標的97 戦いの果てに
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ユニとγが消えると、全員が驚愕し、目の前が真っ白になった。
中には、顔が真っ青になっている者や、涙を流している者もいた。
「γ!!ユニーー!!」
その様子を空中で見ていたツナと白蘭も、顔が青ざめており、ユニとγが消えてしまうと、ツナは驚愕して叫んだ。
標的97 戦いの果てに
2人が消えると、ツナは焦って、2人の衣服とおしゃぶりが落ちたところへ降り立つ。
「ユニ…」
そして、ユニのおしゃぶりをひろいあげ、呆然とした。
「アルコバレーノが復活しないよ!!」
「いいや、炎はちゃんと注入されたぞ。ただ、まだ時間がかかる」
確かに、ユニはおしゃぶりを復活させようとしていたのに、まだおしゃぶりのままなので、フゥ太は疑問に思ったことを口にすると、リボーンがその疑問に答える。
「ねえ、ちょっと…何してくれてんのさ?」
ツナが地面に降りると、白蘭も地面に降り、恨みがこもった声で、後ろから、ツナに話しかけた。
「やっとみつけた、パズルの最後の一ピースが死んじゃったよ……。すべておじゃんじゃないか…。7³を覚醒させ、時空を超えた覇者になる僕の夢は…君達のくだらないお友達ごっこのせいで散ったんだ…。この意味が…」
白蘭は恨みがこもった表情になり、ツナを睨みつけ、恨みがこもった声色でしゃべっていた。
「わかっているのか!!!」
かと思うと、急に怒りの感情を露わにして、怒気のこもった表情と声色になる。
その時、ツナから強い炎が放たれた。
「ぬっ ぐあっ」
炎が放たれただけで、白蘭は圧倒され、上に吹き飛んでいく。
ツナはユニのおしゃぶりを地面に置くと、炎をまといながら立ちあがる。
「誰が、ユニを殺したと思っているんだ」
怒っているのは、ツナも同じだった。
「お前がこんな世界にしたから…ユニは…」
そして、怒りがこもった声で話しながら、ゆっくりと白蘭の方に顔を向ける。
「死んだんだ!!」
ツナは怒りに満ちあふれた表情をしており、ユニとγが死んでしまった悲しみから、目尻に涙を浮かべていた。
「オレはお前を許さない!!!白蘭!!!」
その怒りで、ツナの額の炎が大きくなった。
「んー?許さない?」
しかし、白蘭には、ツナが言ってることの意味が、理解できなかった。
「ほほーう。ぷくく!!」
そして、突然笑い出した。
「ハハハ。ナンセンスだよ!!君という人間はなんて茶番なんだ!!」
白蘭はまるで、ツナが言ってることがバカバカしいと言うように笑いとばす。
「あの娘に、装置としての強烈な意味を見出すのならわかる!!なんせユニは、僕が、全知全能フルオプション付きの神になるための、スーパーアイテムだったのだからね!!だが、ユニを、あたかも一人の女の子として扱い、尊び、ヒューマニズムで僕に盾突こうなんてのは、一時のホルモン分泌に踊らされた陶酔だよ。人のつくる、利己的な社会に生きる子供の答えとしては、5重ペケさ!!」
白蘭は、自分のユニに対する見方や、ツナに対するダメ出しをしながら、左手から強い光を放った。
「寄せ集めの偽善より、個人のドス黒い欲望や執着の方が強い。この世界はそうできてる!!」
光を放つと、足が沸騰でもしているかのようにボコボコになり、光を放っている手も、複数の箇所から、背中から出ている血のようなものと同じものがとびでていた。
更には、足からも、背中から出ている血のようなものが出てきて、根のように、地面にささった。
「白蘭の足から、根のようなものが!!」
「体を固定している!!この一撃でお決めになるつもりだ!!」
