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*りんside*
決勝進出祝いの為、あれから「肉々苑」とゆう焼肉屋さんに来ました。
手「立海との決勝は会場の都合上、3日後に延びた。しかしここは油断せず「「かんぱ~い!!」」
皆満面の笑顔で乾杯をした。
『さ、最後まで私も精一杯頑張ります!』
不「(りんちゃん、良い子だな…)良いじゃないか。今日は決勝進出祝いなんだから」
少し落ち込む手塚部長の肩に手を置いて言う不二先輩。
菊「そーう!今夜は堅苦しい事言いっこなしなし!」
菊丸先輩はハムッと肉を口に運ぶ。
菊「あれ?おチビ、さっきからタレの方つけてないじゃん」
リョ「やっぱし塩の方がさっぱりしてて旨いっスね」
そう言えば、焼肉を食べに来たなんて何年ぶりだろうか。
小さい頃食べたきりだな…
菊「む~おチビのくせに生意気ーっ
りんは?タレ派だよね?ね!」
『ふぇ!?』
突然話を振られてビックリしたら、変な声が出た。
リョ「…りんは塩派っスよ」
お兄ちゃんが素っ気なく言い放つ。
私、そんな事言ったっけ…?
「そうなの?」と菊丸先輩に身を乗り出して聞かれ、返事に戸惑っていると…
桃「んだとゴラー!
男ならタレをジャブジャブだろうがぁ!!」
海「ウルセーんだよ塩っつったら塩だ!!」
こっちで既に揉めている2人。
更に不二先輩と手塚部長まで語り始め、ひたすらオロオロとするしかない。
1番は「肉汁」だと言う大石先輩(お奉行?)まで参戦し、何だか違う方向に盛り上がりつつある。
『わ、私…野菜を注文して来ますね!』
テーブルにボタンが付いていて押せば店員さんが来てくれるけど、何だか恐…大変そうだから、下まで言いに行くことにした。
『えっと…この野菜盛り合わせが良いかな…』
メニューを見ながらうーんと考えていると、店の外がやけに騒がしかった。
『あの、何かあるんですか?』
「実は今日、知り合いが監督をしているテニス部の皆さんが来ていて…」
お店の亭主が苦笑いしながら言う。
(テニス部?)
疑問に思い外に目を向ける。
その光景を見て、急いで店から飛び出した。
金「あー!りんやんかぁ!」
大きく手を振る金ちゃん。
そこには…流しそうめんをしている四天宝寺の皆さんがいた。
えっと…ここ駐車場だよね?…焼肉屋の。
白「りんちゃん、」
『あ、白石さん!』
ペコリ、小さく頭を下げる。
ユ「りんちゃん?白石さん?自分らどんな関係や!!」
(か、関係?)
どんな…
深く考える私を見て、白石さんが「秘密やんな?」と微笑みながら言った。
ユ「ほ~やっぱそういう事か」
『え!ち、ちち違いますよ…っ///』
真っ赤になりながら大きく手を横に振ると、
白「そんな否定されると傷つくなぁ…」
『!そ、そういうわけじゃなくて…えと、』
しゅんと悲しそうな表情になる白石さん。
今度は違う意味で、慌てて手を横に振った。
小「あら、めっちゃ可愛い子やね~」
ユ「な!小春、浮気かぁ」
小春、と呼ばれたその人は、私の目の前に立ちふふと頬笑む。
四天宝寺の皆さんに自己紹介をし、一緒に焼肉を食べる事になった。
…そこまでは良かったんだけど。
葵「りんさーん!」
『あ、葵さん?』
何故かお店の中には六角中がいた。
比嘉中までもが集まり…
跡「おいおい、何のパーティーだ?これは、」
襖の奥で、既に氷帝学園の皆が座っていた。
(えっと…?)
楽しい時間が、戦場になる予感がします。