼を言って職員室を後にした。
◇
リカバリーガールの手伝いはさせて貰えるだろうか。もしかしたら断られてしまうかもしれない。だけど頼んでみるだけでも価値はあるだろう。
私は無個性なんだから。周りの人よりも出来ないことが多いんだ。なら出来ることを少しでも多く見つけてその出来る少しのことをきっちりとやれるように行動しないといけないんだ。無個性だから出来ないなんて言い訳はしてはいけない。
「…ん?これ、ノート…?」
ふと視界の端にノートが落ちているのが入って来た。
「1-A…みどり…や?緑谷…でひさ?でく?なんて読むんだろ…」
男子のものだろうか?授業のノートかなこれ。A組ってことはヒーロー科でしかも焦凍と同じクラスの人だ。
体育祭不参加ということを担任に伝えたって焦凍に報告しに行くつもりだったしついでに届けるか。ノートなかったらこの緑谷って人も困るだろうし。
そう思いながら1Aの教室を目指すことにした。