芦矢ライムに愛されたい
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つ"かれ"た"…なんて女の子らしくない声をあげながら持っていたシャーペンを机に置き伸びをした。
机の上に置いてあるのは教科書とノート。ちなみに一番嫌いな英語だ。
「ほら後もうちょっとなんだから頑張りなよ」
「ライムくんのもうちょっとは信じられない」
「酷いなぁ」
成績下位者ーーどころではないが、まあそんな私が何故勉強しているのかというと目の前の彼に理由はあった。
いつも通りにテストの返却時に先生に言われた「次この点数取ったら赤点だぞ」の言葉に泣きながらライムくんに勉強を教えてくださいと頼み込んだのだ。
ちなみにライムくんとの最高点数差は100点。…もちろん私が0点でライムくんが満点だよ!!!!
「ほら何考えてんの、ボケッとしない」
「鬼…!!」
「じゃあもう教えないよ?」
「ごめんなさい」
自分より3歳も年下の子に私の扱い方がバレてる…。と聞こえないぐらいの声で言ったはずなのに「だってなまえは単純だからね」と言い返されてしまった。確かにそうだけど…。
もう一度シャーペンを握って問題を読む。
あっこれ前やったやつと文法一緒だ!!
「ライムくん!どう!?最後まで解けたよ!!」
「ちょっと見せて。ーーうん、正解。できるじゃん」
「えっほんと!?やっと自分で解け……!?」
途中で声が消えた。その理由は勿論彼にしか無いのだが。
ライムくんが褒めてくれた後に手を伸ばしてきたから赤ペンでも取るのかなと思ったら、その手はわたしの頭の上に落ち着いた。
「よく頑張ったね、偉い偉い」
優しい手つきで微笑まれながら撫でられたら照れるしかない。
人に頭を撫でられることなんて滅多にないーーしかもそれが好きな相手だとしたら。
「ら、ライムくん……恥ずか死んじゃう…」
「そんな簡単に死なないよ」
そう言いまだ撫で続けるライムくんにこれ面白がってない!?と小さく叫ぶと「バレた?」なんて言われてしまった。酷い!
「でもまぁ」
「?」
「またなまえの頭撫でたいから次も頑張って正解してね」
「ん!?????」
机の上に置いてあるのは教科書とノート。ちなみに一番嫌いな英語だ。
「ほら後もうちょっとなんだから頑張りなよ」
「ライムくんのもうちょっとは信じられない」
「酷いなぁ」
成績下位者ーーどころではないが、まあそんな私が何故勉強しているのかというと目の前の彼に理由はあった。
いつも通りにテストの返却時に先生に言われた「次この点数取ったら赤点だぞ」の言葉に泣きながらライムくんに勉強を教えてくださいと頼み込んだのだ。
ちなみにライムくんとの最高点数差は100点。…もちろん私が0点でライムくんが満点だよ!!!!
「ほら何考えてんの、ボケッとしない」
「鬼…!!」
「じゃあもう教えないよ?」
「ごめんなさい」
自分より3歳も年下の子に私の扱い方がバレてる…。と聞こえないぐらいの声で言ったはずなのに「だってなまえは単純だからね」と言い返されてしまった。確かにそうだけど…。
もう一度シャーペンを握って問題を読む。
あっこれ前やったやつと文法一緒だ!!
「ライムくん!どう!?最後まで解けたよ!!」
「ちょっと見せて。ーーうん、正解。できるじゃん」
「えっほんと!?やっと自分で解け……!?」
途中で声が消えた。その理由は勿論彼にしか無いのだが。
ライムくんが褒めてくれた後に手を伸ばしてきたから赤ペンでも取るのかなと思ったら、その手はわたしの頭の上に落ち着いた。
「よく頑張ったね、偉い偉い」
優しい手つきで微笑まれながら撫でられたら照れるしかない。
人に頭を撫でられることなんて滅多にないーーしかもそれが好きな相手だとしたら。
「ら、ライムくん……恥ずか死んじゃう…」
「そんな簡単に死なないよ」
そう言いまだ撫で続けるライムくんにこれ面白がってない!?と小さく叫ぶと「バレた?」なんて言われてしまった。酷い!
「でもまぁ」
「?」
「またなまえの頭撫でたいから次も頑張って正解してね」
「ん!?????」
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