何故、白蘭が足からそんなものを出したのか、桔梗にはわかった。
「…オペレーションⅩ……」
ツナもまた、白蘭と決着をつけるため、X BURNERを撃つ時の合図を出した。
「!!」
「ツナも、X BURNERで受けて立つ気だ!!」
「これで決着が…」
白蘭だけでなく、ツナも次の一撃で決める気なのだというのが、魅真、獄寺、山本にもわかった。
「まったく無意味なことをしてくれた!!あのおしゃぶり付きの人形は、僕に最高のオモチャを与えてくれたのに!!」
そして、光が放たれた白蘭の手からは、血のようなものと炎が、螺旋のようにうずまいた炎の玉が出てきた。
「それ以上、ユニを侮辱するな!!白蘭、お前だけは!!」
ツナがそう言った瞬間、双方から強い光が放たれ、結界が壊れだした。
「うわ!」
「すごい炎だわ!」
「結界がやぶれる!!」
そのすごい力に、魅真達は圧倒される。
「消えろ!!!」
「くらえ!!」
ツナと白蘭は、同じタイミングで、技の準備ができた。
「らああああ!!!」
「うおおおお!!!」
白蘭は、血のようなものと炎がうずまいた炎の玉を、ツナはX BURNERを撃った。
お互いの技はぶつかりあい、2人の間で力が拮抗した。
だが、それも一瞬のことで、ツナのX BURNERが勝ち、X BURNERの炎は白蘭の技を打ち破り、白蘭を包んだ。
「うぎゃあああ!!!」
白蘭は、炎の中で悲鳴をあげた。
それと同時に、大学時代のことを思い出していた。
それは、修道女のような格好をした、2人の女性が、ある日突然やって来て、大空のマーレリングの適応者をみつけたと、白蘭に告げた時のことだった。
突然やって来た、妙な格好をした女性に、妙なことを言われたが、白蘭は笑い、こんなバカげた出来事をまってたと言った。
白蘭には、こうなることがわかっていたのだ。
普段の白蘭は、人間をやってるのに、違和感ありまくりで、どこを見ても、人も社会も、景色に見えるだけだった。
それが、少し前にパラレルワールドに飛んで、自分はゲームにとりこまれた「意識」にすぎないと、確信したのだという。
その後に、マーレリングを手に入れる覚悟はあるかと女性の1人に問われると、この世界をより楽しむキーアイテムならぜひ欲しいと、マーレリングを受け入れた。
そして、大量殺戮や戦争や世界征服をやるかもしれないが、お咎めはあるのかと聞くと、一切ないと答えた。
その女性は、あのチェルベッロだった。
そう答えた後に、チェルベッロは、白蘭の言うゲームにたとえるなら、あと2人のプレイヤーが在ることをお忘れなくと、白蘭に告げた。
けど白蘭は、それすらも楽しんでいた。
「うぎゃああ!!!」
思い出していたのは、マーレリングを受け取った日のこと…。
その時の出来事を思い出しながら、白蘭は叫び声をあげる。
「(別に、人間が嫌いなわけじゃない…。人と接して、胸がくすぐったくなったり、ジーンと熱くなったりもできるんだ…。後ろ向きなわけでもないよ……。面白いこと探すのは得意だし、楽しいことには、全力でがんばっちゃうからね…。……でも…。なんか、この世の中は、しっくりこないんだ…。わかってくれるよね…。ここ…気持ちわるくない?)」
白蘭はだんだんと体が燃えていき、消えゆく瞬間、ツナに目を向ける。
「(ハハハッ。その目は、そんなこと、これっぽっちも思ってないな…)」
ツナの目を見ただけで、白蘭は、自分が思っていることは、ツナは思っていないのだとわかった。
「(まったく。まぶしいったら……)」
体はほとんど燃えてしまい、手もなくなり、マーレリングが指からぬけ落ちた。
「(完敗だよ)」
白蘭は負けを認めた。
