晴れと猫
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夜も明け、朝方になってきたところでアジトを出た。
真人はまた僕と別れるのが嫌なのか、また駄々をこねられたけど、何とかなだめてやっと解放された。
アジトから離れたらその辺の公衆電話から高専に電話をかける。
《__もしもし、高専一年の猫宮 紫苑です。
昨日から僕、行方不明になってると思うんですけど……生存確認をとりたくて__》
電話に出た高専の職員に僕の生存を伝えれば、すぐに迎えを寄越してくれると言ってきた。
ここからそう遠くない待ち合わせ場所で待っていると。
補助監督の人が車で迎えに来てくれて、僕はそのまま高専に帰った。
__________
高専の入り口、門扉の所で車から降りれば__
「__紫苑ッ!今まで何してたんだ!!
……本当に無事で……良かった……!」
高専に着けば、待ち構えていた五条先生に強く抱きしめられる。
先生はあれからずっと僕を探し続けていたみたいで、かなり疲れている様子だった。
目隠しで分かりづらいけど顔色も少し悪い。
先生の側には恵と野薔薇もいて__
「紫苑、お前が特級呪霊に攫われたって聞いて……俺、……。
とにかく帰ってきてくれて良かった」
「紫苑のバカ!!アンタまで虎杖みたいに居なくなってどうすんのよ……!」
二人とも涙ぐみながら僕に詰め寄ってくる。
野薔薇は悠仁の事件と僕を重ねてしまったのか、今にも泣き出しそうな雰囲気だった。
そんな同級生たちにほんの少し罪悪感が残る。
本当は攫われたというより、飼い猫とその仲間たちに会いに行っていただけだから。
「ごめんなさい……。
わざと人質になって呪霊の情報を聞き出せたらって思ったんだけど……」
「……紫苑、ちょっとこっちに来てくれる?」
僕が呪霊に捕まってた理由、もとい言い訳を話せば固い表情をした五条先生に手を引かれる。
高専の校舎の方に行けば別室に連れていかれた。
わざわざ二人っきりになった先生を不思議に思っていれば。
「どうやら、君は教育し直す必要があるみたいだ」
「急にどうしたんですか……?」
部屋に入れば五条先生に後ろ手にドアの鍵を閉められ。
ズンズンと距離を詰めてきた先生に壁側に追い詰められた。
そして、黒の目隠しを外すと、僕の顔の横に手をついて"壁ドン"をしてきて__
「……分からない?
人質になるってことは、こういうことされる可能性もあるんだよ」
「先生、何を……、んっ……!?」
そのまま、強引にキスをしてきた。
抵抗する間もなく唇の隙間から舌を入れられ、すぐに深い口付けに変わる。
舌を絡ませられれば腰が抜けて崩れ落ちそうになるけど……先生の腕に抱かれ体を支えられた。
「ふ、はっ……。これで腰が抜けちゃうなんて敏感なんだね。それとも、誰かに開発された?」
「……っ、もう、やめて……」
「……まだ止めないよ。紫苑__」
__________
真人はまた僕と別れるのが嫌なのか、また駄々をこねられたけど、何とかなだめてやっと解放された。
アジトから離れたらその辺の公衆電話から高専に電話をかける。
《__もしもし、高専一年の猫宮 紫苑です。
昨日から僕、行方不明になってると思うんですけど……生存確認をとりたくて__》
電話に出た高専の職員に僕の生存を伝えれば、すぐに迎えを寄越してくれると言ってきた。
ここからそう遠くない待ち合わせ場所で待っていると。
補助監督の人が車で迎えに来てくれて、僕はそのまま高専に帰った。
__________
高専の入り口、門扉の所で車から降りれば__
「__紫苑ッ!今まで何してたんだ!!
……本当に無事で……良かった……!」
高専に着けば、待ち構えていた五条先生に強く抱きしめられる。
先生はあれからずっと僕を探し続けていたみたいで、かなり疲れている様子だった。
目隠しで分かりづらいけど顔色も少し悪い。
先生の側には恵と野薔薇もいて__
「紫苑、お前が特級呪霊に攫われたって聞いて……俺、……。
とにかく帰ってきてくれて良かった」
「紫苑のバカ!!アンタまで虎杖みたいに居なくなってどうすんのよ……!」
二人とも涙ぐみながら僕に詰め寄ってくる。
野薔薇は悠仁の事件と僕を重ねてしまったのか、今にも泣き出しそうな雰囲気だった。
そんな同級生たちにほんの少し罪悪感が残る。
本当は攫われたというより、飼い猫とその仲間たちに会いに行っていただけだから。
「ごめんなさい……。
わざと人質になって呪霊の情報を聞き出せたらって思ったんだけど……」
「……紫苑、ちょっとこっちに来てくれる?」
僕が呪霊に捕まってた理由、もとい言い訳を話せば固い表情をした五条先生に手を引かれる。
高専の校舎の方に行けば別室に連れていかれた。
わざわざ二人っきりになった先生を不思議に思っていれば。
「どうやら、君は教育し直す必要があるみたいだ」
「急にどうしたんですか……?」
部屋に入れば五条先生に後ろ手にドアの鍵を閉められ。
ズンズンと距離を詰めてきた先生に壁側に追い詰められた。
そして、黒の目隠しを外すと、僕の顔の横に手をついて"壁ドン"をしてきて__
「……分からない?
人質になるってことは、こういうことされる可能性もあるんだよ」
「先生、何を……、んっ……!?」
そのまま、強引にキスをしてきた。
抵抗する間もなく唇の隙間から舌を入れられ、すぐに深い口付けに変わる。
舌を絡ませられれば腰が抜けて崩れ落ちそうになるけど……先生の腕に抱かれ体を支えられた。
「ふ、はっ……。これで腰が抜けちゃうなんて敏感なんだね。それとも、誰かに開発された?」
「……っ、もう、やめて……」
「……まだ止めないよ。紫苑__」
__________