君が僕を忘れないように僕が君を覚えている
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毛利さんに一先ず身元を調べてもらうこととなり応接用の椅子に腰かける。
蘭ちゃんとコナンくん(そう呼んでいいとのことで)は学校があるからそのまま登校してしまった。
「失礼ですがカバンの中身を見せてもらってもいいですか?」
間近に毛利さんに接して懇切丁寧な人だなってことはすごく実感してる。
私は言われた通りにカバンの中身を一つ一つ取り出す。
家の鍵、携帯、エチケットとしてハンカチとティッシュ、財布(中身はいくらか入ってた)とそう言えば前日の昼に勉強会があり、その資料が折りたたまれてる用紙。
くらいか。
「身元となるのは免許証、か…この資料は…」
資料で医療関係の者と想像したのか(あってるけどね)何かそう言う仕事をしていたとか?と聞かれたけどはぐらかした。
その次に知り合いの警部(目暮警部ですね)にこの事を伝えて身元を調べてみるといい電話をかけた。
それから30分ほどして見たことある警部さんとその部下2人がやってきた(他の案件とかいいのかな)
言わずもがな毛利さんと同じことをされるかと思ったけどそこは省略して毛利さんが話してくれた。
免許証から一先ず本部に戻って行方不明者ではないかを当たってくれ、と目暮警部が高木刑事に伝えて彼は署の方に戻ってしまった。
あれやこれやと言う間に色々聞かれたがほんとに米花町については(紙面上でしか)知らないし分からないの一点張りで通した。(そしてそれが信じてもらえた不思議ー)
あっという間に時刻はお昼。
お巡りさんも暇じゃないので警部達は周辺の聞き込みやらに行ってしまった。
取り残されたのは私と毛利さん。
どうしたものかと思っていると「昼飯にするか」と毛利さんから声をかけてもらったと思えば下のポアロに行こうと言い出した。
いや、いいの。安室さんのカフェ店員姿見れるとか実はポアロはどんなメニューがあるのかなっとかは気になったから。
「いらっしゃいませ、あ、毛利さんこんにちは」
平日の昼ということもあるためかお客さんは2組ほどしかいない。
空いている席に案内され座れば女の店員さん(梓さん)がメニュー表を渡してくれる
「こちらの方は?」
「あぁ…」
「おや、毛利さんと槙村さん」
とまぁ梓さんが私の存在が何かと問う前にタイミングよく?現れた安室さんがいた。
「なにかわかりそうですか?」
「まだなんとも言えんな…あぁ、彼女は今回そいつが依頼してきた人だ。そうだ、梓さんは彼女をご存知ないですか?」
と簡単な経緯と私を紹介する毛利さん。
じーっと私を見る梓さんはいえ、初対面です。と言葉を続けた後に榎本梓です。とにっこり笑顔で名乗ってくれた。
話が進まないのでメニューに目を通してかの有名なサンドイッチが目に入った。
が、今朝(不本意ながら)すでに頂いているため他に目についたパスタを注文した。
程なくして梓さんがパスタを持ってきた。
その前に「梓さん、お願いします」って安室さんの声が聞こえたからこれを作ったのは安室さんであってそれはそれはもう見た目がキレイだの…
思わずパシャと1枚写メに収めていただきますをした。
こういうの見ると残したくなるのよね…
「!美味しい♪」
「ありがとうございます。」
ニコリといつの間にか厨房からホールに来ていた安室さんに礼を述べられる
それから彼はそのまま厨房に戻ってしまった。
綺麗に盛り付けられたパスタをあっという間に平らげ(ほんとに美味しかった)ポアロをあとにする。
その後ポアロをあとにし毛利さんと米花町を歩くこととなった。
景色なんかをみて何か思い出すかもしれないのだと。
いや、思い出すもなにも初めての場所なんですけどね!
「なにか見覚えのあるものとか人とかありますか?」
「え…っと……いえ…」
ものすごく気まずいし申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
とりあえず聞かれたからには首を横にふって答える。
となるとここじゃないのか…と考え込んだりしてる毛利さん。
ああ、もう本当にごめんなさいーー!!記憶喪失なんて嘘ですと今すぐいいたい!