もう、体はほとんど燃えてしまったのに、それでも白蘭は笑っていた。
そして、負けを認めた次の瞬間、白蘭はチリとなった。
白蘭がチリとなると同時に、X BURNERの炎も消え、技の影響で、辺りに煙が舞い、地面はえぐれていた。
炎が消えた後も、空中では、白蘭だったものがまだ残っていたが、すぐに跡形もなく消えていった。
その姿を見た正一は、ショックを受け、顔をゆがめ、目を見開いた。
確かに、白蘭を倒すことを望んでいた。
それこそ、自分自身の命と、ひきかえにしてもいいくらいに……。
だが、今目の前から消えた男は、敵でもあったが、大学時代は確かに、自分の親友でもあったのだ。
白蘭が消えていなくなると、保持者を失った大空のマーレリングは、小さな金属音を立てて、地面に落ちた。
マーレリングが落ちると、ツナはX BURNERの構えをとき、息を吐く。
「白蘭様!!」
白蘭が消えてしまったので、桔梗はショックを受けた。
一方で、元部下で親友だった正一は、どこか暗く、複雑な表情をしていた。
「か…」
「勝ったぜ!!」
「白蘭を倒したわ!!」
「うおお!!」
「沢田殿!!」
けど魅真達は、ツナが白蘭を倒したことを喜んでいた。
「やりましたね!!」
「勝ったぞーー!!!」
「ツナ君!!」
「ツナさん!!」
とうとうツナが白蘭に勝ったので、ヴァリアー以外の、一部をのぞいたボンゴレの者達は、みんなツナのもとへ駆け寄っていった。
「う…」
ツナは気力を使いはたし、ハイパーモードがとけ、前に倒れた。
「10代目!!」
「ツナ君!!」
「おい。大丈夫かよ、ツナ!!」
だが、そこを魅真、獄寺、山本が支える。
「よくやったな、ツナ」
「…で……でも…。γと…ユニが…」
白蘭を倒したのはいいが、倒すために、大きな犠牲をはらってしまったので、勝ったといっても、とても複雑だった。
「姫…。アニキ!!」
「こんなのってありかよ~~!!」
野猿と太猿は、ユニとγの衣服と、アルコバレーノのおしゃぶりの前で涙を流し、声をあげて泣いていた。
2人が泣いてるのを見ると、思い出してしまった京子とハルはまた泣いてしまい、ビアンキは2人をなだめるように抱きしめる。
「γとユニだけじゃない……。この戦いは、多くの人が傷つきすぎたよ…」
ユニとγ以外にも、大勢の人間が殺されてしまい、たくさんの犠牲が出てしまったので、とてもやるせない気持ちだった。
「ぐはっ」
その時、人を殴る鈍い音とともに、桔梗のうめき声が聞こえた。
「ししし。てめーのボスはくたばっちまったぜー」
「ぐあ!」
「次は貴様の番だ」
「殺され方の希望とかあれば聞きますけどー」
それは、レヴィが桔梗を殴った音と、レヴィに殴られた桔梗の声だった。
桔梗は殴られたせいで、口から血を吐き、仰向けに倒れた。
「ちょっ、何をしてるの!?もう、これ以上の犠牲者はいらないよ!!」
敵といえども、誰かが傷つくのを見たくないツナは、ストップをかける。
「こんなカスをかばってどうする気だ。こいつは、殺ししかできぬ怪物だぞ!!」
「それはちがう…。彼らは元々一般人だ…」
レヴィは桔梗を危険視するが、そこへ正一がツナ達のもとへ歩いてきて、レヴィが言ったことを否定する。
「え!?」
「なぬ?」
「一般…人…?」
桔梗の意外な正体に、魅真もツナもレヴィも驚いた。
「入江正一…」
正一が来ると、桔梗はその体勢のまま、正一を強く睨みつける。
「僕は、ミルフィオーレの幹部時代に、強力な人材を引きいれるため、世界各国の、マフィア・軍人・殺し屋・学者、全てのデータをチェックしていたが、彼らを見たことがない。考えられるとすれば、リストアップされない、一般人だということだ…」
