マネージャー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
-日曜日-
青学へリョーマとやって来たりんは、テニス部の皆に自己紹介をすることになった。
大「皆、ちょっと集まってくれ」
大石の呼び掛けで、練習の手を止めて部員達は集まる。
『(うぅ…緊張する)』
大「今日からマネージャーをしてくれることになった、越前りんさんだ。土日の練習だけ来てくれることになった」
大石の紹介を受け、皆一斉にりんを見た。
『越前りんです!
あの、一生懸命がんばります!
よろしくお願いします』
りんはペコリと頭を下げる。
『桃城先輩、海堂先輩、よろしくお願いします!』
この前いなかった桃城と海堂に頭を下げた。
桃「おう!よろしくなぁ」
海「……頑張れよ」
『はい!』
りんは笑顔で話す。
周囲から拍手が沸き起こった。
堀「マジかよ!マネージャー?」
カツオ「でもりんちゃんでしょ?楽しくなりそうだね」
カチロー「そうだね」
リョ「……」
堀「越前どうしたんだよ」
さっきから黙りくるリョーマに対して堀尾は疑問に思った。
リョ「……別に。」
堀「さては越前、先輩達にヤキモチ妬いてんだろ?」
堀尾はニヤニヤしながら話す。
カチロー「ちょ、堀尾くん!」
堀「案外かわいいんだな~えちぜ…い、いて!」
後頭部にボールを受ける堀尾。
堀「何すんだよ、越前!」
頭を抑えて吠える堀尾をリョーマは軽くあしらう。
『?』
後ろの方で騒ぐ兄達を見て、りんは首を傾げた。
『えっと…ドリンクは…』
りんは慣れない手付きでドリンク作りに励んでいた。
『えっと、これで良いのかな』
人数分のドリンクを作り終わり、タオルも用意する。
ふと視線を動かすと、違う入れ物に入っている何かが目にとまった。
『何だろ…』
不思議に思い手に取って見ると、“乾”と大きく書かれていた。
『(乾先輩が作ったドリンクかな?)』
早く美味しいドリンクが作れるようになりたいりんは、少しだけ味見をしてみることにした。
しかし、それが間違いだった。
菊「りんまだドリンク作ってるのかな~?」
桃「それにしては遅すぎません?」
部室に入ったきり、なかなかなか出て来ないりんを部員は不思議に思っていた。
部室のドアを開けると、そこには…
菊「うわぁ!りん!?」
桃「どうしたんだ!?」
2人の視線の先には、床に倒れているりん。
その手には“乾”と書かれたドリンク…
菊「おーい誰か!!」
その後部員全員が駆けつけ、さらに大事になるのだった。