妹と弟
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「準々決勝、聖ルドルフVS青学シングルス3を始めます!」
審判の声とともに、わぁっと歓声が飛ぶ。
りんは青学の皆と試合を見ていた。
裕「(兄貴兄貴って…
俺は俺だ!不二裕太だ!)」
リョ「ねぇ、あんた不二先輩の弟なんだって?」
裕「!!」
リョ「どっちの方が強いのかな」
『?』
リョーマの発した一言で、裕太が青筋を浮かべて怒りに震えていたなんて、りんは気付きもしなかった。
「「「出たーツイストサーブ!!」」」
しかし、リョーマが打った打球が裕太に簡単に返された。
超(スーパー)ライジングによって。
リョーマが反撃していたと思ったら、ツイストスピンショットで返されてしまった。
『(さっきの…!)』
リョーマは負けじと打ち返す。
打球の下へもぐり込んだと思ったら…
ボールが勢いよく跳ね上がりながら裕太のコートに入った。
リョ「ドライブB…」
一瞬静まりかえるコート。
「「「リョーマくんの、新技だ!!」」」
再び大きな歓声に包まれた。
リョ「別にあんたの兄貴だけじゃないだろ、強いのは」
裕「……」
リョ「俺は上に行くよ」
試合は、6-3でリョーマの勝利。
次のシングルス2も不二が勝利をおさめた。
こうして、青学はベスト4進出。
関東大会への切符を手に入れた。