「……ハハン…」
正一が、何故桔梗が一般人だと思ったのか説明すると、桔梗は笑いながら、体を起こした。
「一般人とは……安い言われようですね…。我々は、世が世(パラレルワールド)なら、各分野で、天下を取った人間だ!!」
そう言った時の桔梗の顔は、怒りの感情で満ちていた。
「だが、この世界では、くだらぬ不運により、それは叶わなかった……。白蘭様は、そんな我々の憤りを、力に変えて下さったのだ!!」
白蘭は悪だった。
だが、桔梗達真6弔花は、確かに白蘭に人生を救われ、活躍できる場所を与えてもらっていた。
例え悪魔だと思っていても、確かに桔梗達は、白蘭を心から慕っていたのだ。
桔梗の心を知ると、魅真、ツナ、正一は、とても複雑な顔をした。
「黙れ」
その時、XANXUSは桔梗のこめかみに銃を押しつけると、桔梗を撃った。
「「キャア!!」」
そんな悲惨な光景に、そういうのになれていない京子とハルは悲鳴をあげ、リボーンは小さくため息をつく。
「XANXUS!!」
「っるせえ!!」
ツナは、注意するようにXANXUSの名前を呼ぶが、XANXUSは悪態をつくだけだった。
「はーい。大丈夫よ~♪」
「ししし」
「命は私がつなぐわ~~」
「…」
銃で撃たれた桔梗は、頭から煙が出ているほど重傷だった。
敵ではあるが、助けてくれるようで、ルッスーリアは桔梗の脇を抱えて立ちあがらせると、待機している、匣兵器のクジャクの前につれていく。
ツナはその様子を見ると、ほっとして気がぬけたのか、ふらついて後ろに倒れ、尻もちをついた。
「ツナ!」
「ツナ君!」
「うう……。この戦いで、たくさんの人が傷ついて…。山本のお父さんも、他のパラレルワールドでも…多くの人が死んじゃって…。勝ったは勝ったけど…もう、こんなメチャクチャで……。本当に……勝った意味なんてあったのかな…?」
「ツナ…」
どうにもやるせないツナは、まだ納得できていない様子だった。
白蘭を倒すまでに、犠牲者がたくさん出てしまったからだ。
「大ありに決まってんだろ、コラ!!!」
疑問を口にすると、その時、コロネロの声が聞こえてきた。
「つっ あちっ」
「なんだこりゃ!?」
声がした後、野猿と太猿の前にあるおしゃぶりから、まばゆい光とともに、見覚えのある人物達が出てきた。
「よくやったな、沢田!!コラ!!」
「この声!!」
声がすると、よく知っている声に、ラルは過剰に反応をした。
目の先には、リボーンとユニ意外のアルコバレーノ達が立っていた。
彼らが復活したのだ。
「コロネロがいる!!…ってことは!!」
「アルコバレーノが…」
「「ついに復活したのか!!」」
「赤ちゃんがいっぱい!」
「どこのベイビーちゃんですか!?」
「あれが、7³の一角のおしゃぶりをもち、7³を監視する役目をもつ、最強の赤ん坊、アルコバレーノ。リボーンの旧くからの知り合いでもあるわ」
「マーモンめっけ♪」
「師匠!!」
「コロネロ…」
「ししょ!!」
アルコバレーノが復活したので、ベル、了平、ラル、イーピンは、とてもうれしそうにしていた。
「てめーらおせーぞ」
アルコバレーノが復活したことで、リボーンのおしゃぶりが光り、また、ようやく復活した彼らに、リボーンは文句を言っていた。
「なにを、リボーン!!…センパイ…」
「まーまて、スカル。コラ!」
「本当にみんな赤ん坊だ…」
リボーンが文句を言うと、スカルは文句を返すが、途中で気が小さくなり、小さな声でセンパイとつけ足した。
またツナは、コロネロ、スカル、マーモンは面識があるが、他の2人は初めて会うので、全員が赤ん坊だということに驚愕していた。
