泡沫に恋をする

歴史上の人魚
上半身は人間で下半身は魚。人間の言葉は分かるものの上手く喋ることが出来ない。鱗は見る度に違った色に見える。人魚が流す涙は宝石として高値で取引されている。しかし人魚自体そもそもあまり涙を流さない生き物のため、人魚の涙を見かけることは稀。人魚の涙欲しさに人間たちが人魚を捕らえ、いたぶり、最終的には殺害するということが平気でよく行われていた。

隼…金持ちの変人。両親を早くに亡くす。大きな屋敷に(ほぼ)一人暮らし。執事の榊さんがお世話係で、他にも使用人が数名いる。
海…人魚。浜辺に打ちあがっている所を隼に助けられる。太陽が昇っている間のみ二足歩行できる。人間の言葉が話せる。
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