あいなんてどこにもないんだよ
私の等身大の愛は所詮盲目でしかなくて
無償の愛を信じていたけれど、とても美しく尊いものだと思っていたけれどそんなことは無くて、所詮は利害関係の一致でしかなくてそこに暖かい愛はない。あるのは冷たい感情と、時折隠しきれない小汚い欲が少しはみ出しているだけ。
そうして世界は回っているのだとようやく気づいた頃にはもう戻れなくなっていてあの頃の熱量と温かみのあった愛はどこかへ消えてしまっていて、代わりに真実と現実だけが手の平にあって、愛というものは最初から存在しなくて、私は長い夢を見ていただけに過ぎないのだなと見慣れた天井を見つめていた。
無償の愛を信じていたけれど、とても美しく尊いものだと思っていたけれどそんなことは無くて、所詮は利害関係の一致でしかなくてそこに暖かい愛はない。あるのは冷たい感情と、時折隠しきれない小汚い欲が少しはみ出しているだけ。
そうして世界は回っているのだとようやく気づいた頃にはもう戻れなくなっていてあの頃の熱量と温かみのあった愛はどこかへ消えてしまっていて、代わりに真実と現実だけが手の平にあって、愛というものは最初から存在しなくて、私は長い夢を見ていただけに過ぎないのだなと見慣れた天井を見つめていた。
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