日常
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今日は、お兄ちゃんが1日お休みです!
朝目が覚めて、いつものように顔を洗う。
いつもと違うのは…
今日がすごく楽しみだということ。
-昨日の夕食中-
『お兄ちゃん、今日はお疲れさま』
リョ「うん」
『明日はお休みだから、いっぱい寝てられるね』
リョ「うん」
パクパク
リョ「……暇だから、どこか行く?」
『え、』
リョ「見たい映画あるんだよね」
『ほ、本当?』
リョ「うん」
『やったぁ!』
昨日の会話を思い出し、自然と頬が緩んだ。(変態じゃないよ!)
いつものように朝食を作り食卓に並べる。
お母さんと菜々子さんも起きて来て、後は寝坊助のお兄ちゃんとお父さんだけ。
2人を起こそうと階段に向かったら、玄関の方から声が聞こえた。
(お兄ちゃん?)
リョ「ちょっ親父!俺今日…」
南「ごたごた言うな青少年、行くぞ!」
抵抗するお兄ちゃんの腕を掴み、お父さんは外に連れ出した。
展開についていけなくて暫くぼーっと立ち尽くしていると、急にドアが開かれた。
南「じゃ、ちょっくら出かけて来る」
『え、お父さ…』
顔だけ覗かせてお父さんは行ってしまった。
倫「あの人ったら…」
菜「リョーマさんも大変ですね」
後ろからお母さんと菜々子さんの呆れた声が聞こえた。
(…お兄ちゃん)
朝の気分はどこえやら、お兄ちゃんの去っていったドアを見つめることしかできなかった。