晴れと猫
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「そんでね!!
虫だっつーから拾ってみたら……給食の糸こんにゃくだったんすよ!」
「糸こん!!糸こんにゃくだってぇー!!」
「母さん、飲みすぎ」
順平の家にお邪魔して夕食をご馳走になれば。
すぐ酔いの回った凪さんが悠仁に無茶振りを繰り返していた。
「ほら悠仁君。モノボケモノボケ!」
「ウィルソーン!!」
「ん、ふふっ……それキャストアウェイだろ!!」
お盆を持たされた悠仁のボケに今度は順平が吹き出す。
賑やかで温かい食卓__僕はその様子を微笑ましく見ていた。
「凪さんってさ、いいお母さんだよね」
「だな!俺のネタにもめちゃくちゃ笑ってくれたし!」
「……うん」
順平が寝落ちした凪さんに毛布をかけてあげる。
3人で夕食の後片付けをしていれば、順平がふと口を開いた。
「紫苑君と虎杖君のお母さんはどんな人?」
「あー、俺会ったことねーんだわ。でも俺には爺ちゃんがいたから……」
「僕の両親は海外にいるからあまり会えないんだけど……普通にいい人達だよ」
前世の両親のことはよく覚えてないし、今世の両親にもそこまで思い入れはない。
そんな風に言うと薄情だって思われるかもしれないけど。
だけど、ここが"呪術廻戦"の世界だと気づいてから、自分が生きている実感がなかった。
所詮は架空の世界。
僕もただの登場人物に過ぎなくて、本当は皆んな偽物かもしれないと思うと怖くて仕方ない。
でも、そんな僕に存在意義を与えてくれたのは雨の日に拾った猫で。
真人に出会ってから灰色だった世界にようやく色が付いたんだ。
「2人は呪術師なんだよね?それなら、人を……殺したことある?」
唐突に、順平から重い質問をされる。
「ない、けど……」
「……僕も今のところはないかな」
改造人間を人として数えるのなら、僕はもう人を殺してしまっている。
でも、真人の罪も背負うって決めた以上は迷いなんかない。
「でも悪い呪術師と戦うこともあるよね?その時は……どうするの?」
「……それでも殺したくはないな。
なんつーか、命の価値が曖昧になって大切な人の価値まで分からなくなるのが……俺は怖い」
「……」
悠仁の言っていることも理解出来る。
だけど、僕はとっくの昔に覚悟を決めていた。
順平は僕にも同様の質問をしてくる。
「紫苑君も虎杖君と同じ考え?」
「僕は____」
__________
虫だっつーから拾ってみたら……給食の糸こんにゃくだったんすよ!」
「糸こん!!糸こんにゃくだってぇー!!」
「母さん、飲みすぎ」
順平の家にお邪魔して夕食をご馳走になれば。
すぐ酔いの回った凪さんが悠仁に無茶振りを繰り返していた。
「ほら悠仁君。モノボケモノボケ!」
「ウィルソーン!!」
「ん、ふふっ……それキャストアウェイだろ!!」
お盆を持たされた悠仁のボケに今度は順平が吹き出す。
賑やかで温かい食卓__僕はその様子を微笑ましく見ていた。
「凪さんってさ、いいお母さんだよね」
「だな!俺のネタにもめちゃくちゃ笑ってくれたし!」
「……うん」
順平が寝落ちした凪さんに毛布をかけてあげる。
3人で夕食の後片付けをしていれば、順平がふと口を開いた。
「紫苑君と虎杖君のお母さんはどんな人?」
「あー、俺会ったことねーんだわ。でも俺には爺ちゃんがいたから……」
「僕の両親は海外にいるからあまり会えないんだけど……普通にいい人達だよ」
前世の両親のことはよく覚えてないし、今世の両親にもそこまで思い入れはない。
そんな風に言うと薄情だって思われるかもしれないけど。
だけど、ここが"呪術廻戦"の世界だと気づいてから、自分が生きている実感がなかった。
所詮は架空の世界。
僕もただの登場人物に過ぎなくて、本当は皆んな偽物かもしれないと思うと怖くて仕方ない。
でも、そんな僕に存在意義を与えてくれたのは雨の日に拾った猫で。
真人に出会ってから灰色だった世界にようやく色が付いたんだ。
「2人は呪術師なんだよね?それなら、人を……殺したことある?」
唐突に、順平から重い質問をされる。
「ない、けど……」
「……僕も今のところはないかな」
改造人間を人として数えるのなら、僕はもう人を殺してしまっている。
でも、真人の罪も背負うって決めた以上は迷いなんかない。
「でも悪い呪術師と戦うこともあるよね?その時は……どうするの?」
「……それでも殺したくはないな。
なんつーか、命の価値が曖昧になって大切な人の価値まで分からなくなるのが……俺は怖い」
「……」
悠仁の言っていることも理解出来る。
だけど、僕はとっくの昔に覚悟を決めていた。
順平は僕にも同様の質問をしてくる。
「紫苑君も虎杖君と同じ考え?」
「僕は____」
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