あとがき
　主人公とカレンの出会いでした。今回はカレン目線で書いてみました。
　この話は二人がアッシュフォード学園の高等部に入学する少し前の話です。この時最初に日本人として名乗った…と言うか日本人として知り合ったので、アッシュフォード学園の関係者の中で唯一カレンだけが、最初から主人公の名前を呼ぶとき漢字表記なんです。
　今回出てきたように主人公は社交界とかでは「オール・ハイル・ブリタニア」とか平気で言えますし、割りと愛想よく貴族と付き合っています。まあ、内心では「コイツ等うぜぇー！！　射殺してぇー！！」と思っていますが。
　あと公爵の後継者お披露目の意味もあったパーティで、その公爵の後継者が綺麗な御令嬢を連れてどっか行っちゃったのでメチャクチャ噂になりました。ミレイさんが『stage07招かれざる転入生』で言っていた噂とはこの時広まった噂です。

　今回の話はどうやって締めるか、なかなか決まりませんでした。悩んだ末にサウンドエピソードの『ミレイとの際会』風に終わらせると言う結果になってしまいました。単発の物語は終わり方が難しいですね。
　これからside storyの方も少しずつ更新しようと思います。生徒会メンバーとの出会いを一人ずつ書くのも面白いかも知れないなぁと考えてますが、全員書くかどうかは未定です。

追伸
　サイト移動、誤字脱字修正。
　加筆しようかと思案はしましたが、この話はこれ一話で完結しているので無理に増やす必要も無いので、誤字修正と気になった表現のみを変更のみとなりました。
　ただ、金髪君への挑発は二割増し、理不尽な物言いは三割増し、見せつけ五割増し、とそこだけは変えてみました。

2022.06/20