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パターン③別の理由
「ごめん、二人ではいけないよ。実は俺……」
「あらシャーリーじゃない。私のルルに何か御用？」
「『ルル』って！！　なんでカレンが！？」
「俺達、結婚を約束した仲なんだ」
「ねぇ～☆　ル・ル♪」
「フフフ……アハハ……」

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「みたいな？」
「ヤ、ヤダ……変な想像になっちゃったじゃない」
「あれれ？　でもシャーリーの予想が正しいならこれぐらいあり得るんじゃない？」
「カレンだって否定してたし！　それは無い！」
「それはどうかしらねぇ～」
　なかなかに残酷な妄想で友人を追い込む酷い女ソフィにシャーリーは涙目である。
「酷い！！　もしかして、今のはわざと？」
「うん♪　わざと」
「ソフィのバカ！！」
「フフフ……アハハハ……」
　シャーリーは笑い転げているソフィをジト目で見ていたが、何か仕返しを思いついたらしく彼女らしからぬ少し邪悪な笑みを浮かべる。
「でもなんだかんだ言っても、カレンはシンヤと一緒に休んでるだろうから。ルルは関係ないよね」
「な、なんでそうなるのよ！！」
「例えばーー」
　シャーリーは咳払いをして今度は彼女が主導でシュミレーション？　もはや寸劇？　を始める。