なまえ

各作品主人公と大体同じ年齢。
カントー地方にある、センキョウの森のトウゲンの里出身。現在はオーキド研究所で暮らしている。
ポケモン民俗学を専攻する傍ら、各地方を旅している。
ポケモン大好き。明るく優しく、屈託なく、冒険心旺盛。当たり障りのない性格だが、活動的で割と野生児。
何事もポケモン優先のため、自分を後回しにしがち。

ポケモンに好かれやすく、旅の中で多くのポケモンをゲットすることになる。ポケモンたちの希望を叶えるために手持ちが頻繁に入れ替わる。待機組はオーキド研究所で過ごしている。

里にいた頃は人間よりもポケモンと接する時間が長かった。

▼来歴
トウゲンの里では祖母と2人暮らしで、里人からは村八分にされていた。理由はなまえは聞かされていない。
とある新月の夜、祖母に「本当の祖母ではない」と告げられ、突然里から逃げるように言われる。何がなんだかわからないままなまえは里を脱出し、センキョウの森をさまよい、衰弱で倒れたところをオーキド博士に発見され、保護された。
自分が里から追い出された理由を知りたいものの、なまえ自身は里について何も知らず、またトウゲンの里や“かたりべ”は単なるおとぎ話とみなされており、全くと言っていいほど研究されていなかった。自分の生業である“伝承”を研究すれば、伝承の集まる地・トウゲンの里について何かわかるかもしれないと世界中の伝承について研究する決心をし、色んな地方を巡る旅に出る。旅先で伝承を集め研究しながらもバトルの楽しさを学び、ジムやリーグに挑戦していくことになる。

どの地方でもチャンピオンをうち破ってはいるものの、伝承の研究ができなくなるということで、チャンピオンの座はどこも辞退している。

▼センキョウの森
カントーのどこにでもつながるとまで言われる、巨大な森。背の高い針葉樹がうっそうと茂っており、地面まで太陽の光が届かない暗い森である。しかし非常に豊かな森であり、ポケモンがたくさん生息している。センキョウの森は、自然保護の観点から基本的に一般人の立ち入りは制限されており、研究者なども許可が必要である。

▼トウゲンの里
センキョウの森の中心にあると言われる里。実在は不確か。おとぎ話に時折登場する、不思議な里。
女性しか住んでおらず、基本的に男子禁制で、男性の出入りが許されるのは結婚式のときだけである。不思議と男児は生まれない。この里に住む女性は“かたりべ”、もしくは”森の住人”と呼ばれる。
なまえが覚えている限りだと、トウゲンの里は外部との接触を一切断っており、大昔の生活形態と現代化された機器などが混在している里で、外部の人間（特に男性）は決して里に入れないとのこと。

▼なまえの不思議な力
発作的に意識が遠くなることがある。なまえ自身はポケモンの声が聞こえるようになるが、人の言葉を理解できなくなる（程度は弱～強と様々）。
自分で制御できないし、いつ発作が来るかもわからない。
発作が起きてしまったら、なるべく人工物で囲み、ポケモンと距離をとり、人の言葉を聞くことが重要。