米花町探索をしていたらあっという間に時間が過ぎ夕方だ。
戻ってきた毛利探偵事務所で「力になれなくて申し訳ない」って頭を下げられる始末。
頭上げてください。こっちが申し訳ない気持ちでいっぱいですからァ!
「か、顔を上げてください…あの、私の方こそ貴重な時間を割いてもらってありがとうございます」
なにか思い出したことがあればいつでも言ってください。と紳士的なこと言われ返事一つした時に下の方から「ただいまー」と蘭ちゃんの声がした。
あれ、部活は?というツッコミはしない。なんせ安室さんに私の服の調達頼まれてましたもんね!
「こんにちはー!」
「どうも♪」
コンコンと階段をふたり分の足音がしたと思えば蘭ちゃんとともにおやや、この声に伴うカチューシャJKとボーイッシュなJKはもしや…
「あ、紹介しますね槙村さん、私の友達の鈴木園子と世良真純さん。これからのこと話したら二人も付き合ってくれるってことになって。」
良かったですか?と少しハの字に眉を寄せた蘭ちゃんに断れずはずもない。
自己紹介とともにお願いします。と一言礼をいう。
「あ、お姉さん!」
おっとここでコナンくんも登場だ!
これは嫌な予感がするぞ。
「コナン君、おかえりなさい」
「ただいまー」
「あ、私今からお買い物に行くこと安室さんに伝えてきます」
なにか探られそうな気がしてならない私はそれとなく理由をつけて一度事務所からでて下のポアロへ向かう。
カランと来店を告げるベルの音を聞きながら時間帯的にも混雑している店内に足を踏み入れる。
「いらっしゃませ、おや槙村さん、どうされましたか?」
あ、なんか普通に話しかけられて中の客(主に安室さん目当てだろうJKたち?)に軽く睨まれておずおずと話しかける(というか朝からこの時間までいるってことはフルなのか今日。そんなことそういえば言ってたような…)
「今から、蘭ちゃんたちと服を買いに行ってきます。ってことを伝えたくて…」
これを伝えたのには一応最初に拾ってくれたのが安室さん(降谷さん?)だからだ。
そしてここまで連れてきてもらった恩もあるし心配させたらダメだし(組織とかの関係者じゃないかと心配はされてそうだけど)伝えていたほうがどこにいるのか(逃走とかしないけど!)も分かるし…
「わかりました。あ、少し外で待ってもらえますか?」
そう言って安室さんは接客に戻る。
頭には?マークを浮かべながら数分滞在したポアロをでた。
いつのまにか蘭ちゃんと園子ちゃん、世良さん(と何故かコナン君)がおりてきていて、コナン君もついてくるの?と聞くとうん!と子供さながらな笑顔でうなずく。
それはどんな服を選ぶのか一緒にきてくれるのかな?それとも私の事を探るためかな??
ま、大方後者だろうけどね!
これは多分きっと事件のニオイがするぞ。
なにも起こらないといいけど…。
そんな心配をよそにしていればカランとポアロの扉が開く。
先程同様ポアロのエプロンを身にまとった安室さんだ。
「お待たせしました。先にこれ渡しておきますね」
「え……」
そう言って手渡されたのは薄い茶封筒。
渡され受け取ったそれには諭吉さんが数枚入っていた。
「!安室さん!これはいただけません!いくらかお財布に入っていたからそれで…」
「いくらか入っていたとしてもそれではこれからの生活に必要なものを買うにしては足りないでしょう?」
「でも……」
私の服のみならず生活用品も揃えていいという安室さんはなんて男前!
