夏休み
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*りんside*
裕「じゃあな」
観「全国大会、頑張って下さいよ」
柳沢「りんちゃん、また会おうだーね!」
『はい!また!』
聖ルドルフの3人に手を振って別れた。
夕食に誘ったけど、皆用事があるみたいだった。
杏「私もそろそろ帰るわね。ごめんね、行きたいんだけど…兄さんが夕食作って待っててくれてるみたい」
杏ちゃんは申し訳なさそうに言う。
『ううん、また今度来てね』
そう言うと、杏ちゃんは笑顔で頷いた。
手を振り杏ちゃんとも別れる。
桃「あ~腹減った!
俺は遠慮なくお邪魔するぜ」
『はい!』
リョ「…ちょっとは遠慮して下さいよ」
桃「んだと?いつもおごってやってるだろ!」
リョ「そんな覚えないんだけど」
2人のやり取りが面白くて、思わず笑ってしまった。
『でも…本当に、お邪魔じゃなかったですか?』
デート中だったなら、悪い事をしてしまった。
桃「何言ってんだ?あれは橘妹が勝手に言ってただけで…」
リョ「だからって、俺関係ないじゃん」
桃「う、うるせぇ!先輩命令だ!」
桃城先輩もお兄ちゃんも、デートだった事を知らなかったみたい。
(デート、かぁ…)
どんな感じなのかな。
いつか自分も、そんな事をする日が来るのだろうか。
ぼんやりそんな事を思っていると、お兄ちゃんが小さく溜め息を吐いた。
リョ「…りんは知らなくて良いよ」
『え!何で?』
リョ「何ででも」
どうしてなのかわからず首を傾げる。
いずれ゙デードを経験することになるのは、もう少し先の話。