はじめてのディストピア飯製造法 〜グレリン分泌中〜

 まずは主食。

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 見ての通り糊化させた片栗粉です。
このメニューを選んだ理由としては、地下澱粉特有の透明感にディストピア味を見出したからってのと、片栗粉の原料となるじゃがいもは育てるのに必要な水が他の穀物に比べて少ないらしいってのを知ったからです。ディストピアでは水は貴重品ってのは鉄板の設定ですからねぇ。

 作り方はご想像の通り。
片栗粉に水を入れて火にかけるだけ。濃度はまぁ、ゲル化するぐらいだからザッと10%ってとこですかね。
味もご想像の通り。
ただこれ、主食としては圧倒的に炭水化物が足りないんですよねぇ……。
いくら濃ゆいと言っても、白米やパンと比べたら水分の割合が多いのは言うまでもなく。水は貴重品のはずが本末転倒ですね。
もし茶碗1杯の白米と同じくらいの炭水化物を摂りたいなら、この糊化片栗粉を300g以上食べないといけません。
フードファイターのみが生き残れる世界ってこと!?
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