関係
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
各学校がそれぞれ集まり、開会式が始まった。
参加校は東京から青春学園、氷帝学園、聖ルドルフ学院(観月・裕太)、山吹中(千石・亜久津)、不動峰(橘・神尾・伊武)
神奈川から立海大附属。
千葉から六角中(葵・佐伯・天根・黒羽)
大阪から四天宝寺。
各学校の部長(代表)や顧問を紹介し、次は手伝いの紹介をすることになった。
『(き、緊張する…)』
りんは普段それほど緊張するタイプではないが、大勢の生徒を目の前にしてカタカタと肩を揺らしていた。
「小坂田朋香です!よろしくお願いします。
あ、リョーマ様~!!」
朋香がリョーマに向かって元気良く手を振る姿を見て、りんは『すごいなぁ』と心から感心していた。
『(雪ちゃんも、絶対緊張しないよね。
そうだ、雪ちゃんどうしてるかな…)』
今は美術部で、コンクールに向けて合宿中だろう親友を思う。
『(この合宿のこと話したら、すごい色々言われそうだな…)「…ちゃん、」
桜「りんちゃん!」
『は、はい!』
りんがハッと気付くと、桜乃がキョトンとした顔でマイクを差し出していた。
桜「次、りんちゃんの番だよ」
『あ、うん』
慌ててマイクを受け取り、一歩前に出て目線を前に送ったが、
『(き、きき緊張するよ~)』
皆の視線が一斉に注がれ、恥ずかしくて顔が真っ赤になる。
不「クスッりんちゃん可愛いなぁ」
リョ「もの凄く挙動不審っスけどね」
手「…………」
今にも緊張で倒れそうなりんを、青学メンバーはハラハラしながら見守っていた。
『せ、青学のマネージャーの、越前「あ、りんやー!!」
声がした方を見れば、金太郎がピョンピョン飛び跳ねながら手を振っていた。
『(あ、金ちゃん)』
「おーいおーい」と大声で自分を呼ぶことを恥ずかしく感じながらも、りんは小さく手を振り返した。
白「金ちゃん、静かにし」
金「えーええやん別に~」
千「白石のゆう通りたい。皆見とるよ」
財「…めっちゃ戸惑ってるやん、あの人」
財前の言う通り、さっきよりも視線を注がれりんはあからさまに慌てていた。
『越前りんです。
い、一生懸命頑張りますので…よ、よろしくお願いします…!』
ペコリ頭を下げ、バビュンと勢い良く消えていった。
その光景を見ていた皆はというと…
仁「ク、クク…なんじゃアレ、面白いのぅ」
柳生「仁王くん、笑ってはいけませんよ」
岳「はは!りんおもしれー!」
跡「(…小動物)」
千石「ちょ、ちょっと何あの可愛い子!俺ど真ん中なんだけど!」
亜「うるせぇ」
様々な印象を与え、いよいよ合宿は始まった。