雨と猫 占ツクversion
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放課後、友人達の質問を避けつつ屋上に急ぐ。
何の用か知らないけど、家で真人が待つ僕は早く帰りたかった。
(名前)『それで話って何?』
愛園「……約束通り来てくれたのね。今日はアイツもいないみたいだし」
屋上では先に愛園さんが待っており、フェンス下のグラウンドを眺めていた。
僕が声をかけるとこちらへゆらりと振り返る。
愛園「単刀直入に言うわ。貴方の猫……アイツは今すぐ祓った方がいい」
(名前)『……ッ!』
猫とは真人のことだろう、愛園さんには呪霊が見えていたんだ。
正体を見破られた僕は思わず愛園さんを睨む。
呪霊を匿っているなんて呪術師に知られたら__
愛園「……呪いが見える貴方なら分かるでしょう?呪霊がどれほど危険な存在なのか」
諭す言葉に言い返すことも出来ずうつむく。
そんな僕に愛園さんはゆっくり近づいてきた。
愛園「私、呪術師にツテがあるの。祓う決心がついたら……ここに連絡して」
そして、電話番号が書かれた紙を僕の手に握らせる。
愛園「あと、祓うのはなるべく早い方がいいわ。
貴方についてる呪霊……日に日に力が強くなっていってるから」
『それじゃ』とだけ言って彼女は屋上を去っていった。
僕はしばらくの間、手渡された紙を見つめていることしか出来なかった。
__________
ふらふらした足取りで僕も屋上を出る。
待ち構えていた友人達が『どうだった?』とか聞いてくるけど。
『今は1人にしてほしい』とだけ伝えて、僕は帰路についた。
(名前)『(僕が、今ここで真人を祓ってしまえば……渋谷事変を防げる?
この先、真人の手によって死ぬはずの多くの命を____救える?)』
帰り道も色々なことが頭の中を駆け巡る。
真人「えっ、顔が真っ青だよ!?大丈夫……?」
(名前)『……ごめん、今はひとりにして』
家で真人が出迎えてくれるけど。
『気分が悪いから』と言って部屋に閉じこもった。
その日は1日中、真人の顔を見ることが出来なくて毛布にくるまっていた。
__________
休日を挟んで月曜の朝____
僕が教室に入れば、それまで騒がしかった教室内がシンと静まり返った。
何かあったのかと察するのと同時、慌てて駆け寄ってきた友人達の口から。
『愛園さんが行方不明』だということを告げられた。
__________
何の用か知らないけど、家で真人が待つ僕は早く帰りたかった。
(名前)『それで話って何?』
愛園「……約束通り来てくれたのね。今日はアイツもいないみたいだし」
屋上では先に愛園さんが待っており、フェンス下のグラウンドを眺めていた。
僕が声をかけるとこちらへゆらりと振り返る。
愛園「単刀直入に言うわ。貴方の猫……アイツは今すぐ祓った方がいい」
(名前)『……ッ!』
猫とは真人のことだろう、愛園さんには呪霊が見えていたんだ。
正体を見破られた僕は思わず愛園さんを睨む。
呪霊を匿っているなんて呪術師に知られたら__
愛園「……呪いが見える貴方なら分かるでしょう?呪霊がどれほど危険な存在なのか」
諭す言葉に言い返すことも出来ずうつむく。
そんな僕に愛園さんはゆっくり近づいてきた。
愛園「私、呪術師にツテがあるの。祓う決心がついたら……ここに連絡して」
そして、電話番号が書かれた紙を僕の手に握らせる。
愛園「あと、祓うのはなるべく早い方がいいわ。
貴方についてる呪霊……日に日に力が強くなっていってるから」
『それじゃ』とだけ言って彼女は屋上を去っていった。
僕はしばらくの間、手渡された紙を見つめていることしか出来なかった。
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ふらふらした足取りで僕も屋上を出る。
待ち構えていた友人達が『どうだった?』とか聞いてくるけど。
『今は1人にしてほしい』とだけ伝えて、僕は帰路についた。
(名前)『(僕が、今ここで真人を祓ってしまえば……渋谷事変を防げる?
この先、真人の手によって死ぬはずの多くの命を____救える?)』
帰り道も色々なことが頭の中を駆け巡る。
真人「えっ、顔が真っ青だよ!?大丈夫……?」
(名前)『……ごめん、今はひとりにして』
家で真人が出迎えてくれるけど。
『気分が悪いから』と言って部屋に閉じこもった。
その日は1日中、真人の顔を見ることが出来なくて毛布にくるまっていた。
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休日を挟んで月曜の朝____
僕が教室に入れば、それまで騒がしかった教室内がシンと静まり返った。
何かあったのかと察するのと同時、慌てて駆け寄ってきた友人達の口から。
『愛園さんが行方不明』だということを告げられた。
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