晴れと猫
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五条先生は腰の砕けた僕を抱きかかえると、ソファに押し倒してきた。
さっきのキスで息も絶え絶えになっている僕は『やめて』と言うことしか出来ない。
先生はそのまま制服のボタンにも手をかけてきて__
「ほら、イヤならもっと本気で抵抗しないと」
逃れようといくら足掻いても片手で簡単に押さえつけられてしまう。
五条先生は僕の太ももの間に足を挟んで閉じられなくし、制服をはだけさせた。
空気に晒された素肌が冷たく感じる。
「……へぇ、綺麗なピンク色だ。ねぇ、ここは恋人とやらに触られたことある?」
「んっ……先生には、関係なっ……あ、」
空より蒼い瞳に見下ろされ。
胸の突起を撫でられれば、すぐに頬が熱くなってくる。
怜悧な視線は愛しげなものに変わっており、喉元にカプりと噛みつかれた。
先生の白くてふわふわな髪が当たってくすぐったい。
「どうして、こんなことを……」
「……っ!泣かせるつもりは……!」
それでも真人以外に無理やり触れられる感触は怖くて、ポロポロと涙がこぼれ落ちた。
すると、先生は焦った様子で僕から手を離す。
わけも分からず泣いていれば先生は胸の内を話し始めた。
「……ごめん。紫苑にはもっと警戒心を持ってほしくて……いや、こんなのただの言い訳か」
自嘲するようにやるせなく笑ってみせる。
いつも自信に満ち溢れた五条先生からは考えられない姿で。
「本当は……紫苑が攫われて、君を守れなかった自分を許せなかったんだ。
"最強"だって自負してんのに好きな子一人守れないんだから」
黙って聞いていれば五条先生は僕を見つめてくる。
「でも、それと同時に気づいたんだ。
____紫苑、君が好きなんだって」
そう言うと僕の涙を指で拭う。
急な告白に黙っていれば、五条先生は僕から退き__制服をかけ直してきた。
「急に言われても困るよね。今のは忘れて__」
「……待って」
そのまま部屋から出ていこうとする先生の腕を掴む。
考え無しに引き止めてしまったけど、何て声をかけたらいいのか分からなかった。
それでも、思い浮かんだ言葉を必死に紡ぐ。
「その、……五条先生のことが嫌というわけじゃ、」
「……!それは期待してもいいってこと?」
「でも僕、他に付き合ってる人がいるし……それに、教師と生徒でこんなことするのは……」
気づけば、図らずも夏油の思惑通りになっていた。
五条 悟を誘惑し僕自身が相手の弱点になる__そうしたら、渋谷での計画も上手くいくかもしれない。
でも、それは僕の飼い猫に対する裏切り行為でもある訳で。
だけど、もう手遅れのようだった____
「いいよ。今の恋人より満足させてあげるから……そしたら、僕を選んでね?」
__________
五条先生の告白の後、悠仁にも会いに行った。
悠仁は僕が花御に攫われたのを間近で見ていたわけで、僕が帰ってくると勢いよく抱きついてきた。
「紫苑ッ……!!てっきり、俺のせいで……もう帰ってこないんじゃないかって……!」
「……帰るのが遅くなってごめんね、悠仁。ほら、僕はなんともないから。大丈夫だよ」
悠仁も涙ぐみながら僕に抱きついてくる。
同級生たちを騙していることに罪悪感を感じつつ、そんな悠仁の背中を僕は撫でてあげた。
__________
さっきのキスで息も絶え絶えになっている僕は『やめて』と言うことしか出来ない。
先生はそのまま制服のボタンにも手をかけてきて__
「ほら、イヤならもっと本気で抵抗しないと」
逃れようといくら足掻いても片手で簡単に押さえつけられてしまう。
五条先生は僕の太ももの間に足を挟んで閉じられなくし、制服をはだけさせた。
空気に晒された素肌が冷たく感じる。
「……へぇ、綺麗なピンク色だ。ねぇ、ここは恋人とやらに触られたことある?」
「んっ……先生には、関係なっ……あ、」
空より蒼い瞳に見下ろされ。
胸の突起を撫でられれば、すぐに頬が熱くなってくる。
怜悧な視線は愛しげなものに変わっており、喉元にカプりと噛みつかれた。
先生の白くてふわふわな髪が当たってくすぐったい。
「どうして、こんなことを……」
「……っ!泣かせるつもりは……!」
それでも真人以外に無理やり触れられる感触は怖くて、ポロポロと涙がこぼれ落ちた。
すると、先生は焦った様子で僕から手を離す。
わけも分からず泣いていれば先生は胸の内を話し始めた。
「……ごめん。紫苑にはもっと警戒心を持ってほしくて……いや、こんなのただの言い訳か」
自嘲するようにやるせなく笑ってみせる。
いつも自信に満ち溢れた五条先生からは考えられない姿で。
「本当は……紫苑が攫われて、君を守れなかった自分を許せなかったんだ。
"最強"だって自負してんのに好きな子一人守れないんだから」
黙って聞いていれば五条先生は僕を見つめてくる。
「でも、それと同時に気づいたんだ。
____紫苑、君が好きなんだって」
そう言うと僕の涙を指で拭う。
急な告白に黙っていれば、五条先生は僕から退き__制服をかけ直してきた。
「急に言われても困るよね。今のは忘れて__」
「……待って」
そのまま部屋から出ていこうとする先生の腕を掴む。
考え無しに引き止めてしまったけど、何て声をかけたらいいのか分からなかった。
それでも、思い浮かんだ言葉を必死に紡ぐ。
「その、……五条先生のことが嫌というわけじゃ、」
「……!それは期待してもいいってこと?」
「でも僕、他に付き合ってる人がいるし……それに、教師と生徒でこんなことするのは……」
気づけば、図らずも夏油の思惑通りになっていた。
五条 悟を誘惑し僕自身が相手の弱点になる__そうしたら、渋谷での計画も上手くいくかもしれない。
でも、それは僕の飼い猫に対する裏切り行為でもある訳で。
だけど、もう手遅れのようだった____
「いいよ。今の恋人より満足させてあげるから……そしたら、僕を選んでね?」
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五条先生の告白の後、悠仁にも会いに行った。
悠仁は僕が花御に攫われたのを間近で見ていたわけで、僕が帰ってくると勢いよく抱きついてきた。
「紫苑ッ……!!てっきり、俺のせいで……もう帰ってこないんじゃないかって……!」
「……帰るのが遅くなってごめんね、悠仁。ほら、僕はなんともないから。大丈夫だよ」
悠仁も涙ぐみながら僕に抱きついてくる。
同級生たちを騙していることに罪悪感を感じつつ、そんな悠仁の背中を僕は撫でてあげた。
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