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*りんside*
大波乱の焼肉大会も幕を閉じ、勝敗は…恐くて聞けなかった。
支払いは氷帝の監督の榊先生がしてくれた。
竜崎先生、顔真っ青だったけど大丈夫かな…
(でも、楽しかったな)
皆とたくさん喋れて良かったと、今日1日を振り返る。
(昔のことも、思い出したし…)
白石さんの頬笑んだ顔が、頭に浮かんだ。
リョ「りん、楽しそうだったね」
隣で歩くお兄ちゃんが、食べ過ぎて苦しいのか少し顔を歪ませて言う。
『うん!焼肉久しぶりだったから。それにしても…男の人ってすごく食べるんだね』
あんなに食べれるなんて…焼肉の力ってすごいな。
リョ「りんも、忙しそうだったよね」
『ううん、平気だよ。皆優しくていい人だし…』
ニコニコ笑って言う私を見て、お兄ちゃんはハァと大きく溜め息を吐いた。
『お兄ちゃん?』
リョ「…鈍感」
え?と聞き返すより早く、再び溜め息を吐くお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんに?を抱きながら、長い長い1日は終わっていった。
リョ「…焼肉は、当分食べたくない」
『え?私はまた行きたいよ』