「事情はすべてわかってるぜ。おしゃぶり状態のオレ達に、ユニが炎を通して教えてくれたからな」
「ユニが?」
「ええ。ユニは、白蘭が倒された場合、世界にどのような影響が起きるのかも、我々に教えてくれました。白蘭が倒された今、持ち主を失ったマーレリングの力も、無効化されました。それにより、白蘭が、マーレリングによって引き起こした出来事は全て…全パラレルワールドの、あらゆる過去に遡り、抹消されるのです」
「つまり、白蘭のやった悪事は、昔のことも、きれいさっぱり、跡形もなくなるんだぜ、コラ!!」
「え!?そ…それって…ミルフィオーレに殺された人達や、山本のお父さんも!?」
「恐らく、死んだこと自体が、なかったことになるだろうな」
「!!」
今までに、ミルフィオーレファミリーに殺された人達のことを気にしていたが、風やコロネロの話を聞いて、ツナはほっとした。
「「「わーー!!」」」
「オヤジが…」
「よかった…」
ツナだけでなく、京子も、ハルも、ビアンキも、クロームも、山本も、魅真も、了平も、獄寺も、ランボも、みんながうれしそうにしていた。
雲雀も、見るからに喜んでいる…といった雰囲気ではないが、ほっとしてはいるようだった。
「ちょ…ちょっとゴメンよ。水をさすつもりはないんだが…そんな、時空の法則を無視したことが、起こりうるのかな…。計算が合うのかな?なんて…。アハハハハ」
「愚か者め。7³の起こす現象は、人知を遥かに超えているのだ。人間が、コンピューターでピコピコ計算している内は、答え合わせなど無意味なのだよ。7³を語るに限っては、現在の我々の持ち合わせる言葉では、「奇跡」か、「何者かの意志」が、いまだ適当なのだ」
「は…はあ…」
「(なんか、あの赤ん坊…老けてる…) あ。…でも、また白蘭みたいな奴が出てきて、マーレリングを使いだしたらどうしよう…」
ヴェルデにうまくまとめられたが、もう一つ思い浮かんだ疑問を、ツナはアルコバレーノにぶつける。
「それを防ぐために、ユニは、命をかけたのです」
「え!?」
「ユニは、自分のおしゃぶりに宿した"命の炎"を、復活した、我らアルコバレーノ全員の最大奥義により、永久発火させ、過去の…つまり、あなたの時代のマーレリングを、永遠に封印させるつもりです」
「過去のマーレリングを…封印?……そんなこと…」
「ユニは、その奥義をオレ達に託したんだぜ」
「彼女は命がけで、永遠の平和をつくろうとしたのです」
「ユニのやつ…。"平和な過去"へ帰れるって言ってたもんな」
ユニは昨日の夜、ツナ達に、平和な過去へ帰れると…確かにそう言ったのだった。
しかし、その平和な過去へ帰るために、ユニとγを犠牲にしてしまったので、ツナはやはり、複雑な顔をしていた。
「(ユニ…。ありがとう)」
けど、いろいろあったが、これで本当に、平和な過去に帰れるので、ツナは空を仰ぎ見て、うれしそうに笑いながら、ここにはいないユニにお礼を言った。
「さあ!今度は君達の願いを叶える番だよ!」
「あっ」
そこへ、今度は正一が、ツナに声をかけた。
「…そ…そっか!!」
正一に促されると、ツナは、ここに来た時の目的を思い出した。
「ツナ君!!」
「沢田!!」
「10代目!!」
「ツナ君!」
「ツナさん!」
魅真達がツナに声をかけると、ツナはうれしそうな顔でうなずいた。
「過去へ帰ろう!!」
ツナ達の願い…。それは、過去に帰ることだった。
白蘭がいなくなったので、ようやく過去に帰ることができる。
ツナ達の顔は、とても晴れ晴れしく、またうれしそうな顔だった。
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