たとえ潜入捜査として甘い仮面をかぶって笑顔を振りまいていてそれでいてふとっぱらというか…
あ。公安警察のそれも指揮する立場の人だからそれなりにお金があるんですかね、でもそれって大事件の度にスプラッターにされるRX-7の修繕費に当てた方がよっぽど貴方のためですよ。
なんて口にはできないが思う。
「あぁ、それと服はどちらまで買いに?」
「それなら米花町デパートに行こうかと思います」
今度は蘭ちゃん達に向けて話しかけた安室さんは行き先を尋ねる。
ふむ、そっちの方は今日は行ってないぞ。
それだけ聞くと気をつけて。とニッコリ笑顔で送り出してくれた。
蘭ちゃんとコナンくん(そう呼んでいいとのことで)は学校があるからそのまま登校してしまった。
「失礼ですがカバンの中身を見せてもらってもいいですか?」
間近に毛利さんに接して懇切丁寧な人だなってことはすごく実感してる。
私は言われた通りにカバンの中身を一つ一つ取り出す。
家の鍵、携帯、エチケットとしてハンカチとティッシュ、財布(中身はいくらか入ってた)とそう言えば前日の昼に勉強会があり、その資料が折りたたまれてる用紙。
くらいか。
「身元となるのは免許証、か…この資料は…」
資料で医療関係の者と想像したのか(あってるけどね)何かそう言う仕事をしていたとか?と聞かれたけどはぐらかした。
その次に知り合いの警部(目暮警部ですね)にこの事を伝えて身元を調べてみるといい電話をかけた。
それから30分ほどして見たことある警部さんとその部下2人がやってきた(他の案件とかいいのかな)
言わずもがな毛利さんと同じことをされるかと思ったけどそこは省略して毛利さんが話してくれた。
免許証から一先ず本部に戻って行方不明者ではないかを当たってくれ、と目暮警部が高木刑事に伝えて彼は署の方に戻ってしまった。
あれやこれやと言う間に色々聞かれたがほんとに米花町については(紙面上でしか)知らないし分からないの一点張りで通した。(そしてそれが信じてもらえた不思議ー)
あっという間に時刻はお昼。
お巡りさんも暇じゃないので警部達は周辺の聞き込みやらに行ってしまった。
取り残されたのは私と毛利さん。
どうしたものかと思っていると「昼飯にするか」と毛利さんから声をかけてもらったと思えば下のポアロに行こうと言い出した。
いや、いいの。安室さんのカフェ店員姿見れるとか実はポアロはどんなメニューがあるのかなっとかは気になったから。
「いらっしゃいませ、あ、毛利さんこんにちは」
平日の昼ということもあるためかお客さんは2組ほどしかいない。
空いている席に案内され座れば女の店員さん(梓さん)がメニュー表を渡してくれる
「こちらの方は?」
「あぁ…」
「おや、毛利さんと槙村さん」
とまぁ梓さんが私の存在が何かと問う前にタイミングよく?現れた安室さんがいた。
「なにかわかりそうですか?」
「まだなんとも言えんな…あぁ、彼女は今回そいつが依頼してきた人だ。そうだ、梓さんは彼女をご存知ないですか?」
と簡単な経緯と私を紹介する毛利さん。
じーっと私を見る梓さんはいえ、初対面です。と言葉を続けた後に榎本梓です。とにっこり笑顔で名乗ってくれた。
話が進まないのでメニューに目を通してかの有名なサンドイッチが目に入った。
が、今朝(不本意ながら)すでに頂いているため他に目についたパスタを注文した。
程なくして梓さんがパスタを持ってきた。
その前に「梓さん、お願いします」って安室さんの声が聞こえたからこれを作ったのは安室さんであってそれはそれはもう見た目がキレイだの…
思わずパシャと1枚写メに収めていただきますをした。
こういうの見ると残したくなるのよね…
「!美味しい♪」
「ありがとうございます。」
ニコリといつの間にか厨房からホールに来ていた安室さんに礼を述べられる
それから彼はそのまま厨房に戻ってしまった。
綺麗に盛り付けられたパスタをあっという間に平らげ(ほんとに美味しかった)ポアロをあとにする。
その後ポアロをあとにし毛利さんと米花町を歩くこととなった。
景色なんかをみて何か思い出すかもしれないのだと。
いや、思い出すもなにも初めての場所なんですけどね!
「なにか見覚えのあるものとか人とかありますか?」
「え…っと……いえ…」
ものすごく気まずいし申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
とりあえず聞かれたからには首を横にふって答える。
となるとここじゃないのか…と考え込んだりしてる毛利さん。
ああ、もう本当にごめんなさいーー!!記憶喪失なんて嘘ですと今すぐいいたい!
米花町探索をしていたらあっという間に時間が過ぎ夕方だ。
戻ってきた毛利探偵事務所で「力になれなくて申し訳ない」って頭を下げられる始末。
頭上げてください。こっちが申し訳ない気持ちでいっぱいですからァ!
「か、顔を上げてください…あの、私の方こそ貴重な時間を割いてもらってありがとうございます」
なにか思い出したことがあればいつでも言ってください。と紳士的なこと言われ返事一つした時に下の方から「ただいまー」と蘭ちゃんの声がした。
あれ、部活は?というツッコミはしない。なんせ安室さんに私の服の調達頼まれてましたもんね!
「こんにちはー!」
「どうも♪」
コンコンと階段をふたり分の足音がしたと思えば蘭ちゃんとともにおやや、この声に伴うカチューシャJKとボーイッシュなJKはもしや…
「あ、紹介しますね槙村さん、私の友達の鈴木園子と世良真純さん。これからのこと話したら二人も付き合ってくれるってことになって。」
良かったですか?と少しハの字に眉を寄せた蘭ちゃんに断れずはずもない。
自己紹介とともにお願いします。と一言礼をいう。
「あ、お姉さん!」
おっとここでコナンくんも登場だ!
これは嫌な予感がするぞ。
「コナン君、おかえりなさい」
「ただいまー」
「あ、私今からお買い物に行くこと安室さんに伝えてきます」
なにか探られそうな気がしてならない私はそれとなく理由をつけて一度事務所からでて下のポアロへ向かう。
カランと来店を告げるベルの音を聞きながら時間帯的にも混雑している店内に足を踏み入れる。
「いらっしゃませ、おや槙村さん、どうされましたか?」
あ、なんか普通に話しかけられて中の客(主に安室さん目当てだろうJKたち?)に軽く睨まれておずおずと話しかける(というか朝からこの時間までいるってことはフルなのか今日。そんなことそういえば言ってたような…)
「今から、蘭ちゃんたちと服を買いに行ってきます。ってことを伝えたくて…」
これを伝えたのには一応最初に拾ってくれたのが安室さん(降谷さん?)だからだ。
そしてここまで連れてきてもらった恩もあるし心配させたらダメだし(組織とかの関係者じゃないかと心配はされてそうだけど)伝えていたほうがどこにいるのか(逃走とかしないけど!)も分かるし…
「わかりました。あ、少し外で待ってもらえますか?」
そう言って安室さんは接客に戻る。
頭には?マークを浮かべながら数分滞在したポアロをでた。
いつのまにか蘭ちゃんと園子ちゃん、世良さん(と何故かコナン君)がおりてきていて、コナン君もついてくるの?と聞くとうん!と子供さながらな笑顔でうなずく。
それはどんな服を選ぶのか一緒にきてくれるのかな?それとも私の事を探るためかな??
ま、大方後者だろうけどね!
これは多分きっと事件のニオイがするぞ。
なにも起こらないといいけど…。
そんな心配をよそにしていればカランとポアロの扉が開く。
先程同様ポアロのエプロンを身にまとった安室さんだ。
「お待たせしました。先にこれ渡しておきますね」
「え……」
そう言って手渡されたのは薄い茶封筒。
渡され受け取ったそれには諭吉さんが数枚入っていた。
「!安室さん!これはいただけません!いくらかお財布に入っていたからそれで…」
「いくらか入っていたとしてもそれではこれからの生活に必要なものを買うにしては足りないでしょう?」
「でも……」
私の服のみならず生活用品も揃えていいという安室さんはなんて男前!
たとえ潜入捜査として甘い仮面をかぶって笑顔を振りまいていてそれでいてふとっぱらというか…
あ。公安警察のそれも指揮する立場の人だからそれなりにお金があるんですかね、でもそれって大事件の度にスプラッターにされるRX-7の修繕費に当てた方がよっぽど貴方のためですよ。
なんて口にはできないが思う。
「あぁ、それと服はどちらまで買いに?」
「それなら米花町デパートに行こうかと思います」
今度は蘭ちゃん達に向けて話しかけた安室さんは行き先を尋ねる。
ふむ、そっちの方は今日は行ってないぞ。
それだけ聞くと気をつけて。とニッコリ笑顔で送り出してくれた。
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