The Future Of Sapphire
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「こんにちは」
「こんにちはゆきさん!お待ちしてました!」
今日は新一くんのお家でパーティーにお呼ばれした
「蘭ちゃんったらしばらく見ないうちに綺麗になったわねえ」
「ゆきさんこそ、最近さらに綺麗になられましたね!」
蘭ちゃんとそんな話をしながらリビングに通される
「こんにちは!ゆきさん!」
「こんにちは、新一くん、今日はありがとうね」
机の上に皿を並べている家主に礼を言いながら
菓子折りを手渡す。
気にしなくていいのに、なんて言われてもいい年した大人が
年下のお家に呼んでもらえるなんて、少しくらい気をつかうってものである。
「あれ、赤井さんは?」
「ちょっと寄るところがあるからって、あとでくるわよ」
久しぶりに訪れる工藤家に緊張しながらも新一くんの手伝いをする。
「ああもう!ゆきさんは座っててください!
何かあったら俺が赤井さんに怒られちまう」
新一くんに強制的にソファに座らされる。
そんなに心配しなくても大丈夫なんだけどな。
することもなくぼんやりと眺めていると来客のベルが鳴った。
「私でるわね」
することもなく暇だったので、
遅れてきたであろう彼を迎えに行く。
「思ったより早かったのね、秀一さん」
「あまり動くなと言っているだろう、もう君一人の体じゃない」
「ふふふ、大丈夫だってば」
ねーといいながら私はやっと膨らんできたおなかを撫でる。
そのまま過保護な旦那様にエスコートでもう一度リビングに戻る。
「ああ、赤井さん!いらっしゃい!」
ちょうど準備が終わったのか、
新一くんもリビングの椅子に腰かけていた。
「すごい量だな」
「はい、頑張って作りました、お祝いですから!」
蘭ちゃんがエプロンを外しながらにっこりとそう言った。
「ふふふ、ありがとう」
蘭ちゃんの手料理をおいしく頂いていると
新一くんが思い出したようにそういえば、と尋ねてきた。
「名前、もう決まったんですか?」
「ええ、秀一さんのセンスがすごくって大変だったけどね」
彼のセンスはなんというか、アメリカンというか
日本で暮らそうって言ってるのにジェシカとかはほんとにないと思う。
「そんなことはないと思うが」
「そんなことあります」
不満そうにそういう彼に、私はいたずらっ子のように笑って言い返す。
「それで、何て名前にしたんですか?」
蘭ちゃんが興味深々とばかりに前のめりになって聞いて来る。
私たちはどちらともなく視線を合わせて笑うと。
「そうね、___」
この子の未来が、素晴らしいものになりますように
Fin
「こんにちはゆきさん!お待ちしてました!」
今日は新一くんのお家でパーティーにお呼ばれした
「蘭ちゃんったらしばらく見ないうちに綺麗になったわねえ」
「ゆきさんこそ、最近さらに綺麗になられましたね!」
蘭ちゃんとそんな話をしながらリビングに通される
「こんにちは!ゆきさん!」
「こんにちは、新一くん、今日はありがとうね」
机の上に皿を並べている家主に礼を言いながら
菓子折りを手渡す。
気にしなくていいのに、なんて言われてもいい年した大人が
年下のお家に呼んでもらえるなんて、少しくらい気をつかうってものである。
「あれ、赤井さんは?」
「ちょっと寄るところがあるからって、あとでくるわよ」
久しぶりに訪れる工藤家に緊張しながらも新一くんの手伝いをする。
「ああもう!ゆきさんは座っててください!
何かあったら俺が赤井さんに怒られちまう」
新一くんに強制的にソファに座らされる。
そんなに心配しなくても大丈夫なんだけどな。
することもなくぼんやりと眺めていると来客のベルが鳴った。
「私でるわね」
することもなく暇だったので、
遅れてきたであろう彼を迎えに行く。
「思ったより早かったのね、秀一さん」
「あまり動くなと言っているだろう、もう君一人の体じゃない」
「ふふふ、大丈夫だってば」
ねーといいながら私はやっと膨らんできたおなかを撫でる。
そのまま過保護な旦那様にエスコートでもう一度リビングに戻る。
「ああ、赤井さん!いらっしゃい!」
ちょうど準備が終わったのか、
新一くんもリビングの椅子に腰かけていた。
「すごい量だな」
「はい、頑張って作りました、お祝いですから!」
蘭ちゃんがエプロンを外しながらにっこりとそう言った。
「ふふふ、ありがとう」
蘭ちゃんの手料理をおいしく頂いていると
新一くんが思い出したようにそういえば、と尋ねてきた。
「名前、もう決まったんですか?」
「ええ、秀一さんのセンスがすごくって大変だったけどね」
彼のセンスはなんというか、アメリカンというか
日本で暮らそうって言ってるのにジェシカとかはほんとにないと思う。
「そんなことはないと思うが」
「そんなことあります」
不満そうにそういう彼に、私はいたずらっ子のように笑って言い返す。
「それで、何て名前にしたんですか?」
蘭ちゃんが興味深々とばかりに前のめりになって聞いて来る。
私たちはどちらともなく視線を合わせて笑うと。
「そうね、___」
この子の未来が、素晴らしいものになりますように
Fin
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