誰のもの?(Reno)
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「…なぁ、重たいぞ、と」
今日の夢子は変だ。
一緒に会社から帰宅してからずっと後ろから俺の腰に巻き付いている。
「今日は甘えたさんか、と」
「…レノは私のだもん。」
「どうした?何かあったか?」
「…レノってやっぱモテるんだなーって…嫉妬しただけ…」
そう言い腰に回してある腕にギューギューと力を込める。
おいおい何だこの生き物可愛すぎるぞ、と。
後ろから抱きしめられ夢子は俺の背中に顔を埋めているので顔が見えない。
夢子の顔が見たくて…
なんだかキスがしたくなって…
「顔、見せろよ、と」
「嫌。だって私今凄い醜い顔してる。」
夢子の腕を無理矢理引き剥がし、正面からぎゅっと抱き締める。
顔だけは見られまいと俺の胸に顔をギューギューと押し付けてくる夢子がとても可愛くて愛しくて。
あー多分俺は今死ぬほどニヤけてる。
「なぁ、ちゅーしたいぞ、と。」
心配しなくても俺は"夢子のもの"だと。
夢子に伝わるように夢子の唇にそっとキスを落